こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

「肯定的感情」が及ぼす影響

familychiro 6 月 11th, 2010

日々進化する臨床研究の中で、また、最近、新たな研究成果が得られたのでそのことにワクワクしている今日この頃です。

ニューロパターンセラピーにおいて、アンバランス(緊張)パターンを検査する際、多くの場合、その背景に「潜在的な感情」が絡んでいることがほとんどです。

現在、「潜在的な感情」を簡便に特定するためのチャートを作成し、研究を進めています。その研究を始めてまだ数週間ですが、そのチャートのよる検査法にワクワクしている最中です。

この感情分類のチャートを使うと、検査もスムーズになり、イメージが苦手な患者さんででも、術者がその感情の情報をイメージすることで施術が可能になります。

この手法は、数年前に行っていた手法に類似していますが、このチャートとニューロパターンセラピーの振動刺激を組み合わせることで、より早く効果が出せるようになりました。

また、この感情分類チャートを使っての臨床研究でもう一つの発見というか、気づきは、「肯定的感情」で反応を示す患者さんが意外に多いという発見です。

今日来院された患者さんも、足の違和感の原因を検査してみると、「喜び」という肯定的な感情がアンバランスパターンを生じさせていました。

患者さん曰く、勉強できることに対して、いつも「喜んで」いなければならないと心がけており、今、本当に勉強ができるこを心から喜んでいるとのこと。

とてもポジティブな感情であり、このような感情が身体に影響を及ぼすのかと疑問に思う方いるか知れないが、恐らく神経系のエンジンが掛り過ぎた状態で、自律神経系の交感神経が過剰な状態にあり、筋肉の状態をアンバランスにさせていたのだろう。

その感情パターンを応用しての施術後は、症状が改善されました。これ以外にもたくさんの改善例があるので、その発見には確信をもちワクワクしております。

症状の改善もうれしいことですが、このチャートで検査をすると案外ポジティブな感情で反応を示すことが多いということ自体が、大きな発見だと感じています。

以前から、ポジティブな感情も身体に影響を及ぼしていることうことは検査反応で分かっていましたが、身体に影響を及ぼすのはネガティブな感情だと思い込みがあるせいか、ネガティブな方ばかりの検査をしていたような気がします。

今後はこの感情チャートによるポジティブな感情の検査反応によって、検査がスピーディーになり、また施術法に幅が広がり、多くの施術者が簡便に使いやすくなったように思えます。

この手法は、次回のニューロパターンセラピーの研究会でご紹介できればと考えております。次回の研究会に参加される先生方は楽しみにされて下さい。また、進化しているかもしれません。

追記:ちなみに、私の頭が重い症状をスタッフに診てもらうと、この新たな臨床研究による発見にワクワクして希望に満ちていることが、頭重感の原因になっていました。ワクワクもほどほどの方が健康には良いようです.;-)

「未来への質問」

familychiro 6 月 3rd, 2010

体に影響を及ぼす、学習パターンの一つに、「未来への不安」があります。その潜在的な未来の不安は、慢性的な咳や不眠、肩こり、腰痛など様々な症状に関係していることが多いようです。

もしも、その不安が、漠然とした遠い未来の不安である場合、唐突な質問に聞こえるかもしれませんが、あえて、「何歳ぐらいで亡くなりたいですか?」というようなダイレクトな質問をさせてもらうことがあります。

「死」に対して、話したり、考えたりすることがない患者さんにとって、突然の質問になるかもしれません。ある40代の患者さんは、「60歳ぐらいでいいかな・・・」と答えていました。70代後半の元気な患者さんは、「80歳ぐらいですかね・・・」などと答えていました。

多くの患者さんの答えは、平均年齢よりも下回っていることが多く。その年齢で亡くなるためには早く病気を創らなければ死ねないような年齢であることが多いようです。

そのような場合、冗談交じりに「そうすると病気か事故でないと死ねないですね・・・」と言うと、患者さんは笑いながら「まあ、そうですね・・・」と答えてくれます。

また、亡くなる希望年齢が平均寿命よりも上である場合、患者さんに「どのように亡くなりたいですか?」という質問をさせてもらいます。

「苦しまないでコロッと死にたい・・・」とういう答えが多いようですが、その場合、「脳梗塞などの循環器系の病気か、即死に近い大きな事故になりますね・・・」と冗談交じりに話をします。

