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西洋医学 |
心身条件反射療法(PCRT) |
| 概略 |
加齢的退行変性が基盤となり、40代~60代にかけて発症する有痛性肩関節拘縮症である。肩関節周囲炎はfreezing phase(疼痛性痙縮期)とfrozen phase(拘縮期)の2つの病期に分類される。
freezing phase:疼痛性痙縮期は症状発現から憎悪する時期をさす。この時期は全身麻酔下において肩関節の運動制限は見られず、拘縮の原因は筋痙縮が主体である。
Frozen phase:拘縮期は運動時の激痛、安静時痛が消失し、症状の主役が拘縮に変わる時期を示す。腱板変性、神経変性、血管などの関与がある。 |
一般医療では五十肩や四十肩などが改善するまでに、一年から二年は掛かると当たり前のように語られているのが、PCRTでは、疼痛期に早期に検査治療すれば早期の回復が見込まれる。また、たとえ拘縮期でも原因が明確であれば、筋の拘縮の改善も早い。 |
| 検査目的 |
腱板炎、肩峰下滑液包炎、石灰沈着性腱板炎、腱板不全断裂、上腕二頭筋長頭腱腱鞘炎、いわゆる五十肩(凍結肩)、烏口突起炎、腱板疎部炎などの鑑別が必要である。 |
PCRTでは、心身一如という考え方に基づいて、心と身体の関係性を診る。
症状はあくまでも結果であり、その本質的原因は、症状←筋肉・臓器系←脳・神経系←病的条件付け(プログラム化)←潜在的思考パターンという一連の有機的つながりの中にあると考えて検査を行う。 |
| 検査 |
●疼痛:安静時痛・夜間通・圧痛・運動時痛・放散痛の場所と程度。VAS。
●日常生活動作:仕事や家事が十分にできるか・睡眠が十分にとれるか・作業のできる手の高さ(結帯・結髪動作)。
●姿勢:肩甲骨の左右差、脊椎の変形の有無など。
●ROM:可動域制限、Apply test、指椎間距離測定など。
●MMT:拘縮期では棘下筋・三角筋・上部僧帽筋・上腕二頭筋などの筋力を測定する。
などの検査がある。 |
生体の神経反射作用を利用して、足長検査、筋力検査、脈診などを行い、生体内外のエネルギー異常部位(神経、筋肉、臓器、経絡)を特定。
そして、それらのエネルギー異常を生じさせている脳・神経系への病的条件付け(プログラム化)、潜在的思考パターン、過去のトラウマ、未来への不安などのストレス因子(関係性)を特定し、マイナスの思考パターンとプラスの思考パターンを検査分析する。
肩を使う動作や姿勢に絡む場合が多いので、それらに絡んだマイナスの思考パターