こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 8 月, 2010

ホメオパシー療法の基本概念

familychiro 8 月 29th, 2010

2009年10月山口県で、助産師がビタミンK2の代わりにホメオパシー療法のレメディーと呼ばれる錠剤を投与され、乳児がビタミンK欠乏性出血症で死亡したとのことで、母親が助産師を相手に損害賠償を求める裁判を起こしているとのこと。

このニュースを読んで、ホメオパシーのレメディーを投与した助産師は、ホメオパシーの概念を間違って解釈して使っているのではないかという印象を受けた。このニュースの詳細は分からないが、このニュースを読む限りでは、ホメオパシーのレメディーが栄養素を補うかのような誤った解釈をしているように受け止めることできる。ホメオパシーの専門教育を受けたわけではないが、ホメオパシーが栄養素を補うということを教えているとは考えられない?

ホメオパシー療法には、類似したものは類似したものを治すという「類似の法則」が基本概念である。ホメオパシーのレメディーが栄養素まで補うとまでは云っていないと思う。もしも、そのようなことを教えているとすれば、それは、誤った概念であるといわざるを得ない。

ファミリーカイロで行っているニューロパターンセラピーもホメオパシーの「類似の法則」に類似しているところがある。ホメオパシー的な表現で、その概念を説明するとすれば、「緊張パターン」を引き起こしている「類似の感情」や「類似の感覚」を利用して、症状の改善に役立てているといえるので、臨床現場ではホメオパシーの「類似の法則」は納得のいく基本概念である。

しかし、ホメオパシーのレメディーが栄養素を補うということになると、それはとても飛躍し過ぎた解釈になっているだろうし、ホメオパシーの概念を歪曲して過信し過ぎているのかもしれない。

ホメオパシーを実践する治療者は、自然信奉者が多いのかもしれないが、何事も偏り過ぎるのは不健康に感じる。それは科学信奉者にも言えることで、科学で証明されていることが全てであるかのごとく語ることも、偏り過ぎて不健康に感じる。

問題の矛先が、科学的に証明されているか否かに注目を集める傾向にあるが、科学で証明されていることが全て患者の利益につながるとは限らない。それは、科学的に証明されていると思われている医学で治らない病気がいかに多いかという事実でも明らかである。

応急処置(遠隔治療)

familychiro 8 月 27th, 2010

以前通院されていた患者さんよりファミリーカイロに電話があり、ふらつきでベットから起き上がれないので何か応急処置のアドバイスはないかとのこと。

後で電話をして、遠隔的に検査をしてもると、右側の三半規管が不安定な症状を示す。「排除」と「勝利」というキーワードがでてきたので、思い当たることはないかどうかを尋ねてみると、以前勤めていた会社の社長が亡くなられて、会社が倒産し、知り合いの社長に誘われて、流れるままに新しい会社に就職されたとのこと。

仕事内容にはさほど変わらないとのことだったが、とてもストレスを感じる職場で、自分には合わないということが大きな原因だった。さらに、知り合いの紹介なので、変な辞め方はできないというプレッシャーも感じていた様子。

もう一つのストレスは、趣味の野球で勝利へのこだわりが強すぎたのが原因だった。施術後、一時間後に再度電話をしてみると、起き上がれるようになって随分改善されたとのこと。

翌日、来院され、原因となっていたパターンを整理して、今後の理想の行動パターンにつなげるサポートを行った。

業界関係者に知り合いが多く、どのようにして辞めればよいか迷っていたが、施術後のコーチングですっきりした様子で、とても喜んでいただいた。

最初に電話をされた時は、やっとの思いで携帯電話を取って、ファミリーカイロに電話したとのことだった。以前、ふらつきなどの症状でファミリーカイロの治療で改善された経験があり、その後は随分調子が良かったとのことだが、今回の件ではかなりストレスになっていた様子だった。

もしも、ファミリーカイロにご縁がなければ、救急車を呼ばれていたことだろう。

遠隔治療を始めるようになってから、このような救急の電話を受けることがある。一般的に、救急といえばすぐにでも救急車を呼ばなければならないが、ファミリーカイロを利用して下さっている患者さんは、利用回数が多いほど、ファミリーカイロでできることと、できないことを本質的に理解して下さっている。

盲信的に健康や病気は全てファミリーカイロという訳ではない。通常医療の価値もしっかりと理解されて上で、利用して下さっている。

また、このような遠隔治療を行うにあたって、術者と患者間の信頼関係がとても大切で、通常の目安として10回程度の治療回数を受けた経験のある患者さんに基本的にお勧めしている。

遠隔治療を受けるかどうかは患者様の自由であり、治療効果が得られなければ、すぐにでも救急で病院に行けばよいことなので特に限定はしなくても良いのかもしれないが、やはり、治療効果を得るためには、通常の治療経験を通じての信頼関係が大切なる。

今後、遠隔治療のニーズも徐々に高まってくると思うので、患者様がもっと気兼ねなく遠隔治療のサービスを活用していただけるように、料金体位も明確にお知らせして、積極的にご利用いただければと考えている。

イップスの症状(卓球)

familychiro 8 月 26th, 2010

半年前のイップスの症状で1度来院され、遠方からの来院だったので、その後どうされているか心配していた。7か月後の来院になり、今回は卓球のラケットとピンポン玉を持参されていた。

初回の検査では、「視覚情報」「聴覚情報」「身体感覚情報」に関係した反応が示されており、前回のパターンを再検査してみると、ほとんど反応を示さなかった。つまり、前回の施術の分だけ効果があったがことを示す。

しかしながら、今回は基本のフォアーの時にだけ、肩周辺の緊張を感じるという。そこだけ診てほしいとのこと。ラケットとピンポン球を持参されていたので、治療前にフォアーの動作をしてもらう。第三者からみてもほとんど分からないが、本人は肩に周辺に緊張を感じているらしい。

卓球のフォアーの動作から検査をしてみると、未来関係で「安全」というキーワードがでてきた。何か「安全」というキーワードに対して心当たりはないかどうかを尋ねてみると。「安全に打つ」「基本通りに安全に打つということかな~」という答えが返ってきた。

つまり、フォアーという卓球の「基本動作」に意識が集中し過ぎているということが分かった。そこで、そのフォアーの「基本」は何のための動作なのかという質問をさせてもらい、その目的につなげるイメージングをしてもらう。

すると、基本動作に集中したイメージングでは反応を示していたが、その基本を目的につなげるイメージングをすると反応は示されなくなった。

その後、ニューロパターンセラピーでの調整を行い、再検査をすると、基本動作でのイメージングでは反応が示されなくなり、実際に持参されたラケットとピンポン玉で基本動作を試してもらっても、肩の緊張、すなわちイップスの症状は生じなくなった。

「基本動作」で何か思い出されたようで、バウンドテニスのサーブの際にも緊張があるとのことで検査をしてみると、やはり、サーブの基本動作に意識が行き過ぎて緊張しているということが分かった。

卓球のフォアー以外に、スマッシュを打つ際にも違和感があるとのこで検査をしてみると、やはり、スマッシュの基本動作に意識が集中し過ぎて、脳の神経回路が誤作動を起こしているのが分かった。

スマッシュのフォアーと同様に、何のための動作なのかを明確にして、ニューロパターンセラピーを施すと反応が消失した。恐らくこれでイップスの症状はかなり改善されているだろう。

治療後にもう一度、実際にラケットとピンポン球で、フォアーの素振りを何度かしてもらうと、違和感は何もなかった様子で、喜んでいただいた。

イップスの症状で悩まされているスポーツ関係者は多いと思うが、何が原因でそのような誤作動を生じさせているのかが明確なれば、ほとんどの症例で改善されるだろう。

ニューロパターンセラピーをイップス療法と特化してもいいくらいである。

踵骨骨端炎

familychiro 8 月 25th, 2010

10歳の男の子が、両踵のの痛みで来院。整形外科では、レントゲン検査を受け、踵骨骨端炎、疲労骨折という診断を受け、温めの施術を行ったという。2か月前の発症し、数回、整形外科を通院したが、改善が見られないのでご紹介を通じて来院。

触診をしてみると両踵に圧痛があり、特に右側が強い。背骨の触診をしてみると、特に胸椎下部周辺に筋緊張があった。

アクティベータメソッドで骨盤、背骨、そして特に踵と下腿のバランスを検査するとほとんどの検査法で反応を示す。かなり不安定な状態であることが伺えた。

その後、ニューロパターンセラピーにて、両踵に関係する原因パターンを調べてみると、物音→サッカー関係→友人がボールを音というパターンで緊張していることが判明。

それを「リラックスパターン」に切り替えると、「緊張パターン」は消失。施術後、踵の圧痛や背骨周辺の筋緊張は軽減。

5日後に2回目の来院。男に子に「どうでしたか?」と尋ねると、「効いた!」、すなわち効果があったというお返事をいただいた。

触診をしてみると、やや左側に圧痛がある程度でかなり改善していた。アクティベータメソッドでも左側のみ、数か所の反応が示された。その後、ニューロパターンセラピーで検査をしてみると、前回は両踵に反応をしめしていたが、今回は左の踵のみ反応を示す。

聴覚情報→サッカー仲間の声→「存在感」というキーワードで反応を示したので、そのパターンを切り替えた。

一般的に、踵骨骨端炎の治療といえば、しばらくスポーツを制限するとか、装具をつくるとかであるが、それらはあくまでも対症療法で、本質的な施術ではない。

成長時期に激しい運動するのが原因とされるが、それではとても単純過ぎる説明である。すべてのスポーツをする子供が成長期に成長痛があるわけではない。

身体だけの原因を言えば、足を着く際に、関節がクッションの役割をしてないことが原因である。つまり、関節を創る筋肉、靭帯、そして、それをコントロールする神経系の働きに問題があるのである。されにその神経系のバランスを崩す原因がソフト面(メンタル面)に隠されており、ハード面とソフト面の関係性を善くする施術まで踏み込まないと本質的な改善にはならない。

ファミリーカイロに来院される踵骨骨端炎や膝の下が痛くなるオスグート氏病などの成長痛は、スポーツを制限させるような安静を勧めたりはしない。スポーツができる様なバランス調整に努めて、できる範囲内でスポーツをしてもらい、症状があれば、そこから原因を追及して施術を行うのが基本である。

症状が発症してすぐに来院してくれると治りも早い、一年以上も対症的に施術を行うと、様々な学習記憶が絡んで長引くこともある。しかし、信頼してある程度施術を継続してくれ限り、ほとんどの症例で改善されている。

頭痛とモヤモヤ感

familychiro 8 月 24th, 2010

昨日、お友達と会った後に、何かモヤモヤした感じで頭痛の症状があるという。思い当たる原因を尋ねると、ご自分なりに、「敗北感」、「嫉妬感」などのキーワードを出され、検査をしてみると、その反応が示された。

少し事情をお聞きしてみると、随分前からのお友達で、そのお友達とはいい意味でのライバル意識がお互いにあるという。数多いお友達の中でもそのお友達に会ったときだけ、なぜかそのようなモヤモヤした気持ちになりやすいという。

モヤモヤした気持ちの背景には、いつも優位に立ちたいという「もう一人の自分」が隠れていたようで、そのことを認め、さらに「負け」を認めることで、自分の成長や学びにつなげるパターンにすると、モヤモヤ感は解放された様子だった。

この患者さんは、経営者の方で、経営の勉強や、メンタル的な勉強もかなり深くされているようで、このような理屈は頭では良く理解されていた。しかし、それを実際の日常生活の中でどのように使ってよいのかの「実践」が欠けていたということが明確になり、その「気づき」を深く味わっていた。

本や研修などで、マイナス思考をプラス思考に変えるということは、理屈的には良く理解されていても、実際の生活の中で生かされていなければ、「絵空事」で終わってしまう。

本や研修で学んだこと「理論」と「実践」とが結びついてとても勉強になると喜んでいただいた。

両膝に痛み

familychiro 8 月 23rd, 2010

先日、ブログでセルフイメージのタイトルでご紹介させていただいた両膝の痛みの患者さんのその後の経過をお伝えしたい思う。

半年前に中耳炎で入院され、その後、両膝の痛みが生じたとう経過があり、単にセルフイメージの施術だけでは根本的には改善されないだろうと予測はしていた。一回目の施術でその時は症状が改善されたが、自宅に戻ってしばらくすると元に戻ったとのこと。

その後、2回ほどセルフイメージの施術を繰り返し、4回目の施術では、本質的な原因パターンが現れてきた。それは、娘さんの結婚に関連したことが絡んでいた。まだ、正式に結婚はしていないが、遠方へ嫁ぐことになっているとのこと。また、下の娘さんも家を離れて現在では一人暮らしをしているとのこと。

事情を詳しくお聞きしてみると、長い間、ご主人と二人の娘さんの4人の家族生活に慣れ親しんでおり、症状が生じる前ぐらいから、ご主人との二人の生活になったとのこと。人のお世話をすることに生きがいを感じていらっしゃるような、やさしいお母様という印象が伝わってくる。

