虫恐怖症の治療
familychiro 8 月 4th, 2008
以前から虫が苦手で、その恐怖症が原因で、自炊もしたくてもできない状態で、その「恐怖症」は生活にも支障をきたしているという。虫の中でも特にゴキブリやハチが怖いとのこと。
ゴキブリやハチに対して、脳が恐怖を生じさせるようにメンタル面とフィジカル面に病的な条件づけ(プログラム化)が生じている。よって、そのような病的な脳のプログラム化を補う、新たな脳のプログラム化を再構築させる必要がある。
保井:「恐怖症の治療をしてみますから、できるだけ脳を柔らかくして、遊び感覚で、できる
だけ想像力を働かせてみて下さい。」
保井:「実際のゴキブリを見ると恐怖感がでてくると思いますので、そのゴキブリをアニメ化して漫画的なゴキブリに修正することはできますでしょうか?」
患者:「・・・・・・やってみます。」
保井:「いいですね。そのイメージでは『緊張パターン』が示されないようですね。」「それでは、そのイメージで『緊張パターン』から『リラックスパターン』に切り替えてみましょう。
心身条件反射療法を施し、施術後の恐怖の度合を尋ねてみると、施術前の恐怖のレベルが10としたら5ぐらいまでに軽減されたとのこと。
保井:「では、今度はゴキブリを掌の載せられるぐらいに、ゴキブリを可愛くしてみましょうか。」「たとえば、サングラスを掛けたり、花飾りをつけたり、可愛い服を着せたりして・・・」「そんな感じでイメージできそうですか?」
患者:「で・・・きると思います。」
再度、心身条件反射療法を施して、施術後の恐怖の度合を尋ねてみると、施術前の恐怖のレベルが5から3ぐらいまでに軽減された。
恐怖症の治療は、言い方を変えると、脳のネガティブな錯覚をポジティブに錯覚させて、神経生理的な異常反射を正常な神経反射に切り替える治療である。
このように、恐怖症によって生活レベルまでに支障を来している人も少なくはないだろう。
恐怖症の治療法も様々であるが、心身条件反射療法では簡単に施術することが可能である。
恐怖症は深刻に考えがちだが、施術のポイントは遊び感覚で行うことである。だから、恐怖症の治療で笑いが溢れれば成功である。