こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

スポーツ障害・交通事故

前向きな感情もほどほどに・・・

familychiro 7 月 13th, 2010

「鼻炎もありますか?」

「いえ、感動して・・・」

治療を終えて、リラクセーションをして、ホットパックでうつ伏せになっている間、紙タオルが涙で滲んでいた。

「もう、本当に治ると思います。・・・」

初診では、足の親指の付け根と足首周辺の痛みで来院され、傾向として、「希望」や「意欲」、「快」などの肯定的感情が強すぎて「緊張パターン」を生じさせいているようだった。治療直後には痛みがかなり改善された様子だった。

2回目の施術では、以前より良いが、やはり足の親指の痛みがあるという。また、ダンスの際に思うように身体が動かないとのことや、過去の事故以来、胸や肩の症状があるとのことでその事故が原因ではないかということも言われていたので、それぞれに原因パターンを検査した。

事故の際のイメージをしもらうと「緊張パーン」が示されていたので、その「トラウマ」の施術も行った。

そして、今日の3回目の施術では、ダンスの際の身体が重い症状の反応や事故によるトラウマの症状の原因の反応も改善されていた。しかし、足の親指と足の外側の症状はあるとのこと。

原因を調べてみると、やはり「希望」などの前向きな「緊張パターン」が示され、ご本人も何かに熱くなる傾向は自覚されているとのことだった。
施術ではその「熱くなる」傾向をやや下げるパターンに切り替えるニューロパターンセラピーを施した。

治療後はとてもすっきりしたとのことで、大変喜んでいただいた。

とても前向きな「緊張パターン」だが、度が過ぎると身体が「緊張パターン」になり、様々な症状を引き起こしてします。

ポジティブなことでもほどほどの調整が必要になる。前向きな心や喜びもほどほどが丁度良い。

テニスのイップス

familychiro 6 月 22nd, 2010

5年ほど前から、テニスをするたびに、右腕、肘周辺に力が入った感じで、今までできていたプレーができなくなったとのことで来院。メンタル面が絡んだイップスの症状である。

初回の施術の検査では、スマッシュやボレーの動作で「緊張パターン」が示された。原因の学習記憶としては、意識がフォームに集中し過ぎている感覚だった。その「緊張パターン」を理想に結果にフォーカスするイメージをしてもらうと、「リラックスパターン」に切り替えることができた。

また、テニスではなく野球のキャッチボールでもイップスのような症状があることで、そのパターンも切り替えた。

2回目の施術の検査では、スマッシュでの反応は改善されていたが、ボレーとサーブで反応が示された。テニス以外にも職場での「緊張パターン」が絡んでいたが、特に印象的だったのは、相手に対して手加減をしているパターンが、学習記憶されていたことだった。

教える立場になったりすると、相手のことを考えて手加減をしてしまい、そのクセが学習記憶されて、筋肉の働きに誤作動を生じさせるパターンになっていたようだ。

初回の治療日から7週間後の3回目の来院時には、かなり症状が改善されているとのことで、後はフォアーだけが違和感があるらしい。

検査をしてみると、以前反応を示していたボレーやサーブなどの反応は改善され、フォアーだけが反応を示していた。

原因となるパターンを調べてみると、やはり、フォームに意識が行き過ぎバランスを乱しているとう反応がでたので、理想的な結果のイメージでパターンを切り替える施術を行った。

それ以外にも、筋緊張につながるいくつかの潜在的なパターンが隠れていたが、ニューロパターンセラピーの施術後にはそれらの症状はほとんど改善された。

ニューロパターンセラピーは、イップスの症状改善には理想的な施術法になるだろう。

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」

familychiro 6 月 15th, 2010

先日、ゴルフのプレー中に手首を痛めて来院。「緊張パターン」の原因を調べてみると、「楽しみ」という肯定的な感情が絡んでいた。患者さんに思い当たることはなかったかを尋ねてみると、手首を痛める前に、とても楽しい気分になっていたという。

