強いめまいと吐き気の症例報告
familychiro 4 月 2nd, 2011
先日、強いめまいと吐き気の症状で遠隔治療と来院されての治療にて改善した症例のレポートを書いてメールをいただきました。
以下は患者さんがまとめてくれたレポートです。
『職場の異動も伴うお別れ会に参加した帰り道、ふらっとめまいがしたのが、症状の発端でした。そして帰り道は、とうとう車を運転できなくなり、パニックになりながらもどうにかタクシーで家にたどり着くことができました。
その夜は、目に見える物がぐるぐると大きく回り、目を閉じても回るのが分かりました。吐き気も強く、「なぜ急にこうなるのか。これから先どうなるのか。良くなるのか。」と不安だらけの夜を過ごしました。
病院に行くという選択肢もありましたが、原因を調べるのに検査入院をし、何かの処置をして退院するのに一ヶ月かかると思い、即座にその案は却下し、翌朝すぐにファミリーカイロの電話による遠隔治療を受けました。
朝の一回目の治療で、4月からの新しい仕事に対する恐怖感、孤独感、義務感、高揚感、喜び、評価を得ようとする戦いなどが出てきました。すると、ずっと続いていためまいと吐き気が止まりました。
昼の2回目には、神経がばらばらに使われているような感覚を統一する治療と、まっすぐに歩く治療、車の運転に対する恐怖感をとる治療を受けました。その治療のお陰で、身体がどうにか動かすことができるようになり、夕方にはファミリーカイロに出かけて治療を受け、その翌日の朝にもう一回、車の運転に対する平衡感覚を直す治療を受けて、全快しました。
僅か1日半でほとんど全快したのです。治療をしてくださった先生、スタッフの方々、そしてこういう治療法を知っていたことに、心から感謝するのみです。』
追記のメール内容もとてもいい内容なので掲載させていただきました。
以下も患者さんからのメール文
『今日の帰りは、回復したのをとても感じながらの運転でした。まず、座っている安定感があり、それで怖くなくなりました。また、視線も自由に動かす余裕ができ、スピードを出すのも、視線を湾曲を描いて動かす時も、だいぶん落ち着いてできるようになりました。それと同時に、人間の平衡感覚とは、なんと精巧にできているのだろうとつくづく感じながら帰りました。
なぜなら、真横に動かすのではなく、少しずつ曲がっていくように動かすのですから、コンピューターで同じ動きをさせようとすれば、なかなか難しいプログラムが必要だと思うし、それに様々な角度や速さの条件も加わるし、それを瞬時に計算してなめらかな動きにできる三半規管?はすごいなあと思った次第でした。
ただ私の症状としては、素早く後ろを見て前を見るという動作をすると、ちょっと??という感覚が残ります。これは、少しずつ感覚がもどってくるのでしょうかね?
とにかく先生、本当に本当に、心から感謝申し上げます。また同じく、スタッフの皆さんさんにも感謝しています。どうかよろしくお伝えください。』
保井からのコメント
今回、とても強いめまいと吐き気の症状にも関わらず、早期に改善することができました。このように早期に効果が得られた背景には、以前から定期的に通院して下さっている患者さんで、信頼関係が深かったということが前提条件にあります。
めまいで車が運転できない状態になった場合、多くの人は救急車を呼んでいると思います。脳梗塞などの脳の障害がある場合には、早期に病院で検査をされた方がいいのですが、直感的にファミリーカイロで改善すると感じられたのだと思います。
このような症状が起きると、深刻なパターンに入りやすいので、できるだけ深刻パターンに入り込んでパニックにならないように配慮しながら施術を行いました。
数回の遠隔治療を終えて、夕方ファミリーカイロに来院される際、高速の路肩で停車して、再度の遠隔治療を行うということもありましたが、無事に来院されて、施術を行いました。
遠隔治療の効果も維持されて、ある程度バランスがとれていました。しかし、この様な強い症状がある場合、そんなに早く治ることは想定外になっており、治ることにブレーキを掛けることがあるので、念のために、「今日の治療を終えた後の予定は・・・?」と尋ねてみると、「車を駐車場に置いて帰る予定でした。・・・」という、「え、治って安心して帰るシナリオではなかったのですね・・・」というと、患者さんも気づかれたようで、笑い話になりました。
患者さんが無意識に創る「シナリオ」の影響力は強く、この場合、早く治ってしまうと、脳は想定外の現象を受け入れ難く、何らかの症状がないとおかしいとう方向へと向かう傾向がでてきます。
今回は、このような治ることにブレーキを掛ける隠れた「シナリオ」も明確になって、調整することができたので、早期に回復することができました。このような深いレベルの「緊張パターン」を検査できるのも、深い信頼い関係のお陰だと思います。
心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)は、めまいの症状に対しては、脳や耳の構造的な異常がない限り、とても効果的です。今回の震災によるめまいや浮遊感など症状で困っている患者さんに、この施術法を役立てていただければと願うのですが・・・今はライフラインや、公衆衛生、感染症などに対応できる通常医療が先決な時だと思います。
このような施術法を多くの医療関係者にマスターしていただき、微力ながら、何かお役にたつことがあればと願っております。
