こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

こころとからだの関係性(心身相関)

福岡のドクターオブカイロプラクティック(D.C.)のブログ。

A chinese lion statue

福岡のファミリーカイロプラクティックセンターのブログです。 腰痛、肩こり、頭痛、めまい、アレルギー、自律神経失調症、うつ等、様々な症状はストレス こころとからだの不調和が原因です。 心身条件反射療法によりからだに悪影響を及ぼしているストレスを患者様のからだに聞き、患者様自身がストレスの本質に気づくことで症状が改善されます。

ファミリーカイロプラクティックホームページへ

肩関節痛に関連する肯定的感情

familychiro 7 月 18th, 2010

海外に赴任されている患者さんが、久しぶりにご家族で来院して下さった。
お父様は、肩関節の調子が4カ月ほど悪く。鎖骨外端部を軽く押さえたただけでも痛みをあるという。

筋力抵抗の検査をしてみると、右の肩関節が全体的に不安定な反応があった。いくつかの「緊張パターン」の中で、最も影響を与えていたと感じたのは、「高揚」とう肯定的な感情だった。

最初は、どのような事柄に気持ちが「高揚」しているのか分かりにくかったが、調べてみると、可愛い娘さん達へに対する高揚感で反応を示していることが分かった。

患者さん曰く、そういえば、お子さんを添い寝するようになってから、肩の痛みがでたとのことで、因果関係のつじつまが合うとのこと。

その「高揚」にてニューロパターンセラピーを施したところ、かなり症状が改善されているとのことで喜んでいただいた。

『かわいすぎる』というような肯定的な感情だろう。小さなお子さんをもつ親御さんには良くある感情かもしれない。しかし、このような肯定的な感情が身体に影響を及ぼしているなんて云うことは、通常では考えられないのではなかろうか?

しかし、実際に治療前と治療後の結果を診ると明らかに改善度が変わる。これは、たまたま良い結果がでたとか、暗示的な効果ではない。明らかに生体のエネルギーに変化が生じた結果である。

このような本質的な原因が分かる「ニューロパターンセラピー」の潜在的可能性は計り知れないように感じる。

過度の肩こりの原因が「希望」という意志的感情だった。

familychiro 7 月 16th, 2010

以前からメンテナンス的に通院して下さっている患者さんで、ここしばらく肩こりが強くて、なかなか取れないとのこと。

その「緊張パターン」の原因を調べてみると「希望」という意志的感情の言語波動で反応を示す。

「希望」というキーワードで反応を示していますが、何か心当たりはないですか?とお尋ねすると、患者さんは、「今、特別にこれといって希望していることはないのですが・・・」「今、与えられている仕事を淡々としている状態ですね・・・」とのこと。

以前に施術した反応パターンの傾向から察すると、忙しい時期よりも少し暇な時期の方が「緊張パターン」を生じさせる傾向があったので、もしかすると、今、希望や目標がないことが「緊張パターン」の原因になっているかもしれないということで、検査をしてみると、やはり、「希望がない」ということが「緊張パターン」を生じさせていた。

「今、希望がない」という他にも、「10年先の自分に特に希望が持てない」ということも「緊張パターン」を生じさせていた。

それらの「緊張パターン」を「そこにフォーカスすれば選択肢がでてくる」という「リラックスパターン」に切り替えると、肩こりの症状はほとんど解消された。

施術後、患者さん曰く、「そういえば、つい先日、お友達と話していて、その友達が、『今度はフランスにいってレベルアップしようかな・・・』なんていう話をきいて、あ~いいな~・・・自分には何もそのような希望がないな・・・」て思って言いましたね・・・と話されていた。

「恐らく、その会話の後に、自分には「希望がない」という「緊張パターン」のスイッチが入り、肩こりの原因になったのですね・・・」ということことを納得されて、原因パターンの因果関係が明確になった。

今回ご紹介させていただいた患者さんは、前向きな方で、今回の原因パターンからご自分の過去を振り返ってみると、以前から目標を設定して、それに向かっていくことにやりがいを感じるタイプであるということ。そして、それを大切にしながら生きてきいるということを改めて認識されていた様子。

