「根拠もなく治る気がする」
familychiro 11 月 4th, 2008
「随分、良くなってきましたね。」
「最近、何か根拠もなく治る気がするんですよね・・・」
治すために通院しているのに、なぜこのような言葉がでてくるのか、普通の人が聞くと不思議に感じるかもしれない。
ご報告させていただいている患者さんは、ほぼ20年前からアトピー性皮膚炎を患っており、治らない自分の顔の症状を長期間に渡って見続けており、完治している自分の顔の状態が想像でいないほどに、湿疹の顔が脳に焼き付いている様子だった。
ファミリーカイロに通院される前までには、他の医療機関でもいろいろと治療されていた様子で、どこの医療機に通院しても治らないというイメージが脳に学習され、治るということ自体が、自然に受け入れられないような、ある種の信念体系のようなものが脳に強くプログラム化されている様子だった。
治すために時間とお金をかけているのに、そのような考え方は治せないことの言い訳にしか過ぎないと、単純に思われるかもしれないが、治る前提条件として、まずは患者さん自身の脳に治るという根拠もないプログラムができていることが必要である。
この患者様が、ファミリーカイロに通院されてからほぼ6カ月になるが、ここまで改善するには、様々なプロセスを経てきており、メンタル面以外にも環境的なアレルギーや飲食的なアレルギーなどの様々な「緊張パターン」も絡んでいた。
最初に発症したのは、中学生のときで、高校受験のストレス時期から発症したとのこと。現在32歳。大学生のときにステロイド剤を使い始めたが、しばらくして、ステロイド剤が効かなくなったとこのこと。ステロイド剤を中止したことによるリバウンドでさらに悪化したらしい。
幸いにして、この患者様はファミリーカイロで行っている心身条件反射療法をスムーズに受け入れて下さったようで、身体が示す反応を素直に学習され、「根拠もなく治る気がしてくる」と感じるところまでたどり着き症状もかなり改善している。
最初は「治った後のデメリット」(疾病利得)などの反応などもあったが、患者さんが、そのような自分もいるかもしれないと、快くその反応を受け入れて下さり、積極的にその脳の錯覚を修正したことも良い結果につながった。
このような深い脳のネガティブなプログラムは、一般の人にとって理解し難いので、色々と誤解を招きやすいが、長い間症状が改善されない人には、それぞれにパターンが脳にプログラム化されている。
単に治療技術がいいとか、・・・の健康食品が良かったなどの表面的な問題ではないことを理解してほしい。
ほぼ20年以上もの間にわたって、強化されてきた湿疹の病的パターンが、6か月ほどで正常なパターンに切り替わって、完治しようとしている。
この治癒の過程には、単に症状が改善されるというだけでなく、今後の人生を豊かにする深い気づきがプラスアルファーされている。
症状が改善することも嬉しいことだが、それ以上に患者様自身が豊かになり、周りとの関係性も豊かになっている様子が間接的に伝わってくる。