「セルフイメージ」(セルフモニタリング)による症状
familychiro 7 月 31st, 2010
先日、50代の女性が、半年以上も両膝の痛みを抱えて、様々な治療を受けたが改善されないということで、知人に、「騙されたと思って行ってごらん」と勧められ、ご主人と共に来院。
いくつかの病院でレントゲンやMRIの検査を受け、同じような説明を受けたとのことです。貼り薬、電気療法、マッサージ、整体などを受けたが改善されず、仕事や家事もできない状態で、経過は悪くなっているとのことでした。
構造的には少し内側半月板がすり減っていて、O脚傾向にあるが、関節の痛みに直接影響を及ぼしていないとの説明を受けたとのことです。
当院に来院する前の整形外科の先生の説明では、関節が直接悪いのではなく、脳で痛みを感じているようになっているとの説明をしてもらったとのこと。
一般的に、通常医療では少しでも構造的な変形があると、そこに注目して的外れな治療をすることが多い医療の世界で、その先生は、本質的な説明をされていたようです。恐らく、既成概念にとらわれずに幅広く、柔軟に勉強されている先生だということが伺えます。
しかしながら、その脳の学習記憶による症状を改善させる治療法が通常医療にあるというわけではありません。その患者さんもその説明だけで終わったようです。
ニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)では、そのような現代医療では埋めることができない、本質的な原因療法が可能です。
通常の理学的な検査法で、膝関節の検査をしてみると、明らかに脳が症状を学習記憶しているということが分かりました。
その患者さんの症状をニューロパターンセラピーで検査をすると、特に症状を映像的に学習記憶してしまう「セルフイメージ」(セルフモニタリング)のパターンが強く、その施術を施すと、今まで常にあった両膝の痛みがその場で消失しました。
治療後、患者さんは、今まで痛みの原因が分からずにとても辛い思いをしてきたということを話されていました。いくつかの病院で検査をして、関節には強い変形がないので、それが直接的な原因ではないなどという診断をされると、何か自分が大げさに思われているのではないかと考えて、とても辛い思いをしていたといいます。
現代医療では、痛みやその他の症状の原因を検査するために、関節などの構造異常に注意を注ぎますが、多くの場合、構造異常が本質的な原因ではないことがほとんどです。
また、もしも、筋肉系の機能異常による痛みであれば、その調整によって改善することもしばしばです。しかし、その上位の脳の学習記憶による症状であれば、その学習記憶を切り替える施術を行わなければ、その症状の改善は望めません。
このように通常医療では補うことができない本質的な施術をもっと多くの患者さんに知っていただくことができれば、医療費の削減や予防医学としても多くの貢献ができると信じております。
大げさにいえば、この施術は医療革命的な治療法でもあります。しかし、決して、通常医療を否定したり、逆らったりするような医療でありません。あくまでも代替医療としての役割を果たしながら、多くの人に喜んでいただくことができればと願っております。