恐らく、「楽しい」という感情が過剰になり過ぎて、自律神経系がアンバランス状態になって筋肉の緊張を引き起こさせていたのだろう。

施術後すぐに、手首の違和感は改善された。

論語に「過猶不及」、すなわち「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」ということわざがある。何をするにも、いき過ぎになると、それがどんなに良いことでも、バランスを崩してしまうという意味で、心身相関的にも、感情が過剰になると、たとえ肯定的な感情であっても自律神経系のバランスを崩して、症状を引き起こしてしまうようだ。

論語では、さらに片寄のない「中庸」の大切さを説いている。「過ぎることもなく、及ばぬこともなく、しかも偏らないで、終始変わらないようにバランスを保つことが、人間の道徳として価値が最高至極のものである。」としている。

交通事故による学習記憶(トラウマ)

familychiro 5 月 9th, 2010

保険会社さんから電話が入り、患者さんが当院の施術を希望されているとのことで、施術を依頼された。

3週間ほど前に道路を走行中、減速した際に後方の乗用車に追突される。急ブレーキを踏んで再度追突され、その事故では2回連続して追突されたとのこと。

病院の検査では、レントゲンとMRIを受けたが、特に構造的な問題なく、頚部捻挫の診断を受ける。、週に3回、2週間、牽引、マイクロフェーブ、湿布の施術を病院で施療中とのこと。

ファミリーカイロ来院時の症状は、朝方には痛みはないが、日中にかけて徐々に痛みがくるとのこと。

当院ではアクティベータ療法にて、神経関節機能障害部位を検査し、その調整を行う。交通事故やスポーツ障害の場合、事故当時の衝撃刺激が脳に学習記憶され様々な慢性症状を引き起こす原因となる。

ニューロパターンセラピーでは自律神経系に学習記憶された「緊張パターン」検査して、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。
一回目の施術では、2回目の衝突、事故時の衝撃音、相手ドライバーの声などが「緊張パターン」として示され、「リラックスパターン」に切り替える施術を行う。

二回目の施術では、事故当時衝撃音が再度反応を示し、ブレーキを踏んだ際の感覚なども新しく反応を示していた。そして、患者さんによると、その事故を起こされた車はとても愛着のある車だったとのことで、そのことがとても悔やまれるとのことで、そのことがストレスになっているのではないかと打ち明けて下さった。そして、最後には保険会社さんに誠意がないことにも引っかかっていた様子だった。

3回目の施術では、前回の衝撃音などには反応は消失。しかし、保険会社さんとの関係による緊張パターンは繰り返されていた。修理をしてもらったとはいえ、愛車が事故車になったことはとても心残りだろう。それを前向きに考えるのにはとても難しいということが良く伺えた。

しかし、その「緊張パターン」を身体に悪影響を与えないようにもしたい。とても難しい状況である。そこで、患者さんには、「後、何年後ぐらいまでにそこことを引きずって悔やんでいると思いますか?」という質問をさせていただき、身体での反応も確認させていただいた。

一年後や二年後ぐらいでは開放されない様子なので、年代別に質問させていただいた。

患者さんは現在20代後半なので、30代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみて、やはり、悔やんでいるかどうかを尋ねてみた?患者さん曰く、悔やんでいいる様な感じがするとのことで、身体の反応も「緊張パターン」が示された。

では、40代になったとして、今回の事故のことを振り返ってみてどうですか?という質問をさせていただくと、患者さんはしばらくイメージを膨らませて・・・・「何かどうでもいいような感じがする・・・・」とのことで、笑い飛ばしていた。身体の反応も「緊張パターン」は示されなかった。

治療後は頚肩部の症状もすっきりた感じだった。

この調子で治療を継続していけば、脳に学習記憶されているトラウマ情報も柔軟性が増し、事故に関連している症状も改善されるだろう。

ニューロパターンセラピーでプラスのイメージが難しいケースの場合には、時系列で未来にさかのぼり、そこから振り返ってもらって、「過去進行形」のイメージをしてもらうと、とてもパワフルである。

