こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

メンタル領域

テニスのイップス

familychiro 6 月 22nd, 2010

5年ほど前から、テニスをするたびに、右腕、肘周辺に力が入った感じで、今までできていたプレーができなくなったとのことで来院。メンタル面が絡んだイップスの症状である。

初回の施術の検査では、スマッシュやボレーの動作で「緊張パターン」が示された。原因の学習記憶としては、意識がフォームに集中し過ぎている感覚だった。その「緊張パターン」を理想に結果にフォーカスするイメージをしてもらうと、「リラックスパターン」に切り替えることができた。

また、テニスではなく野球のキャッチボールでもイップスのような症状があることで、そのパターンも切り替えた。

2回目の施術の検査では、スマッシュでの反応は改善されていたが、ボレーとサーブで反応が示された。テニス以外にも職場での「緊張パターン」が絡んでいたが、特に印象的だったのは、相手に対して手加減をしているパターンが、学習記憶されていたことだった。

教える立場になったりすると、相手のことを考えて手加減をしてしまい、そのクセが学習記憶されて、筋肉の働きに誤作動を生じさせるパターンになっていたようだ。

初回の治療日から7週間後の3回目の来院時には、かなり症状が改善されているとのことで、後はフォアーだけが違和感があるらしい。

検査をしてみると、以前反応を示していたボレーやサーブなどの反応は改善され、フォアーだけが反応を示していた。

原因となるパターンを調べてみると、やはり、フォームに意識が行き過ぎバランスを乱しているとう反応がでたので、理想的な結果のイメージでパターンを切り替える施術を行った。

それ以外にも、筋緊張につながるいくつかの潜在的なパターンが隠れていたが、ニューロパターンセラピーの施術後にはそれらの症状はほとんど改善された。

ニューロパターンセラピーは、イップスの症状改善には理想的な施術法になるだろう。

交通事故による学習記憶(トラウマ)

familychiro 5 月 9th, 2010

保険会社さんから電話が入り、患者さんが当院の施術を希望されているとのことで、施術を依頼された。

3週間ほど前に道路を走行中、減速した際に後方の乗用車に追突される。急ブレーキを踏んで再度追突され、その事故では2回連続して追突されたとのこと。

病院の検査では、レントゲンとMRIを受けたが、特に構造的な問題なく、頚部捻挫の診断を受ける。、週に3回、2週間、牽引、マイクロフェーブ、湿布の施術を病院で施療中とのこと。

ファミリーカイロ来院時の症状は、朝方には痛みはないが、日中にかけて徐々に痛みがくるとのこと。

当院ではアクティベータ療法にて、神経関節機能障害部位を検査し、その調整を行う。交通事故やスポーツ障害の場合、事故当時の衝撃刺激が脳に学習記憶され様々な慢性症状を引き起こす原因となる。

ニューロパターンセラピーでは自律神経系に学習記憶された「緊張パターン」検査して、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。
一回目の施術では、2回目の衝突、事故時の衝撃音、相手ドライバーの声などが「緊張パターン」として示され、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。

二回目の施術では、事故当時衝撃音が再度反応を示し、ブレーキを踏んだ際の感覚なども新しく反応を示していた。そして、患者さんによると、その事故を起こされた車はとても愛着のある車だったとのことで、そのことがとても悔やまれるとのことで、そのことがストレスになっているのではないかと打ち明けて下さった。そして、最後には保険会社さんに誠意がないことにも引っかかっていた様子だった。

3回目の施術では、前回の衝撃音などには反応は消失。しかし、保険会社さんとの関係による緊張パターンは繰り返されていた。修理をしてもらったとはいえ、愛車が事故車になったことはとても心残りだろう。それを前向きに考えるのにはとても難しいということが良く伺えた。

しかし、その「緊張パターン」を身体に悪影響を与えないようにもしたい。とても難しい状況である。そこで、患者さんには、「後、何年後ぐらいまでにそこことを引きずって悔やんでいると思いますか?」という質問をさせていただき、身体での反応も確認させていただいた。

一年後や二年後ぐらいでは開放されない様子なので、年代別に質問させていただいた。

患者さんは現在20代後半なので、30代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみて、やはり、悔やんでいるかどうかを尋ねてみた?患者さん曰く、悔やんでいいる様な感じがするとのことで、身体の反応も「緊張パターン」が示された。

では、40代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみてどうですか?という質問をさせていただくと、患者さんはしばらくイメージを膨らませて・・・・「何かどうでもいいような感じがする・・・・」とのことで、笑い飛ばしていた。身体の反応も「緊張パターン」は示されなかった。

治療後は頚肩部の症状もすっきりた感じだった。

この調子で治療を継続していけば、脳に学習記憶されているトラウマ情報も柔軟性が増し、事故に関連している症状も改善されるだろう。

ニューロパターンセラピーでプラスのイメージが難しいケースの場合には、時系列で未来にさかのぼり、そこから振り返ってもらって、「過去進行形」のイメージをしてもらうと、とてもパワフルである。

しかし、このような交通事故の例で、相手や保険会社との交渉がもつれ、泥沼化して、裁判をするしないで2年も3年も引きずって多大な時間と労力を費やし、肉体的のみならず、精神的、社会的にも悪循環なってしまう例は少なくはない。

交通事故などのように被害者、加害者というような複雑な関係性が生じる場合には、単に肉体面だけのケアでは不十分になる。このような場合は、早期にニューロパターンセラピーのような心と脳と身体面の関係性を診る施術が必要になるので、保険業者さんには特にこのような施術法があるということを知ってほしいと思うし、事故を受けた患者さんにはぜひ進めてほしい療法である。

イップス 野球 送球恐怖症

familychiro 5 月 8th, 2010

以前、投球恐怖症で通院されていた患者さんが、2週間前の試合で再発したとのことで来院。半年ほど前に5回ほど通院され、その後の経過は、9割ぐらい良くなっていたとのことだった。

今回、イップスに関係するいくつかのパターンの中で大切な気づきだと感じたことは、コントロール面だった。どのように投げているかを質問すると、相手のグラブに向けて投げているとのこと。そのイメージで投げると「緊張パターン」を示す。それに代わる「リラックスパターン」のイメージは、相手のグラブではなく、相手が取りやすい所やランナーをタッチしやすい所に標的を向けることにした。すると、イップスを生じさせる「緊張パターン」が消失した。

それ以外にも、大学卒業後の進路が不明隆なことも間接的に影響を与えていたようで、野球とは全然関係ないことであるが、主体性がないという意味では、相手が指し示すグラブを向けるという受け身のイメージは共通していたようだ。

一度改善している経験があるので、早期に改善するだろう。

うつの症状から元気に回復

familychiro 4 月 24th, 2010

先日、病院で「うつ」の診断を受けて、病院での投薬療法と並行して通院されていた患者さんが2週間ぶりに来院され、会社では問題なく勤務されているとの喜びのご報告をいただいた。

回復するまでの治療回数を数えてみると、合計15回の施術を受けられたことになる。施術開始日から約2カ月足らずでの回復。

最初は、首や肩の症状を訴えて来院され、3回目ぐらいの施術の時に、実は病院でうつの診断をされ、休職しており、一か月前からずっと動悸も続いているとのことだった。

病院でも週種類の薬が処方されており、施術中に異常な汗をかかれていた。中間管理職の立場、チームリーダーとしての立場など様々なストレスが複雑に交差していた。また、早朝覚醒の症状や、会社近くを通るだけでも動悸がひどくなるような症状を訴えられていた。

様々なストレスパターンの中で、大切な気づきだと感じたのは、技術者としてのプライドを大切にしているという価値観が浮かび上がったことだった。

潜在的に周囲からマイナスに評価されるのではないかという錯覚に過敏になられていたようで、その評価は、他人がするのではなく、ご自分自身で今日までの功績を大切に、自分が大事に評価してあげるという受け止め方に置き換えると、緊張パターンからリラックスパターンに切り替わった。

人それぞれに、それぞれの価値観があるが、価値観につながる緊張パターンはとてもパワフルであるがゆえに、症状がでやすい一方で、そこにつなげて切り替えると症状も改善しやすい。

