こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

目・耳鼻咽喉科領域

心因性視力障害の改善

familychiro 5 月 1st, 2010

小学生の男の子が眼科にて心因性視力障害の診断を受けて来院。インターネットにて検索し、心因性視力障害の症例報告を見て当院のことを知ったという。

眼科では心因性が関係した視力障害をゴールドマン視野検査によって、求心性視野狭窄、らせん状視野を呈するかどうかで確認する。心因性視力障害の場合、レンズ中和法のメガネを勧める眼科もあるようだが、今回の患者さんは、視力矯正のメガネは勧められずに経過観察で様子を見ましょうと指導されたとのこと。

ニューロパターンセラピーで心因性視力障害の検査をすると、いくつかの「緊張パターン」反応が示された。一回目の施術ではバスや車の音、内的な声など4項目ほど聴覚刺激の反応が示された。2回目の施術でも5項目の聴覚刺激と身体感覚刺激の反応が示された。3回目の施術では、一項目の聴覚刺激と臭覚刺激が絡んでいた。

10日間の間に3回の施術を終えた後、眼科にて一ヶ月後の再検査を行い、視力が改善されたとのご報告をいただいた。

心因性視力障害の場合、眼科では直接働きかける治療法がないために、矯正メガネを勧められたり、何もしないで様子を見ましょうと経過観察を勧められたりすることが多いようだ。しかし、できるだけ早期に直接的な治療を試みことが大切だと思う。

視力は、レンズの調整→筋肉の調整→神経の調整という一連の繋がりの中でコントロールされている。そして、特に神経系は外界との関係性に過敏に反応し、何らかの「緊張パターン」が脳に学習記憶され結果的に視力障害が長引くということもある。

このような障害は、身体的側面と心理的側面の関係性を診る統合的な検査治療が必要である。ニューロパターンセラピーは、その隙間を埋める画期的な施術法になる。眼科医の先生方と連携して治療すればもっと多くの患者さんに貢献できるだろう。

花粉症の改善

familychiro 4 月 16th, 2010

先日、花粉症が急に悪化したとのことで来院。鼻水と涙目で目が開けられないくらい悪い状態。花粉症は20年からとのこと。病院でも薬を処方されており、くしゃみの方は止まったとのことであるが、その他の症状には効き目がないらしい。

原因を調べてみると、まずは、ニュースなどによる花粉情報に過敏になっていた。それと社内でのストレス、そして、最後にお母様の心配が絡んでいた。

事情をお聞きすると、今度結婚されるとのことで、長年一緒に暮らしていたお母様が一人暮らしになるらしい。自分のせいで独りぼっちにさせるのだと思うと悲しい思いがするとのこと。

花粉症の原因の多くにこの悲しみの情動が隠されていることが多い。ヒトは悲しい時に涙を流し、鼻水を流す。意識では悲しみを感じていないのだが、潜在意識では悲しもを感じており、恐らくいまにも泣きだしそうな神経回路のパターンができており、そこに花粉などのアレルゲンが刺激をして、鼻水や涙のスイッチを入れてしまうという理論である。

この理論は、科学的に証明されている訳ではないが、臨床的にはこのパターンが多く、深い潜在意識レベルの因果関係が明確になるとほとんどの患者さんの花粉症は改善されている。

この患者さんは、3日後に来意され、「花粉症が治りました」とご報告していただいた。その日のニュースでも花粉が飛んでいるという情報を聞いているとのことだが、症状が出ていないのでほんとうに良くなっていると思うといわれていた。

全ての患者さんが一回の治療で治るわけではないが、花粉症の治療を受けた患者さんからは今年は花粉症に悩まされなくなっているという報告を受けることが多い。

一般的に花粉症の治療は、対症療法がほとんどなので、この本質的な治療法をもっと多くの人の知らせてあげたい。
 

幼児の咳症状の改善

familychiro 12 月 17th, 2009

5歳の男の子が、咳と鼻水の症状で来院。2週間ほど前にも咳の症状で来院され、本質的な咳症状の原因パターンを特定するのに3回ほど治療を行い、本質的な原因が明確になった後に、咳の症状が改善された。

その後、1週間後ぐらいにまた咳がぶり返したとのことで原因を調べてみると、過去の原因パターンの反応は示されない。

新たな咳の原因となる緊張パターンを調べてみると、兄弟の友達関係やお父さんが病気で会社を休んでいたことの心配、お父さんに遊んでほしいなどの願望が「緊張パターン」として絡んでいる様子だった。

