こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 10 月, 2009

継続的な「健康感」や「幸せ感」は、心と身体のつながりから

familychiro 10 月 31st, 2009

先日、患者さんが来院され、今、新しいことに挑戦しようとしているが、それを誰かに話しをしようとすると、その新しいことに対して自分が批判されるのではないかとメンタル的に不安になるとのこと。そのことで、気分がもやもやした感じになるので、そのようなメンタル面を改善したいとのことで診させていただきました。

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で、「緊張パターン」を検査してみると、その背景には、他の人に批判されることに「緊張パターン」を示しているのではなく、新しいことに挑戦するときには、自動的に不安になるという心のクセがあるということが分かりました。

患者さんに、そのような心のクセがあるかどうかを心当たりがあるかどうかを尋ねてみると、患者さん自身も、小さい時からそのような感じ方のクセがあるということは認識されていたようです。

施術ではもう一人の自分の心の癖を認めてもらうように、リラックスパターンに切り替える施術を行いました。

施術後は最初の不安を10として、今どれくらいになりましたかと尋ねると、半分の5ぐらいに軽減したという答えをいただきました。

さらに、新しいことに挑戦している自分を想像してもらうと、「緊張パターン」を示すので、そのパターンの原因を調べてみると、もう一人の自分が「頑張っている」という義務的な感じ方があるとのことでした。

それに代わる「リラックスパターン」では、その新しいことに、楽しんでいる、喜んでいる自分にパターンを切り替える施術を行いました。

不安感情のレベルと尋ねてみると、少し軽減して、4ぐらいの不安のレベルに下がりました。

その後、15分ぐらいのリラクセーションを終えて帰られるときには、もやもやしたものが整理され、すっきりした感じになられたとのことで、不安のレベルも2-3ぐらいのレベルにまで下がって、顔の表情も明るくなられて、喜んでいただきました。

感情がモヤモヤしているときには、その陰には必ず原因となるパターンが隠されています。そして、その原因を心身条件反射療法で整理すると気分がすっきりされる場合が多いようです。

心のモヤモヤ感を整理する際、自分の頭で整理するのは困難です。まずは、もう一人の自分存在を認めて、鏡の奥にいる自分に尋ねてみましょう。

他人のことは、その人の無意識的なボディーランゲージで、その人の内面を読み取れることが多々ありますが、自分で自分の内面を読み取ることは困難なことです。

心身条件反射療法では、身体の無意識レベルの反応を読み取る検査を行いますので、もう一人の自分の「緊張パターン」を容易に読み解くお手伝いができます。

心身条件反射療法を繰り返し受けることによって、点と点が線でつながり、線と線が面でつながり、面と面がつながって立体になり、もう一人の自分の「思考パターン」の全体像がみえてきます。

そうすると奥深い自己を知り、心と身体が一体となりやすく、肉体面も精神面もバランスよくコントロールできるようになります。

継続的な「健康感」や「幸せ感」は、心と身体のつながりから始まります。

6歳の「頻尿」

familychiro 10 月 30th, 2009

6歳になる女の子がお母様に連れられて頻尿の症状で来院。緊張するような場面になると毎回トイレに行きたくなるとのこと。病院も受診されており心因性頻尿の診断を受けたとのことでした。

アクティベータ治療の後に心身条件反射療法を行う。脳の五感情報の検査では、身体感覚、味覚で反応を示す。

立っている姿勢+不安、幼稚園での水、牛乳+不安・不快、リレー大会、バレエの発表会、夜+怖い、テレビの怖い映像で反応。

お母様によると、もの心ついたときから「人が死ぬこと」に過剰反応していたとのことで、人が死ぬことに対しての「緊張パターン」も「リラックスパターン」に切り替えました。