膝だけの症状ではなく、部屋に引きこもるような「うつ」のような症状もあったとのこと。「空の巣症候群」といわれる現象で、二人の娘さんが巣立ち、お世話をしていた子供たちがいなくなりポッカリ穴が開いた状態。ご主人との二人きりの生活に不満があるわけではない。いつも付き添われているご主人は思いやり深い方で、奥様が改善されるように暖かくサポートされている様子が伺える。

病気になって家事のこともご主人が手伝ってくれていたとのこと。様々な緊張パターンの中で、朝の膝の症状の原因を調べてみると、朝の空虚感の反応がでていた。以前は毎朝、家族のためにお弁当を作るのが日課だったとのこと。喜んで食べてくれる娘さん達がいなくなり、毎朝の行動パターンが変化したことも症状の一因につながっていたようだ。

初診から7回目の施術では、娘さん達への「期待感」や仕事を頑張らないといけないという「意欲」の反応が示されていたが、膝の症状がぶり返すこともかなり少なくなったとのことで喜ばれていた。紹介者の方からもお電話をいただき、症状が改善したことにとても喜んで下さっており、ご紹介者の方からも感謝のお言葉をいただいた。

このような施術法は世間一般的ではないので、最初は半信半疑だったと思うが、施術の回数を重ねるごとに、原因パターンが整理され、それに伴って症状も改善されるので、納得せざるを得なかったと思う。

このように、病院では肉体的に異常がなく、「どこも異常がない」といわれて、症状で悩まされている人は多いだろう。「脳が症状を創る」といわれてもピンとこないのが当然の社会ではあるが、いつかこのことが当たり前になる社会になるように、この施術法を広げて、症状で困っている多くの人のお役にたてればと願う。

試合直前の遠隔治療

familychiro 8 月 22nd, 2010

先日、バトミントンの試合前に、腹痛の症状があるとのことで中学生の男子が電話で連絡。団体戦は優勝して、次はシングル戦が控えているとのことで、試合会場から連絡してくれた。

電話を通じて、遠隔的に検査をしてみると、『身体感覚情報』:静的姿勢=座位→『意欲』:頑張る、というパターンが症状に関連していた。その「緊張パターン」を「いつもの練習通りにしていれば大丈夫」という「リラックスパターン」に切り替えると、症状に関連する原因パターンは消失した。

その後、腹部を自分で圧してもらって、痛みがないかどうか尋ねると、善くなったという。この腹痛は、数週間前にも生じており、電話による遠隔治療で診てみると、その時の原因パターンも『意欲』が絡んでおり、中学生の練習に、社会人選手の人達が参加してくれていたとのことで、少し張り切り気味だった様子。それをいつものペースに戻すと「緊張パターン」が解消され、その後は腹痛が治まっていた。

腹痛以外に何か気になることはないか尋ねてみると、いつものように次の試合で何かストレスになっていないかどうかを診てほしいとのこと。予想される対戦相手を一人、一人イメージしてもらうと。3人目の相手に反応を示す。

潜在的な原因感情を検査してみると、『恥辱』というキーワードが示された。その相手の選手に負けると恥ずかしなどの潜在感情はないかどうかを尋ねてみると。「あ~、あると思います。」という。では、それを自分なりにプラスにイメージに切り替える。

この選手は、小学校の1年生の時から診させていただいており、今では全国でトップクラスを争う実力のある選手。周囲からも注目されており、そのような感情が無意識的に生じても不思議ではない。トップクラスになればなるほど、そのような潜在的感情のコントロールが大切なる。

今は遠方に居るので、冬休みか夏休みの数日間だけ、福岡に来院してくれている。しかしながら、体調不良やメンタル的な違和感があれば、気軽に電話を掛けてくれる。小学1年生のときから、このような本質的な施術を受けてきているので、信頼関係も深く、施術の価値も良く理解してくれており、どのようにこの施術を利用すればよいのかもしっかり把握してくれている。

だから、今回の遠隔治療も5分間位で終わった。これも、継続的に信頼して下さっているご両親のサポートがあってのことで、このような治療を始めて受ける人に対しては、このようにトントン拍子で施術がうまくいくというわけではない。

しかし、いつかはこのような本質的な施術法が当たり前になる時代が来るだろう。身体だけのケアも大切だが、それ以上に心と身体をつなぐ潜在的な感情パターンのケアがもっと大切だということを多くのスポーツ関係の指導者に知っていただきたい。