5歳のお子さんには、原因パターンを掘り下げるのが困難なので、お母様の身体を借りて代理検査を行いながら治療を施した。

そして、二日後にお母様からお電話をいただき、「すっかり良くなりました」とのご報告をしていただいた。

通常は、良くなると来院されなくなるケースが多いようだが、治療後に本当の良くなっているのかどうかをこうしてお電話で報告をいただけるのはとてもうれしく思う。

対症療法ではなく本質的な療法で改善されることで、自分で症状をコントロールできるようになり、免疫力や抵抗力も高まり、本質的な病気の予防にもつながることが予測される。

「原因があるから症状が生じる」という当たり前のことをもっと深く追求していけば、もっと多くの患者さんの健康への手助けができると思う。

メカニズムにとどまる西洋医学

familychiro 7 月 9th, 2009

先日、日経新聞の2009年7月5日の健康関連のコラムの中で、「乗り物酔い要注意」「うつ病・めまいストレス関与の可能性」というタイトルで、乗り物酔いが起こる3ステップが紹介されていた。

その3つのステップとは、
まず、目で見て脳に入った位置情報と、内耳などで感じた速度や傾きなどの情報に「ズレ」が生じる。
次に、この「ズレ」が脳の中で過去の経験と照らし合わされる。未経験だと不安や不快と判断する大脳辺縁系に伝わり反応する。その下にある視床下部や下垂体からストレスホルモンが分泌されてアドレナリンなどの異常分泌を促す。
その結果、第3段階として自律神経の活動が不安定になる。冷や汗が出て、短時間で血圧が上がったり下がったりするほか、生つば・生あくびも頻発するようになり、最終的には頭痛や嘔吐といった症状が出てくる。

そして、

それを改善されるための「乗り物酔いに勝つために13カ条」として、食事の取り方や睡眠、服装、乗車中には読書などをせずに遠くの景色を眺める、後部座席を避ける、酔い止めの薬を服用する、頭をぐらぐらさせない、窓を開けて風を浴びるなどの予防対策が述べられている。

第一ステップの「目から入る情報」と「体で感じる情報」に「ズレ」が生じるという表現の仕方は、とても興味深く、ニューロパターンセラピーでの表現と類似しているが、この記事で表現されている「ズレ」はあくまでも結果であり原因ではない。

肉体内だけで表現すれば、その「ズレ」は原因になるかもしれないが、ここで述べられているステップは、あくまでも症状を引き起こしているメカニズムに過ぎない。やはり、西洋医学は肉体内だけのメカニズムに留まる傾向にある。

このようなステップを分かりやすく説明されると、「ズレ」そのものが原因であるかのように錯覚しがちであるが、この「ズレ」は結果であり原因ではない。

では何が本質的な原因になのかという質問が浮かび上がってくる。

取材を受けている耳鼻咽喉科の西洋医師も、「ストレスが深くかかわっている可能性が高い」ということは述べているが、その本質的な治療法までは述べられていないし、あくまでも対症療法や予防法に留まっているようだ。

ニューロパターンセラピーでは、乗物を引き起こす原因となる「緊張パターン」の学習記憶を検査して、乗物に乗っても、脳がうまく適応できるような神経回路、すなわち「リラックスパターン」のあらたな「脳の習慣」を作り出す治療を行うので、本質的に乗り物酔いを改善することができる。

乗り物酔いが、このような治療法によって改善できること自体がまだまだ知られていないが、原因となる「緊張パターン」が明確になれば、多くの症例では1回から5回施術で改善できている。

臨床の現場では、乗り物酔い自体で来院するケースは少なく、めまいやメニエル病やその他筋肉骨格系の症状に関連して、付随的に乗り物酔いの改善を依頼される患者様が多い。

しかし、乗り物酔いを改善したいという人が多くなってきているとう記事を読むと、「治療すればすぐに治りますよ」と言いたくなる。

これは、まだまだ、本質的な治療法が世間一般に知られていないというマイナスの顕われでもあので、乗り物酔いも改善できる効果的な治療法があるとうことをもっとアピールする必要があるということを感じさせられる。

耳鳴りと低音型突発性難聴の改善

familychiro 5 月 29th, 2009

一か月前より耳鳴りと肩コリを発症。耳鼻咽喉科にて、耳鳴りと低音性難聴の診断。投薬の処方を受ける。症状が改善されないとのことでファミリーカイロに来院。

初診時からニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)にて耳鳴りの原因となる「緊張パターン」を検査する。遠方からの来院なので、集中的に10回の治療を予定してもらうことにした。
施術6回目ぐらいで、本質的なパターンが見えてきた様子で、8回目の施術日には「耳鳴りがよくなりました。」とのご報告をいただいた。

