こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 9 月 8th, 2009

「存在価値」という「緊張パターン」

familychiro 9 月 8th, 2009

ある患者さんで、後頭部あたりの「緊張パターン」の原因を検査してみると、「存在価値」というテーマにたどり着いた。

自分が「私がいなくても世界が回る、自分はいなくてもいいのではないか・・」という感じが「緊張パターン」になっている様子。

このようなテーマで「緊張パターン」なる患者さんは、世間一般的には比較的に大切な社会的ポジションで働いている方が多い。

しかし、ご本人にとっては、いてもなくてもいい存在だと感じている様子。

そこで、「存在価値のある人とは、具体的にどんな人のことですか。」と質問させていただくと。

「亡くなった時に多くの人に惜しまれるような人・・・・?」というような答えが返ってきた。

「例えば、有名人見たいな人ですか?」と、少し皮肉っぽく尋ねてみると・・

患者さんは「いえいえ、そんな有名人のような人でなくてもいいのですけれども・・・」

「存在価値という言葉は、難しい言葉ですが、存在価値という言葉を小学生レベルでも分かるような言葉に置き換えるとどんな表現になるでしょうか?」

「・・・・・」

「よく目立つ人気者の子供という感じかもしれませんね・・・」

そこで、患者さんに笑いがでてきて、何かに気付かれた様子。

「平たくいうと、私は目立ちたいんですよね・・・」(笑い)

そこで、「緊張パターン」が明確になった後でニューロパターンセラピーの施術で緊張がほぐれ、症状が改善した。

施術後、「今日の気づきは目から鱗でした。」と喜んでいただいた。

自分は、いてもいなくもいいのではないかと錯覚されている患者さんの傾向として、その背景には「存在価値」があり、その「存在価値」を平たく言えば、「もっと目立つ存在になりたい」、「注目されたい」という願望が背景にあることが多い。

「存在価値」という難しい言葉よりも、「目立ちたい自分がいる」という認識の方が分かり易く、シンプルに認識され易く、深刻にならなくていいようだ。

日本人の美徳として、控えめや謙虚さを大切にするという教育を受けているがゆえに、「あまり、目立ちたくない・・・」という意識も大切にしたいというケースが多く、潜在意識の「目立ちたい」という葛藤で、様々な「緊張パターン」が生じるケースも少なくはない。

そのようなケースで「リラックスパターン」を作るためには、「控えめな自分」と「目立ちたい自分」の両方を大切にすることが大切になる。