こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

婦人科領域

肯定的なストレス?

familychiro 1 月 31st, 2011

2010/2/26付の日本経済新聞の夕刊に、『喜ばしい体験もストレスに――妊娠・出産時のうつに注意』というタイトルの記事が掲載されていた。

一般的に「ストレス」といえば、特に仕事のストレスが多く、会社で働く男性の方が強いストレスを受けていると決めつけている人が多いようだが、実際には「喜ばしい体験」もストレスになるということで、妊娠・出産時のうつ例を上げて紹介されていた。

我々治療者にとっても、「ストレス」というテーマは、とても重要なテーマである。肉体だけを調整する施術ではそこまで深く追求する必要はないが、本質的な原因を掘り下げる場合、心身相関的なトータルケアが必要になる。

ニューロパターンセラピーでは、その心身相関関係がテーマであり、「ストレス」の影響を診る検査や「ストレス」を適応させる施術の研究を、永年にわたって行ってきた。

そして、臨床研究を積み重ねていくうちに、世間一般で言われているネガティブな「ストレス」だけが心身相関的に症状や病気に影響を及ぼすのではなく、ポジティブな「ストレス」も影響を及ぼすということがつかめてきた。

ポジティブな内容の事柄を「ストレス」というのか?という疑問がわいてくるかもしれないが、そのメンタル的内容が、身体を調整する脳、神経系に何らかの影響(歪み)を起こしているのであれば、それは「ストレス」といえるだろう。

例えば、意欲的な感情や高揚感などが、自律神経系の誤作動を起こし、メンタル面や筋肉の緊張、あるいは発熱などの代謝に影響を及ぼしていることがある。

最近、今回の記事でも紹介されているように、お二人の妊婦さんを診させていただく機会があった。お二人とも訴える症状は異なっていたが、「高揚感」という潜在的感情が、筋緊張などに影響を及ぼしていたということに関して、共通していた。お二人とも、二児目の出産に気持ちが高まっているというパターンだった。

ここでいう感情とは、あくまでもセルフ2(潜在的なもう一人の自分)の感情で、セルフ1が感じる意識レベルでは、それほど高揚感があるわけではない。このような潜在的なポジティブな感情が自律神経系に誤作動を生じさせ、症状につながることは少なくはない。

むしろ、このような肯定的な隠れた潜在感情の方が、自律神経系に誤作動を引き起こすような「ストレス」になりうるのかもしれないと感じることが多いくらいだ。

「過ぎたるは及ばざるが如し」という昔の諺があるように、肯定的な感情でも過ぎるのは、身体機能に影響を及ぼすようだ。しかし、身体に影響を及ぼしているその感情が悪いと決めつけるのは、早合点である。

その感情が悪いのではなく、自律神経系の誤作動を引き起こすパターンが問題なので、そこは、ニューロパターンセラピーのような専門的な施術が必要になる。

問題となる自律神経系の誤作動にフォーカスして、調整を繰り返していくと、ほとんどの症例で反応がなくなり、その反応の消失に伴って症状も改善してくる。

ご自身の過去を振り返って、気持ちが高まるような出来事があった後に、具合が悪なったという経験はないだろうか?

「不正出血」の原因は脳の錯覚、思い込みから

familychiro 10 月 29th, 2009

一週間前からの不正出血を訴えて来院。肉体的なエネルギーブロックは子宮で反応。

脳を過敏にしている五感情報は、内的な声で反応。内容的には会社の同僚関係のことらしく、自分も会社を辞めさせられるのではないか。そして、さらには会社を辞めると主婦になるのではないかというイメージで反応。