そのような指導者のもとで練習をするか否かでは、潜在的な可能性を秘めた子供のパフォーマンスに多大な影響を与えるだろう。

肯定的パターンを未来につなげる

familychiro 8 月 21st, 2010

先日、夏休みで帰省したバトミントンで活躍している高校生の患者さんを診させていただいた。

ニューロパターンセラピーで「緊張パターン」を診させていただくと、いつくかのパターン反応がでていた。その中でも興味深かった反応は、試合中でスマッシュが決まった際の「掛け声」での反応だ。

通常、このような肯定的な「気合い」が身体に影響を及ぼすような「緊張パターン」になるとは思いもよらないが、脳には学習記憶されている反応を示す。

これは、肯定的な声でもあるので、それを抑えるというのも難しい。ではどのようにすれば身体き影響をしないようなパターンに変えることができるかを考えた。

少しそのパターンを深く調べてみると、その掛け声が未来につながっていないというパターが分かったので、掛け声を未来につなげるようにイメージしてもらうと「緊張パターン」反応がなくなった。

この気づきはとても新鮮だったのでとても興味深かった。

手首の違和感

familychiro 8 月 20th, 2010

メンテナンス的に通院されている患者さんが、久しぶりに手首に違和感があるとのことで来院。

検査をしてみると、「聴覚情報」→「ゴルフ関係」→「探究心」とのパターン反応がでた。お聞きしてみると、最近、ゴルフのスクールに通うようになり、技術的に上下の変動や中心軸をぶらさないようにするという意識が強くなっているとのこと。

その意識のイメージで検査をしてみると「緊張パターン」を示す。スポーツ選手によく生じやすい「緊張パターン」で、技術的な技法に意識が向きすごると、神経‐筋肉の関係が不自然になりやすく、それが過度になると「イップス」などの症状につながる恐れもある。

このような反応がある場合、患者さんには「その技術によって得られる結果は何ですか?」という質問をする。多くの患者さんは、その技術の先にある結果につながるイメージができるようになる。

その技術と結果がつながるイメージができると「緊張パターン」は消失する。つまり、結果につながるイメージができると、脳が結果につながる神経回路を創り、その神経回路のプログラムによって無意識に筋肉の働きがパターン化され、目的のためのパフォーマンスを自動的にしてくれる、というわけである。

患者さんは、「これは、スポーツだけでなく、仕事や生活など全てにつながることですね・・・」とその気づきに感動されていた。

そして、症状もその場で改善され、とても納得されていた様子だった。

冷静に頭で考えれば、その結果(目的)のために行っているということは理屈では分かっているが、脳では無意識のうちに、その目的とのつながりが切り離されて、何のために行動、何のために思考なのかが分からなくなり、神経回路のつながりが分離状態になって、結果を得る行動に結びつかなくなってしまった現象である。

これは、スポーツに限らず、今行っている行動や思考は、何のためなのかという「つなぎ」は、意識的にしておく習慣を身につけておかないと、無意識のうちに切り離されてしまい、肉体的にもメンタル的にも誤作動を起こす恐れがあるということである。

「ガン」と診断されたら、あなたはどうされますか?

familychiro 8 月 19th, 2010

先日、肩や首の痛みで通院されていた患者さんが、深刻な顔をされて、「実は、病院の方ではっきりとガンと診断されて、・・・・・・」と、かなり落ち込んで来院された。

患者さんによると、もしかすると「自分にガンがあるのではないか?」と疑っていたが、実際に検査を受けてみるとやはり、医師に「ガンです」と明確に診断されたという。

その後、セカンドオピニオンのために他の病院を受診。2か所ほどの統合医療の病院も受診。医師から勧められたサプリメントを試みたり、免疫療法なども考えたりしたとのこと。

ファミリーカイロで、お勧めしている「ガンの患者学研究所」の冊子や、その研究所で進めているセミナーにも参加。様々な癌の患者さんからの情報もたくさん得て、何が本当にいいのか分からなくなりそうだったが、最終的には外科的な処置や化学療法を行わずに、自然治癒力、すなわち自分の力で治すことを決意されたとのこと。

一般的には、病院で外科的療法、化学療法などが施される。その施術で改善される人もいれば、改善されない人もいる。また、通常医療とは異なる代替医療で改善される人がいるのも事実である。

癌は、自然発生的に生じる病気で、多くの人で、目には見えないレベルで自然発生的に発症し、自然退縮を何度も繰り返しているといわれている。病院の検査で分かるようなレベルになるまでには9年位かかるという専門家の意見もある。