患者さんによると、以前は、否定的なストレスで肩こりの原因になっており、治療を継続することで、ある程度、そのようなストレスに対しては、上手にコントロールできるようになっていたとのこと。今回は、そのようなストレスもないのになぜ肩がこるのか分からなかったが、これで、なるほどと腑に落ちたという。

通常、このような原因不明の症状があると、何か病気ではないかと負のスパイラルに陥る人も少なくはないだろ。そのよう意味で、症状を引き起こしている本当の原因を認識することは健康をコントロールするためにとても大切なことである。

前向きな感情もほどほどに・・・

familychiro 7 月 13th, 2010

「鼻炎もありますか?」

「いえ、感動して・・・」

治療を終えて、リラクセーションをして、ホットパックでうつ伏せになっている間、紙タオルが涙で滲んでいた。

「もう、本当に治ると思います。・・・」

初診では、足の親指の付け根と足首周辺の痛みで来院され、傾向として、「希望」や「意欲」、「快」などの肯定的感情が強すぎて「緊張パターン」を生じさせいているようだった。治療直後には痛みがかなり改善された様子だった。

2回目の施術では、以前より良いが、やはり足の親指の痛みがあるという。また、ダンスの際に思うように身体が動かないとのことや、過去の事故以来、胸や肩の症状があるとのことでその事故が原因ではないかということも言われていたので、それぞれに原因パターンを検査した。

事故の際のイメージをしもらうと「緊張パーン」が示されていたので、その「トラウマ」の施術も行った。

そして、今日の3回目の施術では、ダンスの際の身体が重い症状の反応や事故によるトラウマの症状の原因の反応も改善されていた。しかし、足の親指と足の外側の症状はあるとのこと。

原因を調べてみると、やはり「希望」などの前向きな「緊張パターン」が示され、ご本人も何かに熱くなる傾向は自覚されているとのことだった。
施術ではその「熱くなる」傾向をやや下げるパターンに切り替えるニューロパターンセラピーを施した。

治療後はとてもすっきりしたとのことで、大変喜んでいただいた。

とても前向きな「緊張パターン」だが、度が過ぎると身体が「緊張パターン」になり、様々な症状を引き起こしてします。

ポジティブなことでもほどほどの調整が必要になる。前向きな心や喜びもほどほどが丁度良い。

小児の喘息

familychiro 6 月 30th, 2010

先日、喘息による咳と胸の痛みで10歳になる男の子が来院。

14か月前にも喘息による咳と胸の痛みで来院され、待合室にいるときから咳が止まらず苦しんでいたので、その時のことは良く覚えている。

その時は、一回だけの治療だったので、その後どうでしたかとお母様に尋ねると、その後は良かったが、また、最近、喘息の症状やアトピーがでてきて、病院の治療を受けているがあまり良くならないので、再度、来院して下さったとのこと。

前回の治療において、聴覚情報では、お友達関係や勉強、スポーツ、味覚情報では牛乳など様々な反応がでていたが、今回は、新しく導入した「感情チャート」を使い、前回よりもスムーズに施術を行うことができた。施術後には胸の痛みや咳も治まった。

喘息やアトピーなどのアレルギー症状は、脳が様々な情報に対して過敏に学習している結果である。脳の過敏な学習を柔軟に再学習すれば、症状は改善されるだろう。

しかしながら、このような症状は、一夜にして生じる様なものではなく、様々な学習が慢性的に繰り返された結果なので、その症状の改善には、脳を再学習させるために、少しずつ繰り返し学習を深めていくことが大切だろう。

一夜漬けの学習で一時的に良くなることもあるが、再学習が強化されていなければ、すぐに元の状態に戻ってしまうことも少なくはない。施術によって、症状を引き起こしている無意識の習慣を意識化し、施術を継続しながら、症状を引き起こさない無意識状態へとプログラム化することが本質的な治療になるだろう。

「感情チャート」を使った新しい施術法

familychiro 6 月 29th, 2010

最近、PCRTでは、「感情チャート」を使った新しい手法を取り入れ、様々な患者様に応用し、喜ばれております。

以前から潜在的感情がもたらす影響は、とても大きいということは、臨床的に感じておりました。10年ほど前より感情の「波動情報」を使った臨床研究で、幅広く、パワフルな治療効果が得られていることは分かっておりました。その後、その潜在的感情が生じる因果関係も明確な方が本質的な予防効果につながるのではないかという理由で、その因果関係にかかわるパターンの研究も行ってきました。

しかしながら、その症状にかかわる因果関係のパターンを認識したい患者さんと、そのような分析的なパターン検査やイメージすることなどよりも、症状の改善だけを望む患者さんも多いということもあり、そのニーズにお応えするための新たな手法として、再度、「感情チャート」を使った手法を考案しました。

症状に関連する潜在的感情を短時間で検査するためには、シンプルな感情の分類が必要だと考えました。人の感情や情動は人それぞれに様々で変化があり有機的です。恐らく完全な分類法などあり得ないのかもしれません。

微妙に変化を繰り返す心の動きを限定的に分析すること自体不可能ですし、分析自体にはそれほど意味がありません。ただ、症状を開放したり、繰り返される症状パターンを切り替えたりするためには、その分析、あるいは認識が必要で、その方向を修正してくれるという効果を得ることができます。

施術に使う「感情チャート」を作成するにあたって、自分なりに分類して臨床に応用し、さらに良い分類法はないものかとネットで検索していたころ、「人間存在研究」のホームページにたどり着きました。それ以外の心理学的なホームページで感情の分類も検索させていただきましたが、このホームページに掲載されている感情分類はとても画期的な分類法だと感じました。

さっそくこの感情分類の出典をお尋ねしたところ、このホームページを主筆されている研究代表の大江矩夫氏による独自の分類法であると、直接、ご本によりご丁寧に回答していただきました。臨床的に使いやすいように多少の改変をさせていただきましたが、それを使った感情チャートを取り入れることによって、検査が簡便でスムーズになり、そして、その「感情波動」を使うことで、とても高い治療効果を得ることができております。

恐らく、この大江先生が作成した感情の分類は、単に学問から得た知識だけではなく、臨床現場での検証を繰り返し行った成果によるものではないかと察しております。この貴重な感情の分類を作成した大江先生の洞察力の深さに敬意を表したいと思います。
ちなみに大江矩夫先生の著書「人間存在論」(白川書院)の中にも感情の分類が掲載されております。ご興味のある方はご一読ください。

「感情の検査」というと、精神分析のように受け止められがちですが、PCRTで行う潜在的感情の検査は、心理療法で行う精神分析とは異なります。症状を改善するためにその感情をすべての患者さんが認識しなければならないという訳でもありません。

感情には様々な感情が複雑に絡み合う性質があります。その微妙に絡み合ったそれぞれの感情自体に深い意味はありません。また、施術者と患者間の微妙な感情の動きが交差する中で、その感情の検査に「ゆらぎ」が生じ、検査者が異なることで、検査結果にも違いが生じることもあるようです。

ただ、「信念」や「義務」などの感情が深く絡んで、パターン(学習記憶)として繰り返される場合は、必要に応じて患者さんに心当たりがないかを質問します。そして、同じ症状を繰り返さないための「パターン検査」を行い、症状に影響を及ぼしている「緊張パターン」とそれに代わる「リラックスパターン」を明確にさせて、施術によって脳を再学習させ、症状の再発を繰り返さないための新たな学習記憶(パターン)をつくる治療を施します。

この感情チャートを使う手法を、臨床現場で何度も繰り返している際、あまりにも簡単に効果がでるので、臨床経験がある私が行うから効果があるのではないかという疑問もわきあがってきましたが、ファミリーカイロのスタッフに何度も追試してもらったところ、ほぼ同じような効果を体感することができました。

次回のPCRT研究会ではこの感情チャートを使った施術法をご紹介させていただきます。今までPCRTを使っていただいた先生方には、とても便利なテクニックになるでしょうし、次の日からほとんどの先生方が効果を実感されると思います。もちろん、これからPCRTを使い始める先生方にとっても臨床に役立つテクニックになると思います。

PCRT研究会で学ぶ神経反射検査さえ、確実にできれば、他の先生方にも同じような効果が出せることをほぼ確信しております。

また、PCRTの施術が楽しくなりました。

来月のPCRTの研究会の参加される先生方は楽しみにされておいて下さい。

ストレス性の歯痛(遠隔治療)

familychiro 6 月 25th, 2010

先日、遠隔治療を依頼せれて、電話を通して治療させていただいた。主訴は、「奥歯の痛み」。

以前から慢性的な痛みがあり、色々なストレスが溜まってくると痛みが強くなるとのこと、2~3日前から症状が強くなっているとのこと。

これは、虫歯による痛みではなく、ストレス性の症状であることはご本人も自覚されていた。

電話を通して、検査をしてみると、「身体感覚」で誰かとお話しされるときに「緊張パターン」の反応が示されている様子。

「誰かとお話しされるときに、言葉を選んだり、気を使ったりしてお話しされる相手の人はいませんか?」とお尋ねすると、お父様と話しおする際にはいつもストレスを感じているとのこと。

お父様と話しされている際の潜在的な感情のキーワードを診てみると、肯定的感情も含めて、様々な感情が絡んでいた。その中でも一番腑に落ちた感情は、「勝利」、「戦い」の感情で、お話しされるときはいつもどちらが優位になる結論を出せるかどうかがに意識が向いていたとのこと。

その「緊張パターン」を柔軟な「リラックスパターン」の感じ方に切り替えてもらうと、検査反応も良好で、実際に奥歯の症状も軽減されたとのことで喜んでいただいた。

症状が軽減されたことに加えて、お父様と話すときは、いつも勝ち負けのような優位性を意識しながら、ある意味、闘いながら話していたということに気づかれたことはとても大きな収穫だったというような、施術後の感想を述べていただいた。

テニスのイップス

familychiro 6 月 22nd, 2010

5年ほど前から、テニスをするたびに、右腕、肘周辺に力が入った感じで、今までできていたプレーができなくなったとのことで来院。メンタル面が絡んだイップスの症状である。

初回の施術の検査では、スマッシュやボレーの動作で「緊張パターン」が示された。原因の学習記憶としては、意識がフォームに集中し過ぎている感覚だった。その「緊張パターン」を理想に結果にフォーカスするイメージをしてもらうと、「リラックスパターン」に切り替えることができた。

また、テニスではなく野球のキャッチボールでもイップスのような症状があることで、そのパターンも切り替えた。

2回目の施術の検査では、スマッシュでの反応は改善されていたが、ボレーとサーブで反応が示された。テニス以外にも職場での「緊張パターン」が絡んでいたが、特に印象的だったのは、相手に対して手加減をしているパターンが、学習記憶されていたことだった。

教える立場になったりすると、相手のことを考えて手加減をしてしまい、そのクセが学習記憶されて、筋肉の働きに誤作動を生じさせるパターンになっていたようだ。

初回の治療日から7週間後の3回目の来院時には、かなり症状が改善されているとのことで、後はフォアーだけが違和感があるらしい。

検査をしてみると、以前反応を示していたボレーやサーブなどの反応は改善され、フォアーだけが反応を示していた。

原因となるパターンを調べてみると、やはり、フォームに意識が行き過ぎバランスを乱しているとう反応がでたので、理想的な結果のイメージでパターンを切り替える施術を行った。

それ以外にも、筋緊張につながるいくつかの潜在的なパターンが隠れていたが、ニューロパターンセラピーの施術後にはそれらの症状はほとんど改善された。

ニューロパターンセラピーは、イップスの症状改善には理想的な施術法になるだろう。

起立性調節障害

familychiro 6 月 21st, 2010

8歳の女の子が、頭痛と首の症状を訴えて来院。頭痛は毎日のようにあり、首の症状は土曜、日曜、月曜日にかけてあるという。9か月ほど前に立ちくらみで急に倒れて大学病院を受診。起立性調節障害の診断を受ける。

起立性調節障害とは、自律神経系の機能異常により、代償機構が障害を起こし、血圧が低下し、脳血流や全身への血行が維持されなくなり、立ちくらみやふらつきが起こったりする。血液による酸素や栄養の供給が悪いので、すぐに疲れたり、また疲労からの回復が遅れる。

さらに脳血流が悪いために、思考力は低下し、集中力もなくなってくる。心臓は代償性頻脈を起こすため、起立状態や少しの運動で息切れ、動悸を起こすようになり、とても身体が辛く感じる。身体を横にすると全身への血流が回復するため、このような症状が軽減し身体が楽になりる。起立性調節障害の子どもは、ごろごろと横になることが多いのはこのためといわれる。