結婚する前に主婦のような経験が何年かあり、そこでの経験が過敏に反応しているいるらしい。

「主婦になることで何か失われるものがあるのですか?」と質問させていただくと、

「世間から取り残こされた感じになる」とのこと。

「何パーセントぐらい取り残されそうですか?」

「もう100%位ですね」

「本当に100%世間から取り残されるのですか?」と、少し鋭い質問をさせていただいた。

「・・・・」

「40%ぐらいですかね。・・・」

そこで、心身条件反射療法で脳の錯覚を切り替えると、先に示された子宮の反応が消失した。

その後、3日後に来院され、経過を尋ねてみると、治療後から不正出血が止まり経過は良いとのことでした。

子宮に関係する「緊張パターン」の多くは、潜在的に女性であることに抵抗を感じている場合が多いようです。

ただ、これは、意識ではそのようなことがほとんど感じていないことが多いので、それは身体の反応でしかわからないことがほとんどです。

ただ、そのようなもう一人の自分もいるということを認めてあげると、それに絡んだ、「緊張パターン」が修正されて症状の改善も早いようです。

そして、今回の症例では、主婦になると100%世間から取り残されるという思い込みから生じています。

「主婦=世間から取り残された人」のような方程式が脳にしっかりと組み込まれており、脳に過剰反応を引き起こしていたということです。

このような脳の錯覚、思い込みによる脳に制限を加えて、肉体的にも精神的にもマイナスの影響を及ぼしている人がとても多いように感じます。

心身条件反射療法では、その脳の錯覚をできるだけゲーム感覚で修正できるお手伝いを試みています。

「脳が病気を作り、脳が病気を治す」

familychiro 10 月 14th, 2009

定期的に通院して下さっている患者様が、以前から気になっていた業界がらみの事柄(緊張パターン)が、最近は気にならなくなったというご報告をいただいた。その「緊張パターン」の原因は、しばらくの間、子宮筋腫関連の検査反応で示されていた。そして、その事柄が気にならなくなったのと並行して、実際に下腹部の膨らみも明らかに小さくなっていた。

また、他の患者様で、病院で乳癌の診断を受けて、病院の治療と併用して心身条件反射療法の施術を受けて下さっている患者さんも、しばらく通院していただいた後に、癌に関係する周辺の「緊張パターン」の反応が出なくなっていた。そして、その後の病院での検査結果も良好で、病院のほうでも奇跡的だと驚かれたというご報告をいただいた。

言い換えると、病院だけの治療ではこのように経過が良くなる症例はほとんどないということであり、恐らく心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)によって、ご本人の治癒力が正常に生かされた結果であるように感じる。

癌や腫瘍などの自然発生的に生じている肉体内の病的な異物は、身体だけの原因ではないことは明らかであるが、まだまだ世間一般では、身体だけの操作で治療を試みることが、当たり前になっている。

心と身体は密接につながっているということは明らかであり、その前提条件を踏まえた治療をしなければ本質的な治療法とは言えないだろう。

もちろん、心身条件反射療法を受けたからといって、すべての癌患者が改善されるということをいっている訳ではない。西洋医学の施術法も大切である。

心身条件反射療法を受けるか否かに限らず、改善するという前提に、患者様自身が心と身体のつながりを深く理解してくれているということが大切で、単に心は心の問題、身体は身体の問題と切り離して考える傾向があるタイプの人にはなかなか効果が発揮できないように感じる。

身体の中で生じている癌の発生や腫瘍の発生の奥には必ず原因があり、その原因は患者様自身の脳が知っているということ。すなわち、「脳が病気を作り、脳が病気を治す」のである。

だから、その治る答えは治療者ではなく患者様の脳が知っているのである。治療者は、その引き出し役を務めるだけ。

その治る答えとは、脳の誤作動(錯覚)であり、潜在的な感じ方を柔軟にするという作業の積み重ねで、整理していくということになる。

この心身条件反射療法が、もっとゲーム感覚で楽しく受けていただけるようにならば、もっと多くの患者さんに貢献できるだろうと日々研究の連続である。

「つわりの症状」?

familychiro 4 月 19th, 2009

妊娠6か月の妊婦さんが頭痛、吐き気、背中、腰の痛みを訴えて来院。

我慢できない頭痛が継続したとのことで、病院で10日間入院。ウイルス性の風邪ではないかとのことで薬を処方されるが、発疹がでたので中止。昨日、退院したが体調不良が改善されずに来院。

我慢できないほどの頭痛は、漢方薬の処方にてやや軽減されたとのこと。
原因パターンを検査してみると、聴覚刺激にて反応。物音で反応を示すので、何か気になる音はないかと尋ねてみると、思い当たる物音はないとのこと。

住居を引っ越したばかりで、以前に比べるととても静かなお住まいらしい。
そこで、家で静かな感覚をイメージングしてもらって検査をすると反応を示す。そこで、パターンアジャストメントを施し、さらに検査をしてみると、やはり物音で反応を示す。

自覚のない音なので適当に考えてもらって検査をしていると、テレビの音で反応を示した。本人はテレビをあまり見ないタイプだが、ご主人がテレビをよく見ているとのことで、その音を想像してもらうと反応を示した。

なるほど、興味のないテレビの音には脳が過敏になっているのだろう。パターンアジャストメントを加えると先に検査した反応が改善された。

後は、しばらく症状のある状態を脳が客観的に記憶していたので、「客観学習」のパターンアジャストメントの施術を行う。すると全体的にかなり改善され、顔の表情も最初に比べて随分と良くなり、本来の明るさを取り戻られた様子だった。

妊娠中なのでつわりと言えばつわりの症状かもしれないが、何らかの原因が背景に隠されているので、その原因パターンが分かれば、かなり症状が改善される。

ブログを始めます

familychiro 7 月 11th, 2008

ファミリーカイロプラクティックセンターのホームページリニューアルに伴い、ブログも新しく設置し情報を配信していくことになりました。

今後ともよろしくお願い申し上げます。