その後の施術では、他にも様々な緊張パターンが絡んでいたが、治ることに対しては自信を持たれており、治った後の未来もプラスの方向へとつなげて施術を行った。

「うつ」の症状も一夜にして生じるわけではない。数カ月から数年単位で脳が誤作動を生じさせるように学習記憶してきた積み重ねの結果である。

それを治すためには、症状につながらないように再学習していけばよい。ただ、これは単に気持ちを切り替えればよいという問題ではない。症状につながる神経回路ができているので、症状につながらない健全は神経回路を作らなくてはならない。

そのためにニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)が必要になる。

イップス

familychiro 2 月 1st, 2010

28歳男性がイップスの症状を訴えて来院。

イップスとは、スポーツ選手の間で知られている機能障害である。ゴルフや野球などの動作において、無意識に生じる筋肉の異常緊張で、関節周辺の協調運動がうまくできずに生じる機能障害である。

この機能障害には潜在的なメンタル的ストレスが深くかかわっているということがだんだんと一般に知られてくるようになってきた。今回来院して下さった患者さんは、イップスに関して詳しくリサーチされているようで、最近ではマンガにもイップスのことが語られていると教えてくれた。

イップスという名称がついているから、何か特別な障害かのように聞こえるが、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を臨床で実践している施術者にとっては、特別な障害ではない。

イップスに限らず多くの機能障害が、潜在的なストレスと脳と筋肉の関係性によって生じ、スポーツ選手に限らず様々な症状がこの心と身体の関係性によって、脳・神経系に誤作動が生じさせ、筋肉の協調運動がアンバランスになって様々な症状を引き起こす。

一般的な医療では、メンタル面はメンタル面の専門家、身体面は身体面の専門家というように細分化されて、その間を埋める「関係性」の診る専門家がまだ知られていない。

人間はロボットのように部品と部品がそれぞれの役割を果たしているというわけではなく、様々なシステムの関係性の中で生かされており、その関係性を診なければ本質的な治療にはつながらない。

その関係性を診る施術法が永年研究を積み重ねている心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)であり、イップスような心と身体の関係性によって脳・神経系に病的な学習記憶(病的条件付け)をする症状にはベストな施術法といえるだろう。

イップスの原因パターンは様々で、それぞれの患者さんにそれぞれのパターンがあり、心身条件反射療法の検査手順に沿っていけば、その原因パターンが明確になる。また、その原因パターンは単独の原因ではなく、複数の原因が何層にも学習・記憶されている場合が多い。

今回来院された患者さんは、卓球の時に以前のようなパフォーマンスができなくなっているとのことで来院。13年ぐらい前から発症し、最近になってそれがイップスであることを知ったらしい。

まだ、一回しか診させていただいていないが、視覚、聴覚、身体感覚などの感覚刺激に対して、複数の病的条件付けが学習・記憶されていた。

特に印象深い条件付けは、意識がドライブやサーブの部分的なテクニカル面に行き過ぎていたとのことで、その意識を技術から理想的な結果のイメージに切り替えてもらい施術すると、病的な緊張パターンが改善された。

これはスポーツ選手がアンバランスを生じさせる学習・記憶の一つで、ある程度のレベルの達してくると、周りのコーチや様々な情報に影響されて、テクニカル面の改良を試みる際に生じやすい。

基本的な技術の改良は大切かもしれないが、それよりもむしろ理想的な結果をさきにイメージして、その理想の結果のイメージなるように、技術が自然に伴ってくる方が、結果的に脳と筋肉のバランスが保たれることが多い。

部分的な技術に囚われると、意識的にも無意識的にもその部分に意識が行き過ぎて、脳が混乱して筋肉の協調運動に支障をきたす。

イップスの原因はこれだけではないが、スポーツ限らず、ギターの演奏の技術向上にもこのようなパターンが深くかかわる

このような症状は、数カ月から永年の積み重ねられた病的な学習結果なので、一度や二度の施術ですべて改善されるわけではないが、原因パターンを心身に再学習させることで着実に改善の道を辿っていくことができる。

