膝の痛みを訴えてファミリーカイロに来院される患者様は、大きく分けると、スポーツ、ケガ、事故などを原因とする急性の痛みと、特に原因が分からずに膝の痛みが生じた慢性的な痛みに分かれます。
年齢的には、小児から高齢者まで幅が広く、スポーツを活発に行っている小学生や中学生が、オスグット・シュラッテル病、タナ障害、ジャンパー膝、ランナー膝などと診断された方も多くいらっしゃいます。
病院で安静を指示された方がほとんどですが、数か月も安静にしたままだと、目標にしてきた試合にも出られなくなるので、ぜひ早く治したいという期待で来院されます。ファミリーカイロではそのような要望にできるだけお答えできるように早期に復帰できるように施術を行っています。
西洋医学的に診断すれば、靭帯や腱、軟骨などが傷ついて炎症を起こしているので安静にするということになります。しかしながら、それは結果であって、痛みや症状の本質的な原因ではないので早期の回復は望めません。
元になる本質的な原因は人それぞれですが、肉体的な原因は「バランスの悪さ」です。ここでいうバランスとは目には見えない微妙な神経系、筋肉系のバランスのことを意味しています。運動をする際の神経系、筋肉系のバランスがうまく調和できていないので、関節に異常な負荷がかかり、靭帯や軟骨などに炎症が生じてしまうのです。
本質的な治療を施す際には、靭帯、腱、軟骨が傷ついたり、炎症を起こしているかどうかということよりも、それを引き起こしている神経系、筋肉系のバランスに注目することが必要です。さらに必要に応じて、神経系、筋肉系のバランス異常を生じさせるメンタル面との関係性も検査して施術することが必要になります。
大切なのは安静や筋肉強化ではなく、神経系、筋肉系のバランス調整です。そのバランス異常が慢性的に継続すると、靭帯、腱、軟骨に負担が生じ、さらには骨の変形へと進行していきます。症状が出だしたら早めに筋肉系、神経系のバランス調整をすることが大切です。
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