こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

オスグット・シュラッテル氏病 成長痛の本質的な原因

familychiro 10 月 11th, 2009

バレーを習っている小学5年生の女の子がお母さんに支えられながら来院。両膝、両足首、肩、首の痛みを訴えて来院。7か月ほどまえより、両膝、両足首の痛みを発症。3か月後に整形外科を受診。オスグット氏病・成長痛との診断を受け、それ以来バレーは休んでいるとのこと。3か月後に改善が見られず、他の整形外科を受診。そして、歩行時でも痛みが強くなりファミリーカイロに来院。

筋力検査では、両側の大腿四頭筋の検査にて、脛骨租面という大腿四頭筋の付着部付近に痛み。動かさなくても痛みを感じるとのこと。

アクティベータの検査・治療では骨盤部と腰部、そして、両膝蓋骨の下方変位が示された。
次に心身条件反射療法で「緊張パターン」を調べてみると、内的な声と姿勢で反応を示す。
内的な声はどのような分野なのかを検査してみると、「家族関係」で反応を示す。

家族一人一人をイメージしてもらうと、お父様とお母様に対しての内的な声で反応が示される。お父さんもお母さんも忙しいのでもう少し構ってほしいという寂しさの感情が脳に緊張パターンを生じさせていた様子。

次にどのような姿勢なのかを調べると、お母さんが仕事で使う椅子で、くるくる回して遊んでいるときの姿勢で示された。

「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替える施術では、先の内的な声の緊張パターンと姿勢とを合わせて切り替えた。

半年以上症状が継続しているので、そのようなケースでは症状のパターンを脳が学習して悪循環を繰り返している場合が多い。検査をしてみるとやはり、症状を脳が学習していたのでその症状の学習記憶を切り替える施術も施した。

また、自然教室が3日後に控えているとのことで、自然教室に参加しているイメージをしてもらうと、「緊張パターン」が示されたので、それも切り替えた。施術後、立って歩いともらい、歩く動作を試してもらうと「あっ、痛くない、痛くない」と喜んでいただいた。

治療後の感想を聞いてみると、「気持ちが身体の痛みの原因になっているということに驚いた・・・・」

自然教室に参加したいということなので、次の日も続けて治療を受けてもらった。二日目に来院されて、お母さまに経過をお尋ねすると、治療後は良かったが、家に帰ると少し痛がっていたとのこと。

膝の「緊張パターン」は改善されている様子だが、両足首に痛みがあるとのこと。両方の足首の筋力検査で痛みが強くなる。

ニューロパターンの検査をしてみると、バレーの場面で反応を示す。バレーを3か月ぐらい休んでいるのでお友達に追いつけるだろうかという心配が原因になっていた。

また、今回の痛みと同時期に食欲も落ちてきているとのこと。食欲不振につながる腹部の「緊張パターン」を検査してみると、バレーで練習している同じぐらいの年代の友達と比較していることで反応が示された。そして、それに代わる「リラックスパターン」のイメージがし難かったようなので、こちらから提案させていただいた。

「教えてくれている先生や先輩たちの中で、自分が将来なってみたいような理想のモデルの人はいませんか?」

「・・・・います。」

「それでは、同期の友達と自分のパフォーマンスを比べるのではなくて、自分のペースで理想のモデルの人のようになっていく自分をイメージしてみましょうか?」

「はい・・・」

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で施術をすると、食欲不振の腹部の「緊張パターン」の反応が消失。

施術後は、両足首の痛みが消失し、受付でジャンプを試して大丈夫だった様子。

小学5年生だが、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を通じて、潜在的な感情が身体の痛みなどの症状に影響を及ぼしていたということを初めて体験。

一般的には身体の構造や働きなどが原因で痛くなるという既成概念があるが、身体の異常は結果であって原因ではないという本質的な心と身体の関係性を小学5年生から理解することができたということになる。

このようなことが小学生から理解できるということは、すごいことである。
健康を守る上でとても重要な要因になるだろう。

世間一般でまだまだ、痛みなどの症状は身体の構造が問題であるという偏った情報が溢れすぎて、本質的な改善ができずに悩んでいる方が多いだろう。

このような本質的な原因パターンを検査できる治療家がもっと増えて、多くの小学生にその本質な治療を伝えてほしいと願う。

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