こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 6 月, 2009

マンネリ化による肩コリや疲れ感

familychiro 6 月 16th, 2009

最近の症例で、マンネリ化が原因で「緊張パターン」が脳にプログラム化され、肩こりや疲れ感などの症状がある数人の患者さんに遭遇した。

一般的に、身体に影響する「ストレス」とは、「過剰な刺激」というイメージがあるだろう。しかし、刺激が少ないことも脳にとっては「緊張パターン」になり、様々な症状に絡むことが少なくはない。

脳は適度なストレス(刺激)が必要で、その刺激が無くなると、身体的にも心理的にもバランスを乱してしまう。

刺激(ストレス)がないことが「ストレス」になるということは、一般的にはあまり知られていないが、潜在的には様々な健康を害する原因になっている。

心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)では、そのような通常では認識し難いストレスパターンも、「身体に聞く」検査によって明確に特定することができる。

患者さんは認識し難いストレス(刺激)がないことのストレスを認識し、施術することによって、脳は新たな刺激を創り出す工夫をしてくる。すると特別に環境を変えることなく、脳は柔軟にその環境に適応できるように変化して、身体の症状も改善されてくる。

ここで大切なポイントは、患者さん自身が、刺激のない環境がストレスになっているということを十分に理解し、認識を深めていただくことである。

ストレスは脳の健康を維持するための大切な栄養素である。

客観学習のパターン

familychiro 6 月 12th, 2009

顎のしびれ、違和感が17年前から発症。17年前のあるストレスから頭痛が生じ、その後に顎の症状が発生したとのこと。

歯科や口腔外科など様々な所に行ったが改善されないとこのこと。

ご本人自身が、原因はストレスからだということをある程度自覚されていた。ニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)の治療を始めて約2ヶ月間で10回の施術を終えた頃には、治療前よりも随分改善されているとのこと。

検査でも原因となる「緊張パターン」もほとんど反応しない状態にまで改善されていた。

症状を抱えている期間が長いと、その症状を脳が記憶して、症状を感じることは少なくはない。

ニューロパターンセラピーによる客観学習の検査法は、症状のある自分の姿を客観的に観ているイメージングをしてもらい、神経反射検査を行う。

もしも、そのイメージングが脳に「緊張パターン」として記憶されていれば、神経反射検査では陽性反応を示す。

前回の施術では、正面から見たご自分の症状のある姿をイメージングしてもらうと反応が出ていたので、客観学習の治療を施した。

今回も正面から見た客観学習の検査をすると反応が出ないので、正面からの見た客観学習による「緊張パターン」は改善されていた。

そこで、他の方向からの客観学習の検査をすると、右側方、後方、そして、口をあけた状態での客観学習の反応がでたので、その施術を行った。

施術後は、症状がある感じがかなり和らいだとのことだった。

この患者様は、顔立ちの良い女性の方だが、「緊張パターン」が解放されるごとに、自然の美しさが表れてきているように感じる。

自分の客観的なイメージ作りはとてもパワフルに感じる。

ニューロパターンセラピーでは、主観学習と客観学習の施術法をご紹介しているが、脳科学的な視点から見ても今後は必要とされてくる施術法になるだろう。
 

子供の存在を認める

familychiro 6 月 9th, 2009

先日、頭痛や肩関節の痛み、吐き気などの体調不良を訴える患者さんの「緊張パターン」の検査をしてみると、「お子様の声」に対して「緊張パターン」の反応が出ていました。

なぜ、身体がお子様の声に反応するのか理由を知りたいとのことで、その関係性を検査してみると息子さんに対して「もっと・・・すれば友人関係がよくなるのに」というような期待感がからんでいました。

お子様に期待する「緊張パターン」の反応が出ることは少なくはありません。そのようなケースを色々な角度から掘り下げてみると、「子供の存在価値」というキーワードが浮かび上がってくることがあります。

そして、「子供の存在価値」に対する認識が深まると、「緊張パターン」もなくなり、お子様との関係性も良くなっていく傾向にあるようです。

どこの親御さんでも「子供が・・・できるようになってほしい」、あるいは、「もっと勉強にやる気を出してほしい・・・」などの願望や期待があるのは当然です。

社会に出ても困らない様にしっかり勉強して、適度に運動して身体が丈夫になるようにと期待するのは親心です。そのために色々なアドバイスを与えたり、塾や習い事をさせてチャンスを与えたりすることもあるでしょう。

そして、時には厳しく子供をしかることもあるかもしれません。

親が子供をしかる時、どんなに厳しくしかろうともその根底に厳しい愛情があれば、その愛情は本能的に伝わるはずです。

もしも、その厳しさが親のエゴや親の都合であるのであれば、本能的にその負の感覚は子供に伝わるはずです。そうすると親子関係は負の循環を繰り返すことになるかもしれません。

分かり易く言うと、本当に子供のための厳しさであれば、感情をあらわにした怒りでもその怒りは愛情に転換するはずです。

逆に子供のご機嫌を気遣うような叱り方は子供に対する愛情に自信の無さが表れているのかもしれません。

親が子供に愛情を持つのは当たり前の事ですが、知らず知らずのうちに子供の存在価値を軽視した愛情にすり替わってしまっているかもしれません。

親が心から子供の存在価値を認めてあげているかどうかの判断は難しいと思います。

一つの基準として、勉強も運動もできない子供に、心から「あなたは素晴らしい子供だから、あなたのままでいいんだよ」と心から子供の存在価値を認めてあがることができるかどうか?

このように子供の頃から親が、子供の能力や性格に関わらず、根底に存在してくれること自体を認めてあげることができたら、その子の心はどれほど愛情に満ち溢れて育つことができるでしょうか?

子供に勉強や運動に対してアドバイスをする時は、まず、その子供の存在価値を認めたあげた上で指導をしないと、子供はそのことを本能的に感じて、親子関係が希薄になってしまう可能性もあります。

子供の存在価値を心から認めていても、知らず知らずに子供に錯覚をさせるような態度をとってしまうこともあるかもしれません。

子供は家族の宝物であり、人類の宝ものです。もしかすると身体に障害があるかもしれませんし、知能に障害があるかもしれません。でも、そこに生まれることに意味があり存在価値があるはずです。

「あなたは、あなたのままでいい・・・・あなたは、私達の大切な宝だから・・・」