治療後に、「治療を受けてどうでしたか?」と尋ねると、「楽しかった。」と答えてくれました。

6歳という年齢を感じさせないスマートなお子さんなので感心しました。

そして、次の施術日に予約を入れて下さっていましたが、お母様から電話で、お子さんが行きたくないと言い出したとのこと。

治療はスムーズにできたように感じたが何かあったのかな・・・という感じで心配していたところ、お母様から以下のメールをいただき安心しました。

『術後、頻尿は相変らずだったのですが、一皮むけたかのように、すっきりした様子で、今までにはなかった積極的でしっかりした発言が多々ありびっくりしていました。先生やカイロの雰囲気も大変気に入っている様子だったのですが、日曜日の夜に一転、『もう行きたくない、自分で治す』と言いだしました。急な心変わりにはっきりした理由もわからず、どうしたものかと思っていましたが、月曜日からトイレへ行く回数が減って、本人も尿意を意識していないようです。何が彼女の中で起こったのかわかりませんが、頻尿も治りそうですし、彼女が精神的に成長したように感じますので、今回診察していただいて本当に良かったと感謝しております。ありがとうございました。』

さらに、上記のブログ掲載の許可をいただいた後に以下のメールもいただきました。

『メールのお返事ありがとうございました。本当に、頻尿がよくなっているようです。お家ではほとんど見られませんし、(おでかけ前は、必ず行きますが)園でもピークは過ぎたようで、活動中にトイレに行くことはなくなったそうです。』

一回だけの施術でしたが、潜在意識レベルに届いたものが、脳の誤作動を修正してくれたように感じています。

すべての頻尿のお子様が一回の施術で治るとは限りませんが、心因性の頻尿は、潜在的な脳の誤作動なので、それを修正する治療を行えば、よい結果が得られます。

よい結果がでた背景には、お母様がとても自然体で、このような施術に理解を示してくれたことが一番の要因だったように感じます。

ありがとうございます。

「不正出血」の原因は脳の錯覚、思い込みから

familychiro 10 月 29th, 2009

一週間前からの不正出血を訴えて来院。肉体的なエネルギーブロックは子宮で反応。

脳を過敏にしている五感情報は、内的な声で反応。内容的には会社の同僚関係のことらしく、自分も会社を辞めさせられるのではないか。そして、さらには会社を辞めると主婦になるのではないかというイメージで反応。

結婚する前に主婦のような経験が何年かあり、そこでの経験が過敏に反応しているいるらしい。

「主婦になることで何か失われるものがあるのですか?」と質問させていただくと、

「世間から取り残こされた感じになる」とのこと。

「何パーセントぐらい取り残されそうですか?」

「もう100%位ですね」

「本当に100%世間から取り残されるのですか?」と、少し鋭い質問をさせていただいた。

「・・・・」

「40%ぐらいですかね。・・・」

そこで、心身条件反射療法で脳の錯覚を切り替えると、先に示された子宮の反応が消失した。

その後、3日後に来院され、経過を尋ねてみると、治療後から不正出血が止まり経過は良いとのことでした。

子宮に関係する「緊張パターン」の多くは、潜在的に女性であることに抵抗を感じている場合が多いようです。

ただ、これは、意識ではそのようなことがほとんど感じていないことが多いので、それは身体の反応でしかわからないことがほとんどです。

ただ、そのようなもう一人の自分もいるということを認めてあげると、それに絡んだ、「緊張パターン」が修正されて症状の改善も早いようです。

そして、今回の症例では、主婦になると100%世間から取り残されるという思い込みから生じています。

「主婦=世間から取り残された人」のような方程式が脳にしっかりと組み込まれており、脳に過剰反応を引き起こしていたということです。

このような脳の錯覚、思い込みによる脳に制限を加えて、肉体的にも精神的にもマイナスの影響を及ぼしている人がとても多いように感じます。

心身条件反射療法では、その脳の錯覚をできるだけゲーム感覚で修正できるお手伝いを試みています。

脳に柔軟性をつける秘訣

familychiro 10 月 27th, 2009

先日の健康教室にて、生田哲著の『「脳地図」を書き換える』と、ジル・ボルト・テイラー著の『奇跡の脳』という本をご紹介させていただきました。

この二冊の本で共通して紹介されていることは、脳は劇的に変わることができるということです。

生田哲氏の著書では、65歳で脳卒中から回復した症例、ADHDの少年が水泳のスーパースターになった例、CI療法(強制使用法、制限運動療法)というリハビリ療法で脳卒中の患者が劇的に回復した例などが紹介されています。

ジル・ボルト・テイラー著の『奇跡の脳』では、脳科学の専門家としてハーバードの第一線で活躍していた著者の脳卒中からの奇跡的な回復を紹介している内容で、脳卒中の患者さんたちを勇気づけるストーリーです。