「本質的な病気の改善には、何が大切なのだろうか?」と、常々多くの患者さんを診させていただいて深く考える。すべてのことが分かっている訳ではないが、大切なのは患者さん自身が本来もち備えている自分の治癒力を心から信じ、その治癒力を引き出すために、自分に合う適切な施術を自分で選択し、自らが望んで積極的に治そうとしているかどうかが肝心だと思う。

このようなことも含めて、もしも、「癌を治すことができますか?」と尋ねられたら、治っている人がたくさんいるという事実も含めて、「治すことができると思います。でも、治すのは患者さん自身ですよ。」と答えるだろう。

「医師や治療家が病気を治す」のではなく、「患者さん自身が病気を治す」ということが基本でなければ、通常医療であれ、代替医療であれ、自然治癒力は引き出せないように思う。

ファミリーカイロで診させていただく癌の患者さんは、通常医療をすでに受診されている患者さんが多い。通常医療を受診せずに癌を直接的に治してほしいという患者さんが来院されることはほとんどないが、ファミリーカイロの治療目的が生命エネルギーブロックの解放、すなわち、自然治癒力を引き出すお手伝いであることを前提に、通常医療と併用して、癌に関係するエネルギーブロックの解放治療を施させていただく場合が多い。

ニューロパターンセラピーでは、様々な症状や病気につながる生命エネルギーブロックの部位を特定し、それを解放させる施術を行っている。癌の患者さんも腰痛や肩こりの患者さんと同様に、癌の患部に生命エネルギーブロックの反応があれば、それを解放させる施術を行う。

たとえ癌細胞が存在してもその生命エネルギーブロックの反応がある場合とない場合がある。この反応をどのように考えるかというと、生命エネルギーブロックの反応がない場合は、癌細胞の増殖(悪化)はなく、自然退縮の可能性があると考え、生命エネルギーブロックの反応がある場合は、癌細胞の増殖が進行する可能性があると考える。

この法則が、科学的に証明されている訳ではないが、臨床的に、経過が良くない患者さんに共通する点は、生命エネルギーブロックの反応が、同じ原因パターンで繰り返されることが多い点である。

また、経過が良くない患者さんに共通しているのは、医師や治療家にすべてお任せするという傾向が強く、積極的に自分で治療法を選択するということはなく、自分自身の治癒力で治す、治るのだということが信じられていない方が多い。

重度の病気になればなるほど、一般的に誰かに治してもらうという傾向があるが、通常医療であれ、代替医療であれ、自分自身の治癒力を引き出すために、医師や治療家を利用するという考え方が大切だと思う。

今回、ご紹介させていただいた患者さんは、できるだけ多くの情報を集め、実際に通常医療や統合医療の病院を受診して、ご家族にも相談されたが、結果的にファミリーカイロでの施術がとてもすっきりするので、治療はここだけにして、後は、「ガンの患者学研究所」で教えていただいた自己療法を行っていくとのこと。

決してファミリーカイロに依存している訳ではなく、自分で積極的に様々な情報を集めて、専門家の意見にも耳を傾けた上での判断である。癌と診断された直後はとても落ち込まれていたが、原因の一つと思われる、永年義務的にお勤めされていた仕事も退職され、心機一転、未来がとても明るいように感じる。

恐らく良い方向へと向かうと確信しているが、このような良い方向へと向うためには、まず、自分自身の身体に治る力があるとういことを信じることである。信じるためにまずは、自分で積極的に治そうとする行動をとることである。

今回、癌と診断されて、ニューロパターンセラピーにて10回ほど施術をさせていただいたが、施術の回数を重ねるごとに、徐々に原因パターンが明確になり、点と点が線でつながり、線と線がつながって面となり、面と面がつながって立体となって、病気のパターンとなる全体像が見えてきたように感じる。そのような段階を経て、自分自身の身体の治癒力に確信が持てるようになることが大切である。

以前からファミリーカイロを利用して下さり、信用していただいているということも根底にあるが、今回の病気のことで、真剣に人生に向き合い、複雑に絡み合う潜在的な感情パターンが上手に整理できているように感じる。今後も患者さんが継続して治療を受けていただく限り最善を尽くして、自然治癒力を引き出すお手伝いをさせていただく。

施術法を選択するのも患者さん、治療者を利用するのも患者さん、そして、治すのも患者さんである。これは、治るための最低限の基本条件のように思う。

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