こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

Archive for 12 月 23rd, 2008

女子プロゴルファーの苦悩からの脱却

familychiro 12 月 23rd, 2008

「ゴルフの調子が大分良くなりました。」

女子プロゴルファーの方が遠方から来院され、今日は5回目の施術日。

最初は腰痛や首の痛み、頭痛、しびれ、違和感、その他の症状を訴えていた。

原因を検査してみると、色々な原因が絡んではいたが、特にゴルフのパフォーマンスが影響を及ぼしていた。

尋ねてみると、半年ぐらい前から自分のゴルフが分からなくなっているらしい。

ゴルフのスイングのイメージをしてもらうと、いくつかのスイングで緊張パターンを示す。

3回ほど施術した後、「主に技術面に意識が集中し過ぎているということで、「緊張パターン」が脳にプログラム化されていた。」ということが見えてきた。

4回目の施術で、ホワイトボードを使って、今のメンタル面のパターンを図式化して、ご自分で答えを探し出してもらい、心身条件反射療法を施した。

その後、5回目の施術に来られた時には、とても調子がいいらしく。今までなぜ調子が悪くなったのかの因果関係もご自分で説明できるくらいに明確になられていた。

頭で考えるゴルフが先行し過ぎて、大切な感覚が抑えられていた様子。

施術前まではスイングの際に、技術面ばかり気にしていたが、今では技術にはとらわれずに、ご自分が心地よいイメージングでスイングすると、とても良いショットができるようになったらしい。

あらゆるスポーツにおいて、基本的な技術面の指導は必要かもしれないが、結果が良ければ、基本的技術という既成概念にとらわれない方がよいようである。

どのような技術が良いかどうかは、ご本人自身の身体が一番よく知っているのであって、コーチではないというような基本前提も必要かもしれない。

既成概念にとらわれない独自の技術を確立した例としては、イチロー選手や元メジャーリーガーの野茂さんなどがいい例なのかもしれない。彼らに共通する背景には、仰木監督という既成概念にとらわれない名コーチが存在していることも興味深い。

心身条件反射療法では、できる限り患者様自身が、自分自身で自分に心地よい答えを探し出すサポートをしていく。この手法はコーチングの技法を取り入れているが、患者さん自身が見つけ出した答えは心の奥にグッと入っていく感じで良い結果が得られる。

まずは理想の状態(ゴール)を明確にして、それぞれのゴールのための第一歩とのなる行動を導き出す。その時大切なのが、それぞれの患者さん自身が大切にしている大切なもの(価値観)とともにそのゴールに向かうことが重要なポイントになる。

人から指導された価値観があたかも自分の価値観かのうように錯覚してゴールに向かうと良い結果がでない。その価値観は、他人が考える価値観であって、自分本来の価値観ではないからである。

自分が大切にしている自分本来の価値観かどうかは、心身条件反射療法で身体を使って検査すれば、身体が正直に反応を示してくれる。

だから、早期にゴールを達成しやすくなる。

ただし、頭で考えるゴールの価値観と体で感じるゴールの価値観とが離れすぎている場合には、その両者を統合するのに時間がかかる場合もある。