魂の情報交換

familychiro 11 月 30th, 2009

先日、ある有名な旅館の女将さんが治療に来られ、いくつかの「緊張パターン」の中で、大切な気づきがありました。

その「緊張パターン」は、のど周辺に示されたエネルギーブロックでした。

その「緊張パターン」の五感情報は聴覚刺激で、お客様と対話する自分の声に過敏反応を示していました。

その「緊張パターン」のイメージから「リラックスパターン」のイメージに切り替えてもらい検査をしたところ、なかなか「リラックスパターン」に切り替えることが困難な様子でした。

その内容を少しお尋ねしてみると、その旅館には、元首相などの著名人や様々なお客さんが来られるとのこと。それぞれのお客さんの対応の仕方には十分に気を使っているつもりではいるが、最近、自然体での接し方が分からなくなってきているとのことで、リラックスパターンに切り替えることが難しい様子でした。

そこで、一つの提案として「、さまざまな肩書のお客様が来られるかもしれませんが、一人一人のお客さんの「心と心」、「魂と魂」で情報交換をしているような感じ方はどうですか?」と提案させていただいた。

すると、何か腑に落ちた様子で、「リラックスパターン」に切り替えることができました。

これは、私自身の経験からのアドバイスでもあり、この小さな治療院にも様々な肩書の患者様が来院して下さり、どのように接するべきなのかという軸足がぶれることも以前はあったと思います。

しかし、心身条件反射療法という本質的な施術を通じて学ばせていただいたことは、年齢や肩書などの関係なく、魂との触れ合い、魂との情報交換が大切なのだということが、臨床の現場を通じてだんだんと分かってきました。

年齢や肩書、学歴などに囚われず、一人一人の魂を尊重しながら施術を行うことの大切さをいつも感じさせられます。

人間をモノや機械としてではなく、生命体、さらには魂のレベルで診させていただくという感覚で診させていただくと、より深い関係性が診えてくるように思います。

また、臨床に限らず、実生活の中でその魂の触れ合いを大切にし、魂に磨きをかけることに歓びを感じることができれば、大きな成長が得られるのかもしれません。

剣道の試合で緊張パターン

familychiro 11 月 21st, 2009

10歳の男の子が剣道の試合に出場するとのことで、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で検査をしてみると、試合の全体のイメージで「緊張パターン」の反応が示される。

さらに、詳しく調べてみると、『自分の内的な声』で反応が示された。試合のことで何か考えていることはないか尋ねてみると、真っ白になって何も考えていないとのこと。
試合前はどのように考えていると尋ねてみると、「一本取らないといけない」、「隙を逃さない」などと考えているとのことで検査をしてみると「緊張パターン」になっていた。

そのような緊張するパターンの考え方をリラックスできるパターンの考え方にできるかどうかを尋ねると難しいとのこと。練習の時は楽しいかどうかを尋ねてみると、練習では楽しいらしい。

「練習で楽しんでいるように、試合も楽しんでするようにしたらどうですか」と提案させていただき、プラスのイメージに切り替えた。

さらに上肢の筋力の抵抗運動を調べてみると、左ひじの関節の周辺の抵抗運動で痛みが生じる様子。自転車の転倒による打撲の痛みもあったようだが、原因を調べてみると、剣道の動作で「緊張パターン」になっていた、さらに細かく見てみると面の動作で「緊張パターン」を起こしていた。

治療後に分かったことだが、面を打つときに指導してくれている先生から左腕が弱いので面が決まらないと注意されているとのことだった。

アドバイスとして、面を打つ動作の技術的な意識よりも、面が上手に決まった結果の意識をもって面を打つように心がけた方が、実際に身体がそのようについてくると思いますよとアドバイスさせていただいた。

これは、他のスポーツにもよくあることであるが、関節の角度や力の入れ具合など、技術的な動作に意識が行き過ぎると、かえって力が入り、脳が誤作動を起こして関節周辺の筋肉のバランスを崩して、関節などを痛める例が多い。

技術的な指導も大切な時もあるとは思われるが、最終の動作結果のイメージがしっかりできているかどうかがとても大切で、その最終動作ができてからでないと、不自然な力が入りやすいことが多い。

