起立性調節障害の施術例&コラム
起立性調節障害の改善
起立性調節障害は、小学生から中学生に多く、めまいや立ちくらみ、朝起床困難、気分不良、倦怠感、頭痛など自律神経系の症状を訴える子供が病院で診断を受けて初めてわかることが多い。いわゆる自律神経失調症のひとつと考えられている。特徴として、起立や座位で脳血流が減少し、思考力と判断力が低下する。
起立性調節障害(8歳の女の子)
8歳の女の子が、頭痛と首の症状を訴えて来院。頭痛は毎日のようにあり、首の症状は土曜、日曜、月曜日にかけてあるという。9か月ほど前に立ちくらみで急に倒れて大学病院を受診。起立性調節障害の診断を受ける。
起立性調節障害とは、自律神経系の機能異常により、代償機構が障害を起こし、血圧が低下し、脳血流や全身への血行が維持されなくなり、立ちくらみやふらつきが起こったりする。