そこで、「実際に、眠るように亡くなるおじいさんやおばあさんもいらっしゃるようですけど…」というようなお話をさせてもらうと、多くの患者さんは眠るように亡くなるという選択肢を選らばれます。

現在の情報化社会では、テレビ番組やニュース、インターネットを通じて、様々なネガティブな病気に関する情報が溢れ、意識的にも無意識的にもその情報が脳にインプットされます。

そして、知らず知らずのうちにサブリミナル効果によって、マインドコントロールされ、老後は病気になることが当たり前かのように錯覚して、脳は、病気になるようにプログラム化され、身体は自動操縦のように病気への道をたどっているようです。

このように多くの患者さんの潜在的なパターンを診させていただくと、人ごとのように知らず知らずに入ってくる一般情報は、本当は恐ろしく悪影響を及ぼしているだろうと感じさせられます。

基本的にこのようなネガティブな情報が溢れている社会においては、「明るい未来」を作らなければ、知らず知らずのうちに「暗い未来」になります。

「明るい未来」を作るということは、想像力を働かせるということなのですが、その想像力が簡単に働く人がいる一方で、苦手な人もいます。

本来は、想像することで、失うものや、制限されるものはなく、作り話のように自由に作ることはできるはずなのに、明るい未来を想像すること自体が抵抗をある人も少なくはありません。

その抵抗にはそれぞれにそれなりの理由、動機づけがあるようです。その抵抗を紐解いていくと未来の想像を徐々に明るくすることはできます。

暗闇の中のジェットコースターやウォータースライダーに乗ったことがありますか?先が見えていても怖いの乗り物ですが、暗闇になるとその怖さは倍増します。

先が見えないということはとても怖いものです。先のことは誰も分からないということは一般的な認識ですが、だからといって先のことを想像しないでいると暗闇のジェットコースターやウォータースライダーのようにさらに怖くなります。

想像はいわゆる作り話です。その作り話を想像するだけで、脳には新しい柔軟な神経回路が構築され、未来への感じ方を変えることができるのです。

また、一度作った想像は、いつでも書き換え可能です。暗い未来を想像するのも、明るい未来を想像するのもあなた次第です。

ゲーム感覚のように明るい未来の想像を作って楽しんでみましょう。

「恋愛観」と「結婚観」

familychiro 5 月 26th, 2010

最近、ある症状に絡んだアンバランスパターン(緊張パターン)を検査していると、自己否定から評価、そして、恋愛観や結婚観に関連する価値観に行き着いた。

恋愛観や結婚観に関してもとても大切な「気づき」になったのでご紹介したい。

「あなたは何のために恋愛しますか?」、あるいは「何のために恋愛をしていますか?」、または「あなたは何のために結婚しますか?」あるいは、「何のために結婚しましたか?」という質問に対して、あなたはどのように答えるでしょうか?

その患者さんは、「自分自身を認めてもらうために・・・」「包容力で包み込んでもらうため・・・」というように答えていた。しかし、神経反射検査ではアンバランスな反応が示されていた。つまり、自己矛盾があるのでしっくりこない状態。

他に何かしっくりくる回答は無いかどうかを尋ねてみると、患者さんから助言を求められたので、あえて感想と意見を言わせてもらった。

「『恋愛』や『結婚』によって何かを『得たい』というように聞こえましたがどうですか?」

その感想にすぐに気付かれたようで、笑いながら、そうですね・・・「得る」ものばかりを求めていますね・・・

恐らく、お互いに「得る」ことばかりを期待して、恋愛や結婚をすると、その期待に反してしまえば恐らくうまくいかないだろう。また、最初はその期待に相手が答えてくれたとしても、そのことに慣れてしまうと、そのことが当たり前になってしまい、「有難い」とか「感謝」ということを忘れてしまうのが人間の弱点でもある。

また、最初は相手に満足してもらうために、お互いに相手の期待の沿うような行動をとる傾向にあるが、「得る」ことばかりが優先し過ぎると、損得勘定がうまくかみ合わなくなり関係性が悪くなるとう例も少なくはないだろう。

恋愛や結婚の基本は、何かを互いに「与え合う」いうことが前提条件にないと、互いが何かを「得る」ということばかりが優先し過ぎると破綻してしまうだろう。

恋愛や結婚が末永くうまくいく例は、見返りを求めず、互いに「与え合う」ことに喜びを感じられるカップルではないだろうか?

「与える」ということは、モノやお金がなくても、言葉や笑顔でも与えることができる誰にでもできる行為である。

その患者さんは笑いながら、「マザーテレサ」のようにならなくてはならないですね・・・といっていたが、マザーテレサにとって「与えること」自体が最大の喜びだと思う。

人間は、本来、「与えること」に喜びを感じる生き物である。そして、その「与えること」で直接相手から「見返りを得る」というスイッチではなく、自分が活かされるという「天からの見返りを得る」というようなスイッチを入れることで、好循環を生み出すことができるのではなかろうか?

「無償の愛」という言葉があるが、無償とまで言わなくても、与え続けることで天からの見返りは、求めてもいいような気がする・・・

「無償の愛」ということに、軸足を置いて生きていくことの方が、楽に、豊かに生きていけるということが、頭では理解できても実際にどのような行動をすればよいのだろうかとうことは、それぞれに異なるだろう。

まずは、いつもそばにいる身近な人から与える習慣を身につけていくことが大切だろう。

交通事故による学習記憶(トラウマ)

familychiro 5 月 9th, 2010

保険会社さんから電話が入り、患者さんが当院の施術を希望されているとのことで、施術を依頼された。

3週間ほど前に道路を走行中、減速した際に後方の乗用車に追突される。急ブレーキを踏んで再度追突され、その事故では2回連続して追突されたとのこと。

病院の検査では、レントゲンとMRIを受けたが、特に構造的な問題なく、頚部捻挫の診断を受ける。、週に3回、2週間、牽引、マイクロフェーブ、湿布の施術を病院で施療中とのこと。

ファミリーカイロ来院時の症状は、朝方には痛みはないが、日中にかけて徐々に痛みがくるとのこと。

当院ではアクティベータ療法にて、神経関節機能障害部位を検査し、その調整を行う。交通事故やスポーツ障害の場合、事故当時の衝撃刺激が脳に学習記憶され様々な慢性症状を引き起こす原因となる。

ニューロパターンセラピーでは自律神経系に学習記憶された「緊張パターン」検査して、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。
一回目の施術では、2回目の衝突、事故時の衝撃音、相手ドライバーの声などが「緊張パターン」として示され、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。

二回目の施術では、事故当時衝撃音が再度反応を示し、ブレーキを踏んだ際の感覚なども新しく反応を示していた。そして、患者さんによると、その事故を起こされた車はとても愛着のある車だったとのことで、そのことがとても悔やまれるとのことで、そのことがストレスになっているのではないかと打ち明けて下さった。そして、最後には保険会社さんに誠意がないことにも引っかかっていた様子だった。

3回目の施術では、前回の衝撃音などには反応は消失。しかし、保険会社さんとの関係による緊張パターンは繰り返されていた。修理をしてもらったとはいえ、愛車が事故車になったことはとても心残りだろう。それを前向きに考えるのにはとても難しいということが良く伺えた。

しかし、その「緊張パターン」を身体に悪影響を与えないようにもしたい。とても難しい状況である。そこで、患者さんには、「後、何年後ぐらいまでにそこことを引きずって悔やんでいると思いますか?」という質問をさせていただき、身体での反応も確認させていただいた。

一年後や二年後ぐらいでは開放されない様子なので、年代別に質問させていただいた。

患者さんは現在20代後半なので、30代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみて、やはり、悔やんでいるかどうかを尋ねてみた?患者さん曰く、悔やんでいいる様な感じがするとのことで、身体の反応も「緊張パターン」が示された。

では、40代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみてどうですか?という質問をさせていただくと、患者さんはしばらくイメージを膨らませて・・・・「何かどうでもいいような感じがする・・・・」とのことで、笑い飛ばしていた。身体の反応も「緊張パターン」は示されなかった。

治療後は頚肩部の症状もすっきりた感じだった。

この調子で治療を継続していけば、脳に学習記憶されているトラウマ情報も柔軟性が増し、事故に関連している症状も改善されるだろう。

ニューロパターンセラピーでプラスのイメージが難しいケースの場合には、時系列で未来にさかのぼり、そこから振り返ってもらって、「過去進行形」のイメージをしてもらうと、とてもパワフルである。

しかし、このような交通事故の例で、相手や保険会社との交渉がもつれ、泥沼化して、裁判をするしないで2年も3年も引きずって多大な時間と労力を費やし、肉体的のみならず、精神的、社会的にも悪循環なってしまう例は少なくはない。

交通事故などのように被害者、加害者というような複雑な関係性が生じる場合には、単に肉体面だけのケアでは不十分になる。このような場合は、早期にニューロパターンセラピーのような心と脳と身体面の関係性を診る施術が必要になるので、保険業者さんには特にこのような施術法があるということを知ってほしいと思うし、事故を受けた患者さんにはぜひ進めてほしい療法である。

イップス 野球 送球恐怖症

familychiro 5 月 8th, 2010

以前、投球恐怖症で通院されていた患者さんが、2週間前の試合で再発したとのことで来院。半年ほど前に5回ほど通院され、その後の経過は、9割ぐらい良くなっていたとのことだった。

今回、イップスに関係するいくつかのパターンの中で大切な気づきだと感じたことは、コントロール面だった。どのように投げているかを質問すると、相手のグラブに向けて投げているとのこと。そのイメージで投げると「緊張パターン」を示す。それに代わる「リラックスパターン」のイメージは、相手のグラブではなく、相手が取りやすい所やランナーをタッチしやすい所に標的を向けることにした。すると、イップスを生じさせる「緊張パターン」が消失した。

それ以外にも、大学卒業後の進路が不明隆なことも間接的に影響を与えていたようで、野球とは全然関係ないことであるが、主体性がないという意味では、相手が指し示すグラブを向けるという受け身のイメージは共通していたようだ。

一度改善している経験があるので、早期に改善するだろう。

股関節痛の改善と「未来設定」

familychiro 5 月 4th, 2010

4~5日前より右股関節痛が発症し、前日にガクッとなり悪化。仰向けの状態で右関節を動かそうとすると、ほとんどの動きで痛みを伴う状態。アクティベータで神経関節機能障害を調節し、ニューロパターンセラピーでその原因を検査した。様々な原因が絡み合っていたようだが、主な原因だと感じたのは「未来設定」だったように感じた。

その患者さんは、お祖父様の代から続く開業医の家系で、後十数年だったか?開院100年目になるとのこと。その時点で、「それくらいで辞めればいいかな?・・」と引退、あるいは閉院?の未来設定をご自分で決めていたらしい。

普通、そのことがなぜ身体に症状を引き起こすような原因になるの?と不思議に思うかもしれない。これは、ニューロパターンセラピーによる永年の臨床経験であるが、退職や引退、休息なども含めて、自分で「止める」、「休む」というブレーキを未来に設定すると、そのことが原因で体調不良を引き起こすことが多いというパターンが分かってきた。

最初はなぜそのような内容が体調不良の原因になるのだろうかと明確ではなかったが、様々な臨床パターンや心理学や脳科学に照らし合わせてみると、だんだんとその理由が明確になってきた。

これは、一種の自己暗示のようのもので、自然に逆らって自分にブレーキをかけてしまうと、無意識的に身体の機能をストップさせるような学習機能が脳の深層レベルで行われ、その結果として筋肉、関節がうまく働かなくなって、身体を動かなくする。その結果として様々な症状を引き起こしてします。

人間のあるべき「自然」とは、一歩一歩でも前に進もことが自然体であり、意図的にブレーキをかけることはその自然に逆らうことでもある。もちろん止めたり、休んだりすることが全て不自然ということではない。何が基準になるかというと、止めたり、休んだりした後の未来に、身体的にもメンタル的にも心から心地よい状態が得られるかどうかが大切である。もしも、何も得られないようであればそれは不自然なブレーキになるようだ。

