アレルギー
familychiro 2 月 7th, 2010
先日、アレルギー症状で困っているお子さんが、テレビ番組で紹介されていた。途中からたまたま目にした番組だったが、アナフィラキシーショック症状を発症してから、病院からアレルギー症状に関係する食品の除去を指導され、その食品除去の影響で栄養が偏り、骨が変形してくる病併発して、足の骨が変形してきているという。
病院ではそれでは良くないということで、今まで完全に除去してきた食品を、病院で徐々に摂取してもらいながら改善していく方法が紹介されていた。
病院のアレルギーの治療は、基本的にはアレルギー反応のある食品を除去するという手法が主流で、減感作療法という本質的療法もあるようだが、まだ一般的には知られておらず、ほとんどが対症療法のようだ。
今回の番組ではその対症療法の弊害に気付いて、アレルギー食品を身体に合わせようという手法を試みていたようだ。
食品の除去療法は、療法というよりも、単に身体に合わないものは避けて、排除するという考え方で、身体に合わないものを身体に合わせようとする治療概念はほとんどない。
心身条件反射療法のアレルギー治療は、減感作療法の考え方に似ていると思うが、アレルゲンも含めて、身体に合わない情報を合わせて適応力、免疫力を身につけるという考え方が基本にあるので、様々なアレルギー食品や物質に触れても適応できる体質へと変化してくる。
基本的に脳には柔軟性(可塑性)という性質があるので、強い毒物以外は、様々な食品や物質などに適応できる能力を本来持ち備えている。
ただ、適応できる学習能力がある一方で、過敏になる負の学習能力ももち備えているから、アレルギーのような症状を引き起こされるのである。
よって、アレルギー症状の治療では、脳がどのような過敏学習をしているかどうかを検査して、治療では「過敏」から「適応」へと再学習を促す治療を施す。
アレルギーの治療の基本は、脳の再学習なので、脳が学習するためにある程度の治療期間が必要である。一つのことに慣れるのに繰り返しの学習が必要なように、一つのアレルゲンや刺激情報に慣れるのには繰り返しの学習が必要になる。
よって、アレルギー症状に対する治療期間も症状を抱えている期間や、アレルゲンの種類、病的学習パターンの深さによっても人それぞれに様々である。
しかしながら、「過敏」学習を消去法のように「適応」学習に変えていく限り段階的に改善されてくることがほとんどである。肝心なのは、根気強く治療を継続して、何が原因で、どのように改善していったのかを肌で感じ、自分の体質改善に自信をもつことである。
- アレルギー・皮膚科領域
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