こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

「笑い」は健康の源

familychiro 1 月 9th, 2009

ph_031.jpg先日、1月5日付の新聞で、イタリア政府が「臨床道化師治療」に2.5億円を支出することを決めたと報じられていた。臨床道化師治療はオランダで始まり、米国の医師の実話に基づく1998年の映画「パッチ・アダムス」で有名になった。

臨床道化師が病院を訪れ、つらい治療を受けている子供の前で道化を演じるもので、欧米に続き日本でも治療が行われているとのこと。比較的陽気で笑いの多いイタリアの国柄ならではの政策ではないかと思う。

日本の政府がこのような療法に補助するのにはまだまだ先のことかもしれないが、このような国際的なニュースから見てもメンタル面と身体との関係性の関心は高まってきているように感じる。

心身条件反射療法などの心身相関療法が、国の政策、支援で病院などの公的機関で使われるようになるにはまだほど遠いかもしれないが、そのようなときが来ることを願って、広く認知されるように、臨床研究に励み、セミナー活動を継続していきたい。

心身条件反射療法も年を重ねるごとに進化し、検査法や施術法もシンプルになり、楽しく施術を受けて下さる患者様(クライエント)が多くなってきている。また、施術中に笑いが飛び交うことが増えてきて、施術する側も楽しい。

例え深刻なトラウマでさえも、イメージ力さえあれば、容易に心身の「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替えることが可能になってきた。

イメージ力とは簡単にいえば、「作り話」ができるかどうかである。たまに過去の事実をゆがめることに抵抗があるという真面目な方もおられるが、治療目的であり、脳の可塑性(柔軟性)を高める目的でお願いすると、ほとんどの方が問題なく柔軟にイメージが創れるようだ。

このイメージ力は、恐らく笑いを創りだす「臨床道化師治療」に通じるものがあるように感じる。脳科学的にいえば、イメージ力(想像力)は、新たな脳の神経回路を構築することにつながり、脳内ホルモンの分泌も変化する。そして、脳の神経回路は病的なパターンから健全なパターンへと切り替わり、自然治癒力が高まることになる。

今年も患者様一人一人の価値観を大切に保ちながら、まだ気づいていない本来の価値観を引き出すお手伝いや心身の健全なパターンへの切り替えのお手伝いを患者様とともに楽しく、笑いを創り出す施術を心がけていくことができればと願う。

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