最終結果のイメージがしっかりできていれば、後は、自動操縦のように脳がその目的のために自動的に筋肉をバランスよく使ってくれる。

これは、スポーツに限らず、メンタルブロックを解放させる基本的なコツでもある。

「退屈感」で身体が緊張するパターン

familychiro 11 月 3rd, 2009

腰痛や肩こり、関節痛などの原因の一つに「退屈感」を潜在的に感じて「緊張パターン」を示す人は少なくはあいません。

たとえば、テレビを本当は見たくもないのに、惰性的に見てしまい、ついつい面白くない番組を観てしまうと、退屈感などの潜在的感情が渦巻いて、身体に「緊張パターン」を引き起こす例は少なくはありません。

「退屈感」で病気になるということに対して、不思議に思われる人もいるかもしれませんが、「退屈感」は人間の存在価値そのものに通じる要素をたくさん含んでおり、脳に錯覚を生じさせる傾向が多分にあるようです。

「退屈感」で病気になりやすい傾向として、

 子育ての役目を終えた後、
 定年退職後、
 大きな目標を達成した後、
 目的・目標を見失った後、
 予定のない休日、

などがあります。

一般的には、肉体的、精神的な負担をなくすと楽になるという考え方が普通だと思いまが、その考え方には、大きな危険性をはらんでいます。

例えば、今は、「介護」とうい言葉が、当たり前のように耳にするようになって、高齢者は、当たり前のように介護を必要にするかのような風潮があるように感じます。

しかし、この「介護」は、「諸刃の剣」で大きな成果や効果をもたらす反面、大きな危険性をも併せ持っているように感じます。

なぜかというと、高齢者という理由だけで、今まで行なってきた仕事を他に人に任せてしまう傾向にあります。すると、今まで生かされてきた自分の存在価値が、無くなってしまったかのような錯覚を生じさせるようになります。

今までしてきた、仕事、家事、あるいは何かの役割を無くすということは、楽になるからその人のためになるという簡単な問題ではなく、その人の潜在的な存在価値までを奪うことにもなりかねないのです。

このようなからくりは、心身条件反射療法のような本質的な治療法で患者さんを診させていただくようなってからわかったことですが、人間は何かに役立っているということで、脳が安定するようにできている生き物ようです。

また、脳科学的にも肉体やメンタル面を使わなくなると、脳がどんどん衰えるということも最新の研究で明らかになっております。

ストレスは過剰になると病気になりますが、ストレスが無さ過ぎるのも病気になるのです。

ストレスは、料理を美味しくするスパイスのようなもので、肉体的にも精神的にもほどよい刺激が必要です。

そして、そのスパイスを通じて、人が人として「役立っている」という状況を作りだすことが大切です。

だから、介護などでは、手助けし過ぎて、その人の脳の刺激や存在価値までをも奪わないように気をつけることが肝心だと思います。

最低限、自分でできることは自分で行い、さらには、人のお世話をしてあげることが自分の脳の健康にはとても良い刺激になるということを忘れないようにしましょう。

継続的な「健康感」や「幸せ感」は、心と身体のつながりから

familychiro 10 月 31st, 2009

先日、患者さんが来院され、今、新しいことに挑戦しようとしているが、それを誰かに話しをしようとすると、その新しいことに対して自分が批判されるのではないかとメンタル的に不安になるとのこと。そのことで、気分がもやもやした感じになるので、そのようなメンタル面を改善したいとのことで診させていただきました。

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で、「緊張パターン」を検査してみると、その背景には、他の人に批判されることに「緊張パターン」を示しているのではなく、新しいことに挑戦するときには、自動的に不安になるという心のクセがあるということが分かりました。

患者さんに、そのような心のクセがあるかどうかを心当たりがあるかどうかを尋ねてみると、患者さん自身も、小さい時からそのような感じ方のクセがあるということは認識されていたようです。