しかし、このような交通事故の例で、相手や保険会社との交渉がもつれ、泥沼化して、裁判をするしないで2年も3年も引きずって多大な時間と労力を費やし、肉体的のみならず、精神的、社会的にも悪循環なってしまう例は少なくはない。

交通事故などのように被害者、加害者というような複雑な関係性が生じる場合には、単に肉体面だけのケアでは不十分になる。このような場合は、早期にニューロパターンセラピーのような心と脳と身体面の関係性を診る施術が必要になるので、保険業者さんには特にこのような施術法があるということを知ってほしいと思うし、事故を受けた患者さんにはぜひ進めてほしい療法である。

イップス 野球 送球恐怖症

familychiro 5 月 8th, 2010

以前、投球恐怖症で通院されていた患者さんが、2週間前の試合で再発したとのことで来院。半年ほど前に5回ほど通院され、その後の経過は、9割ぐらい良くなっていたとのことだった。

今回、イップスに関係するいくつかのパターンの中で大切な気づきだと感じたことは、コントロール面だった。どのように投げているかを質問すると、相手のグラブに向けて投げているとのこと。そのイメージで投げると「緊張パターン」を示す。それに代わる「リラックスパターン」のイメージは、相手のグラブではなく、相手が取りやすい所やランナーをタッチしやすい所に標的を向けることにした。すると、イップスを生じさせる「緊張パターン」が消失した。

それ以外にも、大学卒業後の進路が不明隆なことも間接的に影響を与えていたようで、野球とは全然関係ないことであるが、主体性がないという意味では、相手が指し示すグラブを向けるという受け身のイメージは共通していたようだ。

一度改善している経験があるので、早期に改善するだろう。

「自己ベストの記録がでました!!」

familychiro 2 月 18th, 2010

先日の延岡西日本マラソンに出場された選手が来院され、自己ベストの記録がでましたとのご報告をいただいた。

延岡西日本マラソンは九州3マラソン大会のひとつで、国内の一流の選手が参加する大会で、テレビでも中継されていた。

大会の9日ほど前に、昨日より急に肩が痛くなり、スムーズに挙げることができない状態。その三日後の来院日にはかなり改善。

そして、大会の3日前に来院していただいたとき、その前日には微熱がでて一日休んでいたとのことだった。しかし、全体的なバランスを見てみると安定感があったので、新たな病的学習が生じなければ、大会当日には本来の実力が出せるだせるのではないかと感じていた。

予想通り、安定した走りで自己ベストの記録をだされた。優勝できなかったことは残念だが、3位に入賞された。何よりもご自分の実力が発揮できるかどうかが大切だと思う。

今回で10回目の治療になるが、柔軟性のある選手なので、今後もバランスのとれた脳と身体の学習がスムーズに行われ、さらに潜在的な実力が発揮されるように感じる。

今後のさらなるご活躍を期待したい。

イップス

familychiro 2 月 1st, 2010

28歳男性がイップスの症状を訴えて来院。

イップスとは、スポーツ選手の間で知られている機能障害である。ゴルフや野球などの動作において、無意識に生じる筋肉の異常緊張で、関節周辺の協調運動がうまくできずに生じる機能障害である。

この機能障害には潜在的なメンタル的ストレスが深くかかわっているということがだんだんと一般に知られてくるようになってきた。今回来院して下さった患者さんは、イップスに関して詳しくリサーチされているようで、最近ではマンガにもイップスのことが語られていると教えてくれた。

イップスという名称がついているから、何か特別な障害かのように聞こえるが、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を臨床で実践している施術者にとっては、特別な障害ではない。

イップスに限らず多くの機能障害が、潜在的なストレスと脳と筋肉の関係性によって生じ、スポーツ選手に限らず様々な症状がこの心と身体の関係性によって、脳・神経系に誤作動が生じさせ、筋肉の協調運動がアンバランスになって様々な症状を引き起こす。