初診時から身体に条件づけされている様々な「緊張パターン」が示されたが、やはり6回目の施術で本質的な「緊張パターン」が明らかになったように感じる。

その本質的なパターンとは、「自由が無くなる」すなわち「変化がなくなる」という錯覚と「自分の存在価値が無くなる」という錯覚だった。

患者様は、将来に結婚を予定しているとのことで、長年務めていた会社を退職したらしい、退職したことで自分の存在価値がなくなってしまうという錯覚と、結婚することで今までの独身生活で得られていた自由が無くなってしまうという錯覚が重なっていた様子。その脳の「錯覚」が潜在的に身体に大きな影響を与えていたようだった。

その他の「緊張パターン」として、友人やインターネットからネガティブな情報を得て、自己暗示的に「緊張パターン」を増幅した反応も示されていた。

患者様は、初診時からこの施術に理解が深く、積極的に「緊張パターン」の検査に関わっていただいたことも良い成果につながったと感じる。

このような心因性の難聴や耳鳴りは、脳の神経回路の構成で創られた誤作動による結果なので、その神経回路の構成による誤作動を修正すれば改善する。

耳鳴りや難聴に限らず、様々な症状は脳の神経回路のつながりで創られているので、その神経回路のつながりを創りなおせば症状は改善される。

間欠性斜視の治療

familychiro 9 月 17th, 2008

5歳になる男の子が、お腹と湿疹の症状で来院。

お腹を触診すると、圧痛のある部位と圧痛のない部位がはっきりと分かる。原因を検査してみると、幼稚園や習い始めている柔道のことなどが絡んでいた。治療後のお腹の触診では圧痛もなくなった。

また、斜視の症状もあるとのことで、病院ではどうしようもないといわれていたらしい。検査をしてみると、特に左目が注視できなくなる。恒常斜視(いつも斜視状態にある)ではなく、間欠斜視(ときどき斜視になる)である。簡単にいえば、眼球を動かす筋肉の働きが悪くなって、一点を注視することができない症状である。

原因を調べてみると、過去の病的な条件づけが絡んでいた。

治療後には、最初の眼球の検査に比べて良くなった感じだった。

2回目の治療では、腹部の症状はかなり改善された様子。
斜視の症状も随分と良くなってきている様子。
原因を調べてみると習い事やお父様にかまってほしい等のストレス反応がでていた。

3回目の治療では、おばあちゃんから斜視の症状が良くなっているといわれたとのことで、眼球の筋力もかなり強くなってきていた。

病院では治しようがないといわれている斜視の症状も、間歇性でしかも器質的な病変がない限りは、早期に治療すれば、かなり改善することができる。

子どもの視力低下や斜視などの症状は早期に治療すれば治るということを多くの方に知っていただきたい。

目の遠近調整

familychiro 9 月 11th, 2008

10歳の女の子が、物を見ているときに、しばらくすると焦点が定まらなくなるという症状で、お母様とともに来院。

お母さまによると、娘さんの目の動きが気になる時に注意をすると、焦点が定まるらしい。

このような症状は2年ほど前から気づいて、心配していたという。

検査をしてみると、目の遠近の動作で、神経系に異常反応を示す。

原因を調べてみると、一年生の担任の先生や男子の友達、小学校入学時の勉強などが原因として絡んでいた。

遠方なので一ヶ月後の診させていただくと、その後、かなり改善されているという。検査をしてみると、遠位での動きには反応を示さないが、近位にて反応を示す。

原因を調べてみると、前回検査で反応を示した過去の「緊張パターン」は解消しており、今度は、プールでの出来事に絡んだ恐れなどの感情が影響を及ぼしていた。

それらの「緊張パターン」を心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)にて施術すると、反応は消失した。