施術ではもう一人の自分の心の癖を認めてもらうように、リラックスパターンに切り替える施術を行いました。

施術後は最初の不安を10として、今どれくらいになりましたかと尋ねると、半分の5ぐらいに軽減したという答えをいただきました。

さらに、新しいことに挑戦している自分を想像してもらうと、「緊張パターン」を示すので、そのパターンの原因を調べてみると、もう一人の自分が「頑張っている」という義務的な感じ方があるとのことでした。

それに代わる「リラックスパターン」では、その新しいことに、楽しんでいる、喜んでいる自分にパターンを切り替える施術を行いました。

不安感情のレベルと尋ねてみると、少し軽減して、4ぐらいの不安のレベルに下がりました。

その後、15分ぐらいのリラクセーションを終えて帰られるときには、もやもやしたものが整理され、すっきりした感じになられたとのことで、不安のレベルも2-3ぐらいのレベルにまで下がって、顔の表情も明るくなられて、喜んでいただきました。

感情がモヤモヤしているときには、その陰には必ず原因となるパターンが隠されています。そして、その原因を心身条件反射療法で整理すると気分がすっきりされる場合が多いようです。

心のモヤモヤ感を整理する際、自分の頭で整理するのは困難です。まずは、もう一人の自分存在を認めて、鏡の奥にいる自分に尋ねてみましょう。

他人のことは、その人の無意識的なボディーランゲージで、その人の内面を読み取れることが多々ありますが、自分で自分の内面を読み取ることは困難なことです。

心身条件反射療法では、身体の無意識レベルの反応を読み取る検査を行いますので、もう一人の自分の「緊張パターン」を容易に読み解くお手伝いができます。

心身条件反射療法を繰り返し受けることによって、点と点が線でつながり、線と線が面でつながり、面と面がつながって立体になり、もう一人の自分の「思考パターン」の全体像がみえてきます。

そうすると奥深い自己を知り、心と身体が一体となりやすく、肉体面も精神面もバランスよくコントロールできるようになります。

継続的な「健康感」や「幸せ感」は、心と身体のつながりから始まります。

脳の交通整理ができずに、集中力が低下

familychiro 10 月 13th, 2009

仕事の肝心な時に頭が働かない、集中力が出ないという症状を訴えて来院。

エネルギーブロックの検査をしてみると頭と喉の部位にエネルギーブロックの反応が示される。

頭のブロックの原因パターンを心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で検査を試みた。

まずは、頭がよく働いて、集中力がある理想の自分になっている状態を想像してもらい検査をすると身体は「緊張パターン」を示す。これは、頭では望んでいても身体はその状態に抵抗している反応。すなわち、顕在意識でその理想を望んでも、潜在意識では抵抗している状態。

そこで、潜在意識では何が抵抗しているのかを検査した。

すると、頭がよく働くようになると→重い仕事が来る→楽でいられなくなる→勉強などの努力しなければならない→成長しなくてはならない。というようなパターンが背後になった。

頭では成長したいと望みつつも、成長すると重い負担がのしかかるという錯覚が生じて、理想の状態にブレーキをかけていた。

その錯覚をニューロパターンアジャストメントで切り換えて、次に喉の周辺のエネルギーブロックの原因パターンを検査した。

喉のエネルギーブロックの原因パターンは、姿勢→デスクワーク→お客さんに質問されたらどうしようという不安→必ず答えなければならないとうい思い込み→組織内で一目置かれたいという評価→評価は自分の人生にとって大切なもの。というようなパターンが明確になった。

頭と喉のエネルギーブロックを総合的にみると、一人の自分は成長すると重い仕事が課せられて負担になるという自分、そして、もう一人の自分は組織内では評価を得たいという自分がぶつかり合っているということがみえてきた。

自分が成長しなければ評価を得られないのだが、そこに脳の錯覚が生じて悪循環を繰り返している様子。

脳の奥の方では、このような矛盾がうまく交通整理ができずに、停滞状態なっているのだろう。これでは、頭が働くなり、集中力がでないのもよくわかる。

恐らくこの交通渋滞(自己矛盾)がうまく整えば、本来の集中力も出てくるだろう。
とても優秀な方なので、このような錯覚でご自分の実力が発揮できなのは残念なことだと思う。

この錯覚を修正して、ご自分が望まれる自分になれることを期待した

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