空上の緊張パターン
familychiro 3 月 12th, 2009
保井:「今、緊張パターンの反応がでていますが、何のイメージをされていましたか?」
患者様:「飛行機の操縦桿を握っている動作で、丁度、着陸の時ですね・・・」
保井:「あ~なるほど、それでは、その緊張イメージを治療目的であえて大げさに強化したイメージにしてもらいますか?」
患者様:「はい、分かりました」
心身条件反射療法にて「緊張パターン」から「リラックスパターン」に変えた後、上腕の回内という前腕をねじる動作の筋力もアップして、しびれ感の症状も軽減した。
さらに、指のスムーズな動きを見てみると、緊張パターンを示すので、脳の感覚を検査すると、身体感覚で反応を示した。
保井:「身体的な動作で「緊張パターン」を示しているようですが、他に何か動作で緊張するような場面はありませんか?」「心当たりのある動作を適当にイメージしてみて下さい、検査してみますから・・・・」
患者様:イメージング・・・・
保井:「今のイメージで「緊張パターン」が示されますが、そのイメージは何でしたか?」
患者様:「横風に注意を払ってしっかりと操縦しているイメージですね・・・」「そこは、絶対に気を抜けないところですから・・・」
保井:「なるほど、そこは慎重にしなればならない場面ですね・・・」「今の検査で分かることは、慎重にし過ぎるがゆえに、かえって身体が緊張しすぎて、身体能力や思考能力にマイナスな影響を与えているようですので、その緊張をほぐすためのリラックスできるイメージはないでしょうか?」「考え方によっては、そこはリラックスしてはいけないという場面ではあるとは思いますが・・・」「例えば、自然の風に逆らわずに、風の流れにゆだねるとか・・・」
患者様:「なるほど、分かりました・・・・イメージング・・・」
保井:「そのイメージでは身体は緊張パターンを示さないようですから、そのイメージで切り替えますね・・」
施術後には指の滑らかさが改善され、患者様も自覚されている様子だった。
緊張感を持つことを求められる大切な職業だが、そこに脳・神経系までもが緊張するようにプログラム化されると、かえって身体能力や判断能力が低下するということが良く分かる。
今回で8回目の通院になるが、過去の様々な緊張パターンがリラックスパターンに切り替わり、ひどい肩コリや肩の痛みなどが改善されて喜んでいただいている。
パイロットの方は、能力面はもちろんのこと、高いレベルの健康状態を求められる職業なので、西洋医学的な健康チェックは厳しいようだ。
心身条件反射療法で検査、治療をさせていただくと、20年以上のベテランの方でも、知らず知らずのうちに無意識レベルの「緊張パターン」が脳にプログラム化されているということが良く分かる。
末長いご活躍を期待したい!