一般的な医療では、メンタル面はメンタル面の専門家、身体面は身体面の専門家というように細分化されて、その間を埋める「関係性」の診る専門家がまだ知られていない。

人間はロボットのように部品と部品がそれぞれの役割を果たしているというわけではなく、様々なシステムの関係性の中で生かされており、その関係性を診なければ本質的な治療にはつながらない。

その関係性を診る施術法が永年研究を積み重ねている心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)であり、イップスような心と身体の関係性によって脳・神経系に病的な学習記憶(病的条件付け)をする症状にはベストな施術法といえるだろう。

イップスの原因パターンは様々で、それぞれの患者さんにそれぞれのパターンがあり、心身条件反射療法の検査手順に沿っていけば、その原因パターンが明確になる。また、その原因パターンは単独の原因ではなく、複数の原因が何層にも学習・記憶されている場合が多い。

今回来院された患者さんは、卓球の時に以前のようなパフォーマンスができなくなっているとのことで来院。13年ぐらい前から発症し、最近になってそれがイップスであることを知ったらしい。

まだ、一回しか診させていただいていないが、視覚、聴覚、身体感覚などの感覚刺激に対して、複数の病的条件付けが学習・記憶されていた。

特に印象深い条件付けは、意識がドライブやサーブの部分的なテクニカル面に行き過ぎていたとのことで、その意識を技術から理想的な結果のイメージに切り替えてもらい施術すると、病的な緊張パターンが改善された。

これはスポーツ選手がアンバランスを生じさせる学習・記憶の一つで、ある程度のレベルの達してくると、周りのコーチや様々な情報に影響されて、テクニカル面の改良を試みる際に生じやすい。

基本的な技術の改良は大切かもしれないが、それよりもむしろ理想的な結果をさきにイメージして、その理想の結果のイメージなるように、技術が自然に伴ってくる方が、結果的に脳と筋肉のバランスが保たれることが多い。

部分的な技術に囚われると、意識的にも無意識的にもその部分に意識が行き過ぎて、脳が混乱して筋肉の協調運動に支障をきたす。

イップスの原因はこれだけではないが、スポーツ限らず、ギターの演奏の技術向上にもこのようなパターンが深くかかわる

このような症状は、数カ月から永年の積み重ねられた病的な学習結果なので、一度や二度の施術ですべて改善されるわけではないが、原因パターンを心身に再学習させることで着実に改善の道を辿っていくことができる。

マラソン選手のコンディショニング

familychiro 12 月 19th, 2009

マラソン選手が背中のこりを訴えて来院。特に激しい運動をすると悪化するとのこと。毎日、20~30キロは走りこんでいるという。

筋力抵抗運動の検査では、右の腰方形筋、左方向への腰回旋筋群、左の後背筋、右の僧帽筋下部、右の大腿屈曲筋群の筋力弱化が確認された。

触診検査では、胸椎全般に弾力性が低下、胸椎両サイドの脊柱起立筋群の膨隆が確認された。

アクティベータメソッドの後に、ニューロパターンセラピーにて、胸背部症状の原因パターンを検査した。

最初は体感覚で走るときのいくつかの緊張パターンが示され、特に印象的だったのは、試合での結果を意識し過ぎての「緊張パターン」だった。

スポーツ選手にとって、勝つことが最終目標になるので、当然の持つべき意識ではるが、多くのスポーツ選手はその結果を意識し過ぎて、身体が緊張して実力が発揮できないケースが多い。

そこで、勝つことも大切だが、自分のパフォーマンスを自分らしく最大限に発揮しているイメージに変えてもらうと、「リラックスパターン」ができた。

後は、味覚情報でも緊張パターンが示されており、栄養面にかなり気を使っているとのことだった。

一流のスポーツ選手には栄養面のバランスはとても大切だが、そこで脳の錯覚に陥りやすい。どのような脳の錯覚で緊張パターンに生じやすくなるかというと、いつも栄養バランスを整えているにも関わらず、何かが不足しているかのように自己暗示をかけてしましい、自分の身体を自分で信じられないパターンで食事をするクセがついてしまう。

そのような情報をもとしてもらい、いつも栄養バランスを整えている自分の身体を信じてるイメージに切り替えてもらい施術をすると、緊張パターンが開放された。

治療後には弱化した筋肉がすべて強化され、脊柱起立筋のこり感もほとんど解消された。

今までは、マッサージなどの肉体だけの施術だけなので、元から筋肉がほぐれなかったのではなかろうか?