この患者さんはこのパターンが切り替わった後、かなり改善されて、原因と結果の因果関係が明確になり喜んでいただいた様子だった。

通常は、忙しい仕事から解放されて、ストレスもなく悠々自適のように考えるのが普通だろう。身体に影響を与えないような引退や退職もあることも事実である。しかし、それは自然の環境が決めることであって、自分が決めることではないのかもしれない。「自然」に選ばれて仕事をしている間はそれに委ねることが心地よい生き方なのかもしれない。

奥深い大いなる「自然」に委ねるという深い意味を改めて考えさせられたケースである。

心因性視力障害の改善

familychiro 5 月 1st, 2010

小学生の男の子が眼科にて心因性視力障害の診断を受けて来院。インターネットにて検索し、心因性視力障害の症例報告を見て当院のことを知ったという。

眼科では心因性が関係した視力障害をゴールドマン視野検査によって、求心性視野狭窄、らせん状視野を呈するかどうかで確認する。心因性視力障害の場合、レンズ中和法のメガネを勧める眼科もあるようだが、今回の患者さんは、視力矯正のメガネは勧められずに経過観察で様子を見ましょうと指導されたとのこと。

ニューロパターンセラピーで心因性視力障害の検査をすると、いくつかの「緊張パターン」反応が示された。一回目の施術ではバスや車の音、内的な声など4項目ほど聴覚刺激の反応が示された。2回目の施術でも5項目の聴覚刺激と身体感覚刺激の反応が示された。3回目の施術では、一項目の聴覚刺激と臭覚刺激が絡んでいた。

10日間の間に3回の施術を終えた後、眼科にて一ヶ月後の再検査を行い、視力が改善されたとのご報告をいただいた。

心因性視力障害の場合、眼科では直接働きかける治療法がないために、矯正メガネを勧められたり、何もしないで様子を見ましょうと経過観察を勧められたりすることが多いようだ。しかし、できるだけ早期に直接的な治療を試みことが大切だと思う。

視力は、レンズの調整→筋肉の調整→神経の調整という一連の繋がりの中でコントロールされている。そして、特に神経系は外界との関係性に過敏に反応し、何らかの「緊張パターン」が脳に学習記憶され結果的に視力障害が長引くということもある。

このような障害は、身体的側面と心理的側面の関係性を診る統合的な検査治療が必要である。ニューロパターンセラピーは、その隙間を埋める画期的な施術法になる。眼科医の先生方と連携して治療すればもっと多くの患者さんに貢献できるだろう。

うつの症状から元気に回復

familychiro 4 月 24th, 2010

先日、病院で「うつ」の診断を受けて、病院での投薬療法と並行して通院されていた患者さんが2週間ぶりに来院され、会社では問題なく勤務されているとの喜びのご報告をいただいた。

回復するまでの治療回数を数えてみると、合計15回の施術を受けられたことになる。施術開始日から約2カ月足らずでの回復。

最初は、首や肩の症状を訴えて来院され、3回目ぐらいの施術の時に、実は病院でうつの診断をされ、休職しており、一か月前からずっと動悸も続いているとのことだった。

病院でも週種類の薬が処方されており、施術中に異常な汗をかかれていた。中間管理職の立場、チームリーダーとしての立場など様々なストレスが複雑に交差していた。また、早朝覚醒の症状や、会社近くを通るだけでも動悸がひどくなるような症状を訴えられていた。

様々なストレスパターンの中で、大切な気づきだと感じたのは、技術者としてのプライドを大切にしているという価値観が浮かび上がったことだった。

潜在的に周囲からマイナスに評価されるのではないかという錯覚に過敏になられていたようで、その評価は、他人がするのではなく、ご自分自身で今日までの功績を大切に、自分が大事に評価してあげるという受け止め方に置き換えると、緊張パターンからリラックスパターンに切り替わった。

人それぞれに、それぞれの価値観があるが、価値観につながる緊張パターンはとてもパワフルであるがゆえに、症状がでやすい一方で、そこにつなげて切り替えると症状も改善しやすい。

その後の施術では、他にも様々な緊張パターンが絡んでいたが、治ることに対しては自信を持たれており、治った後の未来もプラスの方向へとつなげて施術を行った。

「うつ」の症状も一夜にして生じるわけではない。数カ月から数年単位で脳が誤作動を生じさせるように学習記憶してきた積み重ねの結果である。

それを治すためには、症状につながらないように再学習していけばよい。ただ、これは単に気持ちを切り替えればよいという問題ではない。症状につながる神経回路ができているので、症状につながらない健全は神経回路を作らなくてはならない。

そのためにニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)が必要になる。

尾骨骨折による慢性腰痛の改善

familychiro 4 月 20th, 2010

約10カ月前に転倒して尾骨を骨折。整形外科にて、レントゲン検査、尾骨骨折、打撲、腰痛症の診断を受ける。投薬、貼り薬、電気療法、磁気、フォーターベットのマッサージの施術を受ける。2カ月間毎日通院し、それ以降は3日ぐらい、そして、現在では月に2回程度されているとのこと。

症状の経過は変化なく、症状の頻度は常にあり、仕事中、休日中、出かける時も症状があるとのこと。長時間座るのが辛く、特に固い椅子に座ることができない。

まず、最初にアクティベータ療法によって、骨盤と尾骨部周辺の神経関節機能障害部を調整。その後、ニューロパターンセラピーにて、慢性症状につながる「学習記憶パターン」を検査。

転倒した際のことをイメージしてもらうと、「緊張パターン」として反応を示す。さらに他の五感情報が関与していないかどうか検査すると、転倒した際の音の「聴覚刺激」で反応を示す。さらに、検査をしてみると「出来事記憶」(エピソード記憶)として、長い間治らなかったという記憶が症状に関連していた。

これらのパターンを「リラックスパターン」に切り替えて施術を行った。

五日後の二回目の施術日には、ほとんど改善されたとの報告をいただいた。患者さんによると、治療した次の日に同僚の方から何か調子が良さそうだね。どうしたの?と聞かれ、病院を変えて良くなったと答え、当院のことを紹介していただいたとのこと。

毎日、辛い症状で我慢されていたので、その様子が周りの同僚の方にも伝わっていたのだろう。10カ月間も症状が改善されずに辛い思いをされていたのだと思う。

肩こり症状もあったので、また、継続治療してただければ楽になると思う。

当院を利用されている患者様は、何か症状が出たときには、安心して利用して下さっている方が多いが、このような施術法を知らない人にとっては、不安な毎日を送っている方も少なくはないかもしれない。

病院以外のこのような施術法を知っていると知らないでは生活の質が随分と異なるのではなかろうか?

花粉症の改善

familychiro 4 月 16th, 2010

先日、花粉症が急に悪化したとのことで来院。鼻水と涙目で目が開けられないくらい悪い状態。花粉症は20年からとのこと。病院でも薬を処方されており、くしゃみの方は止まったとのことであるが、その他の症状には効き目がないらしい。

原因を調べてみると、まずは、ニュースなどによる花粉情報に過敏になっていた。それと社内でのストレス、そして、最後にお母様の心配が絡んでいた。

事情をお聞きすると、今度結婚されるとのことで、長年一緒に暮らしていたお母様が一人暮らしになるらしい。自分のせいで独りぼっちにさせるのだと思うと悲しい思いがするとのこと。

花粉症の原因の多くにこの悲しみの情動が隠されていることが多い。ヒトは悲しい時に涙を流し、鼻水を流す。意識では悲しみを感じていないのだが、潜在意識では悲しもを感じており、恐らくいまにも泣きだしそうな神経回路のパターンができており、そこに花粉などのアレルゲンが刺激をして、鼻水や涙のスイッチを入れてしまうという理論である。

この理論は、科学的に証明されている訳ではないが、臨床的にはこのパターンが多く、深い潜在意識レベルの因果関係が明確になるとほとんどの患者さんの花粉症は改善されている。

この患者さんは、3日後に来意され、「花粉症が治りました」とご報告していただいた。その日のニュースでも花粉が飛んでいるという情報を聞いているとのことだが、症状が出ていないのでほんとうに良くなっていると思うといわれていた。

全ての患者さんが一回の治療で治るわけではないが、花粉症の治療を受けた患者さんからは今年は花粉症に悩まされなくなっているという報告を受けることが多い。

一般的に花粉症の治療は、対症療法がほとんどなので、この本質的な治療法をもっと多くの人の知らせてあげたい。
 

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