「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」
familychiro 6 月 15th, 2010
先日、ゴルフのプレー中に手首を痛めて来院。「緊張パターン」の原因を調べてみると、「楽しみ」という肯定的な感情が絡んでいた。患者さんに思い当たることはなかったかを尋ねてみると、手首を痛める前に、とても楽しい気分になっていたという。
恐らく、「楽しい」という感情が過剰になり過ぎて、自律神経系がアンバランス状態になって筋肉の緊張を引き起こさせていたのだろう。
施術後すぐに、手首の違和感は改善された。
論語に「過猶不及」、すなわち「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」ということわざがある。何をするにも、いき過ぎになると、それがどんなに良いことでも、バランスを崩してしまうという意味で、心身相関的にも、感情が過剰になると、たとえ肯定的な感情であっても自律神経系のバランスを崩して、症状を引き起こしてしまうようだ。
論語では、さらに片寄のない「中庸」の大切さを説いている。「過ぎることもなく、及ばぬこともなく、しかも偏らないで、終始変わらないようにバランスを保つことが、人間の道徳として価値が最高至極のものである。」としている。
- スポーツ障害・交通事故 , 日記・コラム・つぶやき
- Comments(0)