これらの著書に触れて、強調したいことは損傷を受けた脳でさえも、このような症例が示すように劇的に変わることができるということなので、損傷を受けていない人の脳も柔軟に変えることができるということです。

以前の脳科学の考えでは、脳が損傷を受けると、新しい神経細胞は再生されないということが定説的に語られていましたが、最新の脳科学の研究によって、脳の神経細胞が再生されるということもわかり、脳に対する認識が随分と変わってきました。

脳の病気に限らず、慢性疾患やメンタル面の問題においても脳を柔軟に変えることができるのです。なぜならば、人間の働きをコントロールしているのは脳です。「脳が病気を創り、病気を治す」のです。

損傷を受けた脳でさえも脳の可塑性という働きによって、柔軟に変化して、神経回路のネットワークを変えて新たな機能を生み出すことができるので、損傷を受けていない脳はさらに、脳の使い方次第で脳地図を書き換えることができるはずなのです。

たとえば、先に述べたCI療法は、脳卒中後にマヒした腕を回復させるために、麻痺していない正常な腕を強制的に動かせないように拘束して、マヒした腕の回復を試みようとするリハビリ療法で、すこし乱暴なやり方のように感じるかもしれませんが、脳科学的には、とても効果があるということがわかってきています。

ではなぜ、効果があるのでしょうか?

 まず、患者自身が治るということを信じているということ。
 その患者さんをサポートする回りの医療従事者も固定概念にとらわれずに脳の可能性を信じているということが大前提にあるでしょう。
 そして、患者さんやその患者さんをとりまく医療従事者に柔軟な創造性、イメージ力があること。
などが挙げられます。

これらの著書で紹介されている改善された人達とその患者さんを取り巻く医療従事者の方たちは、幸いにして従来の医学の固定観念に縛られていなかったということでしょう。

「脳の可塑性」という言葉を最初に使った実験心理学の父と呼ばれるウイリアム・ジェームス博士が、1890年に「神経組織には非常に大きな可塑性がある」ということを述べ、その後、1913年にノーベル賞を受賞していた脳科学者であるラモン・カハールが「大人の脳は固定されたもので、不変である」という見解を述べています。

脳は変わるということを述べた学者が100年前にいたにもかかわらず、その間、脳は変わらないというこの方が、医学では定説として教えられてきました。

ここ数年、脳科学のブームによって、「脳の可塑性」という言葉が、一般の人にも目に触れる機会が多くなってきているようですが、一度損傷した脳は変わらないという固定観念を持った人の方が圧倒的に多いようですし、さまざまな医学知識による固定観念によって、自分の身体をがんじがらめに縛りつけて、自分を苦しめている人も少なくはないように感じます。

最近見たテレビ番組で、天気の予報に合わせて、頭痛予報や関節痛予報などを予測しているのには驚かされました。おそらく気圧の変動で頭痛や関節痛になりやすい日にちを予測していると思われますが、テレビからの情報は人がマインドコントロールされやすいので、それを信じている人は、その情報によって、脳が学習されて実際の症状を引き起こす人も少なくはないと思われます。

実際に気圧の変動で症状に悩む方も少なくはないのですが、心身条件反射療法ではその脳の錯覚を切り替える治療を行うとよい結果が得られます。気圧による症状を変えるこことはさほど難しくはないのですが、情報に左右されたり、固定観念が強い患者様には効果が引き出しにくいようです。

永年の臨床を通じて、脳の柔軟性は健康のみならず、人生においてもその人の豊かさをも決定づける重要な要素になると感じます。

脳に柔軟性をつける秘訣は、
 今までに思考ラインにとらわれず、新たな思考領域を増やす工夫をすること。
 今までの「行動パターン」から異なる「行動パターン」に挑戦すること。
 苦手だと思うことに挑戦すること。
 不慣れなことに挑戦すること。
などですが、要は脳に楽をさせないようにすることが、健康や幸福への秘訣になるのです。

なぜならば、苦手なことを避ければ避けるほど、脳の使う領域は狭くなり、幸福の感じ方も狭くなります。その一方で、苦手なことに挑戦すればするほど、脳の使う領域に広がりを増して、幸福の感じ方が広がってくるのです。