今後、メンタル面との関係も兼ね合わせた治療を継続すると、さらにコンディションが良くなり、ご自分の潜在的な実力が発揮できると思う。

お正月駅伝の全国大会に出場されるとのことなので、活躍を期待したい。

効果がすぐに期待できるタイプ

familychiro 10 月 20th, 2009

ハンドボール部に所属している中学一年生の女の子が、一か月ほど前より両膝に痛みを感じ、整形外科を受診、オスグット氏病との診断を受けて、安静を指示される。アクティベータ療法とPCRT療法で施術を行う。
治療前にはしゃがむと膝の痛みがあったが、治療後には改善された様子だった。

その後、一ヶ月後に来院。膝の症状はほとんど良くなったと喜んでいただいた。今回は、足首をひねって痛めたとのこと。前回ご紹介した小学五年生の女の子もオスグット氏病の症状で来院していただいたが、一回の施術でかなり改善したが、これで、永続的に痛みが起こらないというわけではない、また、新たな原因が生じれば痛みが出ることもある。しかし、本質的な治療をして、脳がそのような原因となるストレスに対しての適応力を学習できれば痛みが起こりにくくなる。

病院などを受診した場合、オスグット氏病は、スポーツを中断して、安静を指導されるぐらいで、効果のある治療法があるわけではないようだ。しかし、ファミリーカイロでの症例では、一回から数回の治療で改善する症例が多い。一年以上も本質的な治療を受けていない場合は、一回や数回では改善されない症例もある。

アクティベータ療法も運動器系などの症状に幅広く効果があるが、心身条件反射療法(ニューロ・パターン・セラピー)は本質的な施術法なので様々な症状に効果があるのに加えて、何が原因だったかが明確になる。

本来、ほとんどの人の脳には治る力(自然治癒力)が備わっており、その脳の柔軟性(可塑性)を利用すれば、様々な症状が改善される。

心身条件反射療法(ニューロ・パターン・セラピー)が全ての人に万能に効果があるというわけではない。治療者の技量にもよるが、原因の深さや原因の数の多さによっても、すぐに治る人もいれば、時間がかかる人もいる。割合的にはとても少数であるが効果が引き出せない人もいる。

基本的に脳は平等に治る力を備え持っているので、治るのが当たり前と思いつつも、その脳の力のすごさには治療者としても驚かされることが度々である。

永年、なぜ人は治るのか、なぜ治らないのかを深く研究していると、以下のような傾向がみえてくる。

効果がすぐに期待できるタイプの傾向として、
 西洋医学的に診断される病気や症状、ならびにその治療法に対しての固定観念がないタイプ。
 心と身体の関係性(心身相関)による影響を素直に受け入れて、ご自分でその因果関係を積極的に分析しようとするタイプ。
 もう一人の自分の存在(潜在意識の自分)を認めて、もう一人の自分と積極的に対話をしようとするタイプ。
 治ることで多くの利益が得られるタイプ。
 もとごとを柔軟に幅広くみることができるタイプ。
 自分自身を客観的に、かつ俯瞰的にみることができるタイプ

簡単にいえば、治療者や治療法に対する深い信頼関係ができていれば、ほとんどの症例で効果があるように感じている。

始めからタイプを決めつけることはできないが、患者様にこのようなタイプによっても治療効果に影響をあたえるということを自覚していただくことも効果を引き出すうえで大切な要因になると考える。

オスグット・シュラッテル氏病 成長痛の本質的な原因

familychiro 10 月 11th, 2009

バレーを習っている小学5年生の女の子がお母さんに支えられながら来院。両膝、両足首、肩、首の痛みを訴えて来院。7か月ほどまえより、両膝、両足首の痛みを発症。3か月後に整形外科を受診。オスグット氏病・成長痛との診断を受け、それ以来バレーは休んでいるとのこと。3か月後に改善が見られず、他の整形外科を受診。そして、歩行時でも痛みが強くなりファミリーカイロに来院。

筋力検査では、両側の大腿四頭筋の検査にて、脛骨租面という大腿四頭筋の付着部付近に痛み。動かさなくても痛みを感じるとのこと。

アクティベータの検査・治療では骨盤部と腰部、そして、両膝蓋骨の下方変位が示された。
次に心身条件反射療法で「緊張パターン」を調べてみると、内的な声と姿勢で反応を示す。
内的な声はどのような分野なのかを検査してみると、「家族関係」で反応を示す。

家族一人一人をイメージしてもらうと、お父様とお母様に対しての内的な声で反応が示される。お父さんもお母さんも忙しいのでもう少し構ってほしいという寂しさの感情が脳に緊張パターンを生じさせていた様子。

次にどのような姿勢なのかを調べると、お母さんが仕事で使う椅子で、くるくる回して遊んでいるときの姿勢で示された。

「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替える施術では、先の内的な声の緊張パターンと姿勢とを合わせて切り替えた。

半年以上症状が継続しているので、そのようなケースでは症状のパターンを脳が学習して悪循環を繰り返している場合が多い。検査をしてみるとやはり、症状を脳が学習していたのでその症状の学習記憶を切り替える施術も施した。

また、自然教室が3日後に控えているとのことで、自然教室に参加しているイメージをしてもらうと、「緊張パターン」が示されたので、それも切り替えた。施術後、立って歩いともらい、歩く動作を試してもらうと「あっ、痛くない、痛くない」と喜んでいただいた。

治療後の感想を聞いてみると、「気持ちが身体の痛みの原因になっているということに驚いた・・・・」

自然教室に参加したいということなので、次の日も続けて治療を受けてもらった。二日目に来院されて、お母さまに経過をお尋ねすると、治療後は良かったが、家に帰ると少し痛がっていたとのこと。

膝の「緊張パターン」は改善されている様子だが、両足首に痛みがあるとのこと。両方の足首の筋力検査で痛みが強くなる。

ニューロパターンの検査をしてみると、バレーの場面で反応を示す。バレーを3か月ぐらい休んでいるのでお友達に追いつけるだろうかという心配が原因になっていた。

また、今回の痛みと同時期に食欲も落ちてきているとのこと。食欲不振につながる腹部の「緊張パターン」を検査してみると、バレーで練習している同じぐらいの年代の友達と比較していることで反応が示された。そして、それに代わる「リラックスパターン」のイメージがし難かったようなので、こちらから提案させていただいた。

「教えてくれている先生や先輩たちの中で、自分が将来なってみたいような理想のモデルの人はいませんか?」

「・・・・います。」

「それでは、同期の友達と自分のパフォーマンスを比べるのではなくて、自分のペースで理想のモデルの人のようになっていく自分をイメージしてみましょうか?」

「はい・・・」

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で施術をすると、食欲不振の腹部の「緊張パターン」の反応が消失。

施術後は、両足首の痛みが消失し、受付でジャンプを試して大丈夫だった様子。

小学5年生だが、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を通じて、潜在的な感情が身体の痛みなどの症状に影響を及ぼしていたということを初めて体験。

一般的には身体の構造や働きなどが原因で痛くなるという既成概念があるが、身体の異常は結果であって原因ではないという本質的な心と身体の関係性を小学5年生から理解することができたということになる。

このようなことが小学生から理解できるということは、すごいことである。
健康を守る上でとても重要な要因になるだろう。

世間一般でまだまだ、痛みなどの症状は身体の構造が問題であるという偏った情報が溢れすぎて、本質的な改善ができずに悩んでいる方が多いだろう。

このような本質的な原因パターンを検査できる治療家がもっと増えて、多くの小学生にその本質な治療を伝えてほしいと願う。

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