手首の違和感
familychiro 8 月 20th, 2010
メンテナンス的に通院されている患者さんが、久しぶりに手首に違和感があるとのことで来院。
検査をしてみると、「聴覚情報」→「ゴルフ関係」→「探究心」とのパターン反応がでた。お聞きしてみると、最近、ゴルフのスクールに通うようになり、技術的に上下の変動や中心軸をぶらさないようにするという意識が強くなっているとのこと。
その意識のイメージで検査をしてみると「緊張パターン」を示す。スポーツ選手によく生じやすい「緊張パターン」で、技術的な技法に意識が向きすごると、神経‐筋肉の関係が不自然になりやすく、それが過度になると「イップス」などの症状につながる恐れもある。
このような反応がある場合、患者さんには「その技術によって得られる結果は何ですか?」という質問をする。多くの患者さんは、その技術の先にある結果につながるイメージができるようになる。
その技術と結果がつながるイメージができると「緊張パターン」は消失する。つまり、結果につながるイメージができると、脳が結果につながる神経回路を創り、その神経回路のプログラムによって無意識に筋肉の働きがパターン化され、目的のためのパフォーマンスを自動的にしてくれる、というわけである。
患者さんは、「これは、スポーツだけでなく、仕事や生活など全てにつながることですね・・・」とその気づきに感動されていた。
そして、症状もその場で改善され、とても納得されていた様子だった。
冷静に頭で考えれば、その結果(目的)のために行っているということは理屈では分かっているが、脳では無意識のうちに、その目的とのつながりが切り離されて、何のために行動、何のために思考なのかが分からなくなり、神経回路のつながりが分離状態になって、結果を得る行動に結びつかなくなってしまった現象である。
これは、スポーツに限らず、今行っている行動や思考は、何のためなのかという「つなぎ」は、意識的にしておく習慣を身につけておかないと、無意識のうちに切り離されてしまい、肉体的にもメンタル的にも誤作動を起こす恐れがあるということである。
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