このような症状は、恐らく通常に医療機関では治療法がないだろう。

身体と心の関係は密接につながっており、その「関係性」、すなわち脳のネットワークを調整しなければ、本質的な治療にはつながらない。

「めまい」の本質的な治療

familychiro 8 月 2nd, 2008

一年ほど前より、めまいを発症。3か月ほど前に大学病院で検査をするが異常が見つからないとのこと。インターネットを検索されてファミリーカイロに来院される。
めまいの検査をしてみると、右の三半器官の中の外半規管と後半規管での過敏反応がある。眼球を右方向、右斜め下方向に向けると、神経反射反応を示す。
「頭を左に振ると何も感じないと思いますが、右に振ると少しフワフワした感じが残りませんか?」と尋ねると、患者様は「そうですね」と答え、何でそのことが分かるのか不思議な様子。
保井:「右の三半器官に過敏反応があるようですから、その原因の「緊張パターン」を調べてみますね。」
一日の行動パターンから検査をしてみると、仕事での「行動パターン」のイメージでは「緊張パターン」は示されないが、仕事を終えて家に帰る際の「行動パターン」のイメージでは「緊張パターン」を示すように脳にプログラム化されている。
保井:「仕事では身体の過敏反応はないようですが、家に帰ろうとすると、身体が過敏反応を示しているようですね。何か思い当たることはないですか?」
患者:「え?何もないですね?・・・・・」
保井:「例えば、一人で寂しいとか・・・・」
患者:「いいえ、一人で居るのが好きなのですよ・・・」
保井:「それでは、家に誰かと一緒にいるイメージをしてみましょうか。」
患者:イメージを行う。
保井:「家に誰かといるイメージでは反応しませんね。」「それでは、もう一度一人で家に居るイメージをしてもらえますか?」
患者:イメージを行う。
保井:「やはり、家に一人でいるときに反応していますね。」「恐らく、無意識の自分は、一人で居ることは寂しくて好まないが、意識の自分は一人でいるのが好きだという葛藤があるかもしれませんね。」
相反する感情が葛藤して、神経系に影響を及ぼす症例は少なくない。感性の自分と理性の自分とが葛藤して、脳のプログラムが誤作動を起こして、神経系の影響を及ぼしているのである。
この葛藤の反応以外にも、10年後未来や老後の未来等の過敏反応もあり、それらの「緊張パターン」を心身条件反射療法で治療すると、めまいの「緊張パターン」反応と症状はなくなり喜んでいただいた。
二回目の治療では、めまいが随分と改善されたとのことで再検査をしてみると、一回目の治療で反応していた三半器官の外半規管と後半規管での過敏反応は消失していたが、前半規管での過敏反応がでていた。
原因を調べてみると過去のアルバイト時代の「緊張パターン」が示されており、アルコールや男女関係でもネガティブな印象が絡んでいた。
前三半器官の反応は消失し、さらに検査をしてみると、後頭部に「エネルギーブロック」反応がでるので、調べてみると、虫の恐怖症の反応がでていた。
その虫の恐怖症の反応も、最初に検査した一人で家に居る際の反応と絡んでいたようで、虫がいる時などは特に彼氏か旦那が、傍にいて、虫を退治してくれればと強く感じるらしい。
虫の恐怖症の治療も合わせて行い、その恐怖症もかなり軽減して喜んでいただいた。虫の恐怖症のマイナスの影響は、生活をしていくうえでかなりの割合を占めていたとのことである。
虫の恐怖症の治療は次回にでもご紹介したい。

耳鳴りの原因は、理性と感性の葛藤

familychiro 7 月 29th, 2008

4か月ほど前より、耳鳴りを発症。

6回ほどの治療である程度改善されて、だんだんと原因の本質が絞れてきて、理性と感性の自分が互いに葛藤している状態であることが明確になる。

その後、理性の自分と感性の自分を統合させる治療を行った。

次の来院日で、統合の治療を行った後にかなり耳鳴りが改善されたとの報告をいただいた。

また、「~ねばならない」という思いが強くて、感性的に身体が喜んでいないということも、治療を受けることによって気付かれたというような感想も聞かせていただいた。

患者様は経営者の方で、他の経営者を支援する立場の方でもある。恐らく理屈的には素晴らしい経営理念や人生の目的目標を掲げておられるのだろう。

しかし、今回の施術で、単に文章的に立派な理念を掲げていても、感性的に身体が喜んでいないと、不健康だし、恐らくその理念は「絵に書いた餅」で終わりかねないということも感じていただいたのではなかろうか?

耳鳴りの原因も色々と幅が広いが、理性(建前)と感性(本音)の葛藤による脳神経系への影響は多いようである。

その際、そのような二人の自分を互いに認め合い、統合させる心身条件反射療法を効果的である。

このような治療で大切なのは、やはり「想像力」である。

いかに脳を柔らかくして、想像できるかが、治療効果につながる。

「想像力」は最高の薬である。

ブログを始めます

familychiro 7 月 11th, 2008

ファミリーカイロプラクティックセンターのホームページリニューアルに伴い、ブログも新しく設置し情報を配信していくことになりました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。