さあ、使い慣れた「思考パターン」、「行動パターン」を少し休めて、使い慣れない「思考パターン」、「行動パターン」に挑戦しましょう。

「因果関係」の深さを知る

familychiro 10 月 25th, 2009

すべての物事において「原因」があって「結果」あるという「因果関係」が存在するのは、周知の通りです。

その「因果関係」は様々な分野で研究され、原因を深く追求することで、さまざまな成果が生み出されています。

病気の改善にしろ、経営の改善にしろ、すべてを有機的な生き物として捉えるならば、その「因果関係」を追求することはとても大切なことです。

たとえば、一般的に多くの人が経験する腰痛も因果関係があります。腰痛の痛みを感じるのは筋肉であり、その筋肉の働きに異常が生じているがゆえに、神経からの伝達を脳で痛みとして感じることになります。

ではこの筋肉の働きを悪くする筋肉の異常緊張はどこから生じているのでしょうか?それは脳・神経系です。この脳・神経系が筋肉を含めた臓器、組織をコントロールしているので、この脳・神経系が誤作動を起こすと、無意識レベルで筋肉に異常緊張を生じさせ、腰痛を生じさせます。

医療従事者も含めた多くの人達は、背骨のずれ、骨や軟骨の変形が腰痛の原因だと決めつける傾向にあります。しかし、背骨のずれや骨、軟骨の変形は結果であって原因ではありません。

重いものを抱えたとか、腰を使いすぎたということは、引き金にすぎません、その前提状態として筋肉に異常緊張が生じているので腰の関節を動かすと痛くなるのです。

さて、この筋肉の異常緊張を生じさせている脳・神経系の誤作動はなぜ生じるのでしょうか?

その誤作動は意識レベルではなく無意識レベルで生じています。つまり、無意識レベルで脳に誤作動を生じさせているのです。

そして、その無意識レベル誤作動は、自己の内界や外界との関係性によって学習・記憶された結果であり、「関係性」という相互作用がないと原因として成り立たないことが多いのです。

たとえば、同じ場所で生活をしていてインフルエンザウイルスに感染する人としない人、あるいは症状が重い人と軽い人がいる。

これもインフルエンザウイルスと人との関係性によって生じる。これは、免疫力、抵抗力の違いによって生じるのですが、その免疫力と抵抗力の違いをたとえて言えばいうならば、インフルエンザと仲良くできれば、身体が過敏にならずに症状が起こりにくいのですが、インフルエンザを過度に嫌ったりすれば、身体が過剰に反応して症状が悪くなるということがいえるかもしれません。

ただ、ここで大切なのは、理性的な顕在意識で仲良くするということよりも、感性的な潜在意識で仲良くすることが大切です。

なぜならば、身体のほとんどが潜在意識によってコントロールされているので、潜在意識レベルでインフルエンザを嫌っていると、身体は過剰に反応することになるでしょう。

そして、もしかすると、その関係性による学習・記憶の原因は何ですかと疑問に感じる人もいるかもしれない。それはとても奥深い質問になりますが、それは、深い魂レベルの記憶の問題で、その魂の過去世の記憶に隠されているという仮説ができます。

その分野は、深いレベルまで検査して研究している訳ではないので、詳しいことは語れませんが、過去世の魂の記憶に原因があったとしても、因果関係となる「関係性」という意味においては時空を超えて、過去世も現世も同じ関係性のパターンで記憶に反映されていると考えることができるかもしれません。

よって、現世での学習・記憶のパターンを切り替えれば、過去世の魂レベルの記憶も切り替わる可能性もあるのではないかと感じております。

様々な専門家が、さまざまな因果関係の説明をしております。どれも間違っていないかもしれませんが、本質的であるかとう点においては、結果やプロセスを混同して、あたかも原因であるかのように語っているかも知れません。

効果がすぐに期待できるタイプ

familychiro 10 月 20th, 2009

ハンドボール部に所属している中学一年生の女の子が、一か月ほど前より両膝に痛みを感じ、整形外科を受診、オスグット氏病との診断を受けて、安静を指示される。アクティベータ療法とPCRT療法で施術を行う。
治療前にはしゃがむと膝の痛みがあったが、治療後には改善された様子だった。

