こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 3 月 4th, 2009

潜在的なマインドコントロール

familychiro 3 月 4th, 2009

催眠療法や心の意識に触れる療法などで「マインドコントロール」されるのではないかと考える人も多いいだろう。

人はそのような心理療法に限らず、多かれ少なかれ誰もが知らず知らずの内にマインドコントロールされているという認識を持たれる方が自分のマインドを自分でコントロールする上で幅広くバランスを保ちやすくなるだろう。

現代社会において、知らず知らずのうちに潜在的にマインドコントロールされやすいとすればテレビ番組やインターネット、本、雑誌になるだろう。

例えば、健康に関連するテレビ番組やテレビドラマなどでも知らず知らずにマインドコントロールされて、あたかも自分がドラマの主人公になったかのごとく錯覚して、脳にストレスパターンを形成して、実際に身体の症状として表れる人も少なくはない。

先日、ある患者様が、手術後に頸肩部から上肢にかけての痛みやしびれを訴えて来院。初診時には、首を動かすことが困難で、首と上体が一体になって動かしている様子。腕を動かさなくても痛みが伴う様子だった。

5回ほど施術を行った後には、首の動きやしびれ感もかなり改善された。施術後にはほとんど痛みやしびれ感が消失するが、数日後の来院で痛みやしびれ感がぶり返す状態。しかしながら、その痛みやしびれの原因パターンはほとんど明確なので、その「緊張パターン」を「リラックスパターン」に換えれば症状が改善される。

様々な「緊張パターン」が絡んでいる原因の一つに、手術を担当された医師の「そのしびれは2年ぐらい続きますよ」という言葉が「緊張パターン」として示された。

恐らく統計的なデータを根拠に、そのようにお伝えされたのだと察するが、その担当医の言葉は、患者さんにとってはマイナスな暗示であり、マインドコントロールにつながる。

もしも、その担当医が、統計的には術後のしびれの回復には2年ぐらいかかるかもしれないし、それよりも早く回復する人もいるかもしれないというような曖昧性のあるコメントであれば、それを受け取る側としては柔軟性があり、治癒力への制限はなく、回復が早くなるかもしれない。もしかすると、その担当医はそのように曖昧に表現したかもしれないが、受け取る側が白か黒かのように解釈すればそれは「緊張パターン」になり易い。

実際に心身条件反射療法による改善結果を観てみると、現代医学的な予測とは異なっているように思う。

現代医学的には構造的な問題にだけが主な関心事になるので、このような結果が生じるのも無理もないが、将来は、現代医学の教育を受けた医師と協力して、患者さんが早期に回復できるお手伝いが幅広くできることを望みたい。