最近は大分いいとのことだが、クラスが変わったりすると症状が元の状態に戻るような感じで、変化がみられないとのこと。病院では投薬を受けている。

ファミリーカイロで施術を始めて3回目の来院日に、お母様によると、毎日のように生じてい昼間の頭痛は良くなったが、毎晩8時半ぐらいになると頭痛が起きるとのこと。その原因パターンを診てみると、兄弟関係が絡んだ、リビングの席の優先順位に関係が伴っている様子。頭ではお姉ちゃんが一番いい場所に座ることは納得している様子だが、身体は緊張パターンを生じさせていた。

施術開始から7週間後の5回目の施術日には、毎晩生じていた頭痛は改善されたとのこと。主なのアンバランスパターンは改善されたようだが、枝葉のパターンが隠されているので、継続的な治療が望まれる。

治る力を制限するマイナスの学習効果

familychiro 6 月 18th, 2010

先日70代後半の患者さんが、首と肩の症状を訴えて来院。来院時、頭を前に傾げた状態で、時間を掛けると真っ直ぐにすることはできるが、すぐには真っ直ぐにはできない状態。

検査をしながら、患者さんと対話をしていると、8か月ほど前に引き起こした圧迫骨折が治りきらずに姿勢が前かがみになっているとのこと。

その圧迫骨折が完治しないとこの前かがみの姿勢も治らないと、マイナスの学習をしていることが見えてきた。そこで、このまま治療を続けてもその思い込みが治す力を制限するので、再度、問診の机に着いてもらって丁寧に説明させていただいた。

圧迫骨折の程度によっては、骨の変形による前傾姿勢は避けられないが、来院された患者さんの場合、時間を掛けて姿勢を正せば、前傾姿勢が改善されることから、筋肉と神経のバランスが整えられれば、日常生活に負担にならない姿勢のバランスは回復できることを分かりやすく説明させていただいた。

患者さんもある程度の納得された様子で、施術後に首を前後左右、回旋などの動きをしてもらうと、しばらくぶりに首がスムーズに動かすことができたとのこと。また、頭を前に傾げた状態も改善され、とても喜んでおられた。

最初は、ご自分の体調に自信がない様子だったが、「絶対に治ると思います。」とご自分で言われていた。家事もできなくなってきていたとのことなので、治療後の変化にはとても自信を持たれた様子だった。

骨は筋肉で支えられ、その筋肉は神経でコントロールされているという人間のシステムの原則的なことが、まだまだ一般の人とたちには馴染まないのだろう。

整形外科の先生から骨の説明ばかり受けると、骨が治らないと、治らないといような錯覚を学習してしまうのかもしれない。

骨の変形はあくまでも結果であって、症状の原因にはならないということをもっと多くの人の知っていただきたいし、医療従事者の方から、多くの患者さんに伝えてほしいと願う。

このような学習効果による症状は、新たに再学習させるための継続治療が必要になる。後はしばらく治療を継続しながら、ご自分の身体の自信をもっていただくように改善できればと願う。脳の誤作動を調整していけばよい方向に向かうだろう。

「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」

familychiro 6 月 15th, 2010

先日、ゴルフのプレー中に手首を痛めて来院。「緊張パターン」の原因を調べてみると、「楽しみ」という肯定的な感情が絡んでいた。患者さんに思い当たることはなかったかを尋ねてみると、手首を痛める前に、とても楽しい気分になっていたという。

恐らく、「楽しい」という感情が過剰になり過ぎて、自律神経系がアンバランス状態になって筋肉の緊張を引き起こさせていたのだろう。

施術後すぐに、手首の違和感は改善された。

論語に「過猶不及」、すなわち「過ぎたるは、なお及ばざるがごとし」ということわざがある。何をするにも、いき過ぎになると、それがどんなに良いことでも、バランスを崩してしまうという意味で、心身相関的にも、感情が過剰になると、たとえ肯定的な感情であっても自律神経系のバランスを崩して、症状を引き起こしてしまうようだ。

論語では、さらに片寄のない「中庸」の大切さを説いている。「過ぎることもなく、及ばぬこともなく、しかも偏らないで、終始変わらないようにバランスを保つことが、人間の道徳として価値が最高至極のものである。」としている。

Next »