その後、一ヶ月後に来院。膝の症状はほとんど良くなったと喜んでいただいた。今回は、足首をひねって痛めたとのこと。前回ご紹介した小学五年生の女の子もオスグット氏病の症状で来院していただいたが、一回の施術でかなり改善したが、これで、永続的に痛みが起こらないというわけではない、また、新たな原因が生じれば痛みが出ることもある。しかし、本質的な治療をして、脳がそのような原因となるストレスに対しての適応力を学習できれば痛みが起こりにくくなる。

病院などを受診した場合、オスグット氏病は、スポーツを中断して、安静を指導されるぐらいで、効果のある治療法があるわけではないようだ。しかし、ファミリーカイロでの症例では、一回から数回の治療で改善する症例が多い。一年以上も本質的な治療を受けていない場合は、一回や数回では改善されない症例もある。

アクティベータ療法も運動器系などの症状に幅広く効果があるが、心身条件反射療法(ニューロ・パターン・セラピー)は本質的な施術法なので様々な症状に効果があるのに加えて、何が原因だったかが明確になる。

本来、ほとんどの人の脳には治る力(自然治癒力)が備わっており、その脳の柔軟性(可塑性)を利用すれば、様々な症状が改善される。

心身条件反射療法(ニューロ・パターン・セラピー)が全ての人に万能に効果があるというわけではない。治療者の技量にもよるが、原因の深さや原因の数の多さによっても、すぐに治る人もいれば、時間がかかる人もいる。割合的にはとても少数であるが効果が引き出せない人もいる。

基本的に脳は平等に治る力を備え持っているので、治るのが当たり前と思いつつも、その脳の力のすごさには治療者としても驚かされることが度々である。

永年、なぜ人は治るのか、なぜ治らないのかを深く研究していると、以下のような傾向がみえてくる。

効果がすぐに期待できるタイプの傾向として、
 西洋医学的に診断される病気や症状、ならびにその治療法に対しての固定観念がないタイプ。
 心と身体の関係性(心身相関)による影響を素直に受け入れて、ご自分でその因果関係を積極的に分析しようとするタイプ。
 もう一人の自分の存在(潜在意識の自分)を認めて、もう一人の自分と積極的に対話をしようとするタイプ。
 治ることで多くの利益が得られるタイプ。
 もとごとを柔軟に幅広くみることができるタイプ。
 自分自身を客観的に、かつ俯瞰的にみることができるタイプ

簡単にいえば、治療者や治療法に対する深い信頼関係ができていれば、ほとんどの症例で効果があるように感じている。

始めからタイプを決めつけることはできないが、患者様にこのようなタイプによっても治療効果に影響をあたえるということを自覚していただくことも効果を引き出すうえで大切な要因になると考える。

「脳が病気を作り、脳が病気を治す」

familychiro 10 月 14th, 2009

定期的に通院して下さっている患者様が、以前から気になっていた業界がらみの事柄(緊張パターン)が、最近は気にならなくなったというご報告をいただいた。その「緊張パターン」の原因は、しばらくの間、子宮筋腫関連の検査反応で示されていた。そして、その事柄が気にならなくなったのと並行して、実際に下腹部の膨らみも明らかに小さくなっていた。

また、他の患者様で、病院で乳癌の診断を受けて、病院の治療と併用して心身条件反射療法の施術を受けて下さっている患者さんも、しばらく通院していただいた後に、癌に関係する周辺の「緊張パターン」の反応が出なくなっていた。そして、その後の病院での検査結果も良好で、病院のほうでも奇跡的だと驚かれたというご報告をいただいた。

言い換えると、病院だけの治療ではこのように経過が良くなる症例はほとんどないということであり、恐らく心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)によって、ご本人の治癒力が正常に生かされた結果であるように感じる。

癌や腫瘍などの自然発生的に生じている肉体内の病的な異物は、身体だけの原因ではないことは明らかであるが、まだまだ世間一般では、身体だけの操作で治療を試みることが、当たり前になっている。

心と身体は密接につながっているということは明らかであり、その前提条件を踏まえた治療をしなければ本質的な治療法とは言えないだろう。

もちろん、心身条件反射療法を受けたからといって、すべての癌患者が改善されるということをいっている訳ではない。西洋医学の施術法も大切である。

心身条件反射療法を受けるか否かに限らず、改善するという前提に、患者様自身が心と身体のつながりを深く理解してくれているということが大切で、単に心は心の問題、身体は身体の問題と切り離して考える傾向があるタイプの人にはなかなか効果が発揮できないように感じる。

