マラソン選手のコンディショニング
familychiro 12 月 19th, 2009
マラソン選手が背中のこりを訴えて来院。特に激しい運動をすると悪化するとのこと。毎日、20~30キロは走りこんでいるという。
筋力抵抗運動の検査では、右の腰方形筋、左方向への腰回旋筋群、左の後背筋、右の僧帽筋下部、右の大腿屈曲筋群の筋力弱化が確認された。
触診検査では、胸椎全般に弾力性が低下、胸椎両サイドの脊柱起立筋群の膨隆が確認された。
アクティベータメソッドの後に、ニューロパターンセラピーにて、胸背部症状の原因パターンを検査した。
最初は体感覚で走るときのいくつかの緊張パターンが示され、特に印象的だったのは、試合での結果を意識し過ぎての「緊張パターン」だった。
スポーツ選手にとって、勝つことが最終目標になるので、当然の持つべき意識ではるが、多くのスポーツ選手はその結果を意識し過ぎて、身体が緊張して実力が発揮できないケースが多い。
そこで、勝つことも大切だが、自分のパフォーマンスを自分らしく最大限に発揮しているイメージに変えてもらうと、「リラックスパターン」ができた。
後は、味覚情報でも緊張パターンが示されており、栄養面にかなり気を使っているとのことだった。
一流のスポーツ選手には栄養面のバランスはとても大切だが、そこで脳の錯覚に陥りやすい。どのような脳の錯覚で緊張パターンに生じやすくなるかというと、いつも栄養バランスを整えているにも関わらず、何かが不足しているかのように自己暗示をかけてしましい、自分の身体を自分で信じられないパターンで食事をするクセがついてしまう。
そのような情報をもとしてもらい、いつも栄養バランスを整えている自分の身体を信じてるイメージに切り替えてもらい施術をすると、緊張パターンが開放された。
治療後には弱化した筋肉がすべて強化され、脊柱起立筋のこり感もほとんど解消された。
今までは、マッサージなどの肉体だけの施術だけなので、元から筋肉がほぐれなかったのではなかろうか?
今後、メンタル面との関係も兼ね合わせた治療を継続すると、さらにコンディションが良くなり、ご自分の潜在的な実力が発揮できると思う。
お正月駅伝の全国大会に出場されるとのことなので、活躍を期待したい。