一般的にストレスが主因で極度の便秘や激しい下痢、おならが頻繁に出るなどの症状で悩ませられるのが過敏性腸症候群です。何度もトイレに駆け込んだり、トイレのない電車やバスなどの乗り物への乗車には常に不安が伴ったりするので、生活の質が著しく低下している方が多いようです。
主な原因はメンタル的なストレスですが、付随的に飲食面との関係性、環境面との関係性なども複合的な原因になっています。多くの患者様はそのような原因となるストレス情報をできるだけ避けるように努力をされ、メンタル面を安定させるための薬物療法も受けているようです。
ファミリーカイロで使っている心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)では、メンタル面だけでなく、飲食面、環境面も含めて、どのような「ストレス情報」が自律神経系に影響を及ぼしているのかを生体反応検査によって段階的に調べます。
自律神経系に誤作動を生じさせている刺激情報(ストレス)や飲食面や環境面に関係する刺激情報が明確になり、施術回数を重ねるごとに症状が改善されている方が多いです。この過敏性腸症候群もパニック障害などと、発症のメカニズムは同じです。
「心(脳)と身体との関係性」、さらには「意識と無意識との関係性」による誤作動の学習記憶による問題ですので、誤作動のパターンを明確にし、その誤作動を消していけば、段階的に改善していきます。新しい学習記憶が脳に上書きされることにより、ストレス情報に過敏な体質から、適応性、柔軟性のある体質へと変化していきます。
過敏性腸症候群の特徴として、慢性化している患者様が多く、原因も多岐にわたります。そのため、症状を創り出す誤作動も複雑に学習記憶されていますので、ある程度の治療回数は必要です。しかしながら、決して治らない病気ではありません。本質的な原因を探求しながら、段階的に治していきましょう。安心してご相談ください。
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