身体の中で生じている癌の発生や腫瘍の発生の奥には必ず原因があり、その原因は患者様自身の脳が知っているということ。すなわち、「脳が病気を作り、脳が病気を治す」のである。

だから、その治る答えは治療者ではなく患者様の脳が知っているのである。治療者は、その引き出し役を務めるだけ。

その治る答えとは、脳の誤作動(錯覚)であり、潜在的な感じ方を柔軟にするという作業の積み重ねで、整理していくということになる。

この心身条件反射療法が、もっとゲーム感覚で楽しく受けていただけるようにならば、もっと多くの患者さんに貢献できるだろうと日々研究の連続である。

脳の交通整理ができずに、集中力が低下

familychiro 10 月 13th, 2009

仕事の肝心な時に頭が働かない、集中力が出ないという症状を訴えて来院。

エネルギーブロックの検査をしてみると頭と喉の部位にエネルギーブロックの反応が示される。

頭のブロックの原因パターンを心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で検査を試みた。

まずは、頭がよく働いて、集中力がある理想の自分になっている状態を想像してもらい検査をすると身体は「緊張パターン」を示す。これは、頭では望んでいても身体はその状態に抵抗している反応。すなわち、顕在意識でその理想を望んでも、潜在意識では抵抗している状態。

そこで、潜在意識では何が抵抗しているのかを検査した。

すると、頭がよく働くようになると→重い仕事が来る→楽でいられなくなる→勉強などの努力しなければならない→成長しなくてはならない。というようなパターンが背後になった。

頭では成長したいと望みつつも、成長すると重い負担がのしかかるという錯覚が生じて、理想の状態にブレーキをかけていた。

その錯覚をニューロパターンアジャストメントで切り換えて、次に喉の周辺のエネルギーブロックの原因パターンを検査した。

喉のエネルギーブロックの原因パターンは、姿勢→デスクワーク→お客さんに質問されたらどうしようという不安→必ず答えなければならないとうい思い込み→組織内で一目置かれたいという評価→評価は自分の人生にとって大切なもの。というようなパターンが明確になった。

頭と喉のエネルギーブロックを総合的にみると、一人の自分は成長すると重い仕事が課せられて負担になるという自分、そして、もう一人の自分は組織内では評価を得たいという自分がぶつかり合っているということがみえてきた。

自分が成長しなければ評価を得られないのだが、そこに脳の錯覚が生じて悪循環を繰り返している様子。

脳の奥の方では、このような矛盾がうまく交通整理ができずに、停滞状態なっているのだろう。これでは、頭が働くなり、集中力がでないのもよくわかる。

恐らくこの交通渋滞(自己矛盾)がうまく整えば、本来の集中力も出てくるだろう。
とても優秀な方なので、このような錯覚でご自分の実力が発揮できなのは残念なことだと思う。

この錯覚を修正して、ご自分が望まれる自分になれることを期待した

慢性的な股関節痛の本質的な原因

familychiro 10 月 12th, 2009

右股関節の痛みを訴えて来院。一年ほど前から症状が感じているとのこと。最近では歩行の際にも痛みを感じているらしい。

筋力検査を試みると、左の股関節に関連する筋力はほとんど筋力抵抗が弱化している状態。他動的に股関節を動かそうとすると、痛みと、痛みをかばうクセでスムーズに回せない状態。

アクティベータ療法では、左股関節部に様々な神経関節機能障害の反応が示された。そして、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で、その神経関節機能障害の原因パターンの検査をしてみると、聴覚→内的な声→家族関係→長男としてというような「緊張パターン」が示され、思い当たる感じ方をイメージしてもらい、「リラックスパターン」に切り替えた。

一年以上にわたって症状を抱えているため、症状の「学習記憶」の疑いがあるので検査をしてみると、やはり反応が示された。また、歩行においても家に帰る時の歩行で「緊張パターン」の学習記憶があったので、そのパターンも切り替えた。

