「喜び」と「報酬」のバランスシート
familychiro 11 月 13th, 2008
ある経営者の方が、腰、首、肩、頭痛、で来院された。
前回の来院では、治療後にはすっかり痛みを改善されていたが、同じ原因で症状を繰り返している様子。
検査反応では、時系列では現在から未来にかけて、脳の感覚は視覚で、カテゴリー的には利益率の算出で、どうすれば利益が出せるのかというところに「緊張パターン」が生じていた。
建設会社の経営者の方で、耐震問題や材料の値が上がったり下がったりで、利益率が読めないらしい。
経営者として、会社のために利益を上げることは大切な目標である。
しかし、目先の利益に過敏になり過ぎると心身のバランスが悪くなる。
「損をして儲かる」という言葉があるように、次元の異なる見方をして、その時はあまり利益がでなくても、お客さんが喜んでくれれば、そのプラスのエネルギーは、周り回って後に自分の会社に帰ってくるという考え方もある。
不当に儲け過ぎたり、相手に損をさせるように気持ちにさせたりすると、その負のエネルギーは周り回ってマイナスを引き寄せて、その負のエネルギーは、後に会社の経営状態を悪化させることにもなりかねないだろう。
上記のような話をさせていただくと、その経営者の方もそのようなことが基本的には分かる方なので、施術後はすっきりされた様子だった。
このような「緊張パターン」に触れさせていただくと、筆者自身も色々な面で勉強になる。
会社の「経営方針」も「人生の指針」も、軸足を目先の利益やモノに置き過ぎると、後々にバランスが悪くなるようだ。
基本的な軸足は、やはり、「喜びを与える」や「奉仕を施す」というようなところに軸足を傾けていないと、後々に重荷を背負うということになりかねないかもしれない。
要は「与えた喜びの数」と「それに見合う報酬」とのバランスシートがうまく保てていればOKということで、喜びも創らず、与えてもいないのに、利益が入ると、そのバランスシートは崩れて、後々に歪みが生じるということだろう。
このようなことは頭で分かっていても、実際に日々実践していくのは難しい。
でも戻るべき軸足をしっかり把握していれば、恐れるものは少なくなってくるはずだ。
特に今のような不況や変化の激しい時代には、このような王道的な軸足に重心を傾けておくことが大切だろう。