施術後、他動的に股関節を回されるのに抵抗があったが、ほとんどかばうことなくスムーズに回せるようになり痛みを感じなくなった様子。

この股関節の治療のため遠方まで行かれたそうだが、治るこということに自信が持てた様子だった。

オスグット・シュラッテル氏病 成長痛の本質的な原因

familychiro 10 月 11th, 2009

バレーを習っている小学5年生の女の子がお母さんに支えられながら来院。両膝、両足首、肩、首の痛みを訴えて来院。7か月ほどまえより、両膝、両足首の痛みを発症。3か月後に整形外科を受診。オスグット氏病・成長痛との診断を受け、それ以来バレーは休んでいるとのこと。3か月後に改善が見られず、他の整形外科を受診。そして、歩行時でも痛みが強くなりファミリーカイロに来院。

筋力検査では、両側の大腿四頭筋の検査にて、脛骨租面という大腿四頭筋の付着部付近に痛み。動かさなくても痛みを感じるとのこと。

アクティベータの検査・治療では骨盤部と腰部、そして、両膝蓋骨の下方変位が示された。
次に心身条件反射療法で「緊張パターン」を調べてみると、内的な声と姿勢で反応を示す。
内的な声はどのような分野なのかを検査してみると、「家族関係」で反応を示す。

家族一人一人をイメージしてもらうと、お父様とお母様に対しての内的な声で反応が示される。お父さんもお母さんも忙しいのでもう少し構ってほしいという寂しさの感情が脳に緊張パターンを生じさせていた様子。

次にどのような姿勢なのかを調べると、お母さんが仕事で使う椅子で、くるくる回して遊んでいるときの姿勢で示された。

「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替える施術では、先の内的な声の緊張パターンと姿勢とを合わせて切り替えた。

半年以上症状が継続しているので、そのようなケースでは症状のパターンを脳が学習して悪循環を繰り返している場合が多い。検査をしてみるとやはり、症状を脳が学習していたのでその症状の学習記憶を切り替える施術も施した。

また、自然教室が3日後に控えているとのことで、自然教室に参加しているイメージをしてもらうと、「緊張パターン」が示されたので、それも切り替えた。施術後、立って歩いともらい、歩く動作を試してもらうと「あっ、痛くない、痛くない」と喜んでいただいた。

治療後の感想を聞いてみると、「気持ちが身体の痛みの原因になっているということに驚いた・・・・」

自然教室に参加したいということなので、次の日も続けて治療を受けてもらった。二日目に来院されて、お母さまに経過をお尋ねすると、治療後は良かったが、家に帰ると少し痛がっていたとのこと。

膝の「緊張パターン」は改善されている様子だが、両足首に痛みがあるとのこと。両方の足首の筋力検査で痛みが強くなる。

ニューロパターンの検査をしてみると、バレーの場面で反応を示す。バレーを3か月ぐらい休んでいるのでお友達に追いつけるだろうかという心配が原因になっていた。

また、今回の痛みと同時期に食欲も落ちてきているとのこと。食欲不振につながる腹部の「緊張パターン」を検査してみると、バレーで練習している同じぐらいの年代の友達と比較していることで反応が示された。そして、それに代わる「リラックスパターン」のイメージがし難かったようなので、こちらから提案させていただいた。

「教えてくれている先生や先輩たちの中で、自分が将来なってみたいような理想のモデルの人はいませんか?」

「・・・・います。」

「それでは、同期の友達と自分のパフォーマンスを比べるのではなくて、自分のペースで理想のモデルの人のようになっていく自分をイメージしてみましょうか?」

「はい・・・」

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で施術をすると、食欲不振の腹部の「緊張パターン」の反応が消失。

施術後は、両足首の痛みが消失し、受付でジャンプを試して大丈夫だった様子。

小学5年生だが、心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)を通じて、潜在的な感情が身体の痛みなどの症状に影響を及ぼしていたということを初めて体験。

一般的には身体の構造や働きなどが原因で痛くなるという既成概念があるが、身体の異常は結果であって原因ではないという本質的な心と身体の関係性を小学5年生から理解することができたということになる。

このようなことが小学生から理解できるということは、すごいことである。
健康を守る上でとても重要な要因になるだろう。

世間一般でまだまだ、痛みなどの症状は身体の構造が問題であるという偏った情報が溢れすぎて、本質的な改善ができずに悩んでいる方が多いだろう。

このような本質的な原因パターンを検査できる治療家がもっと増えて、多くの小学生にその本質な治療を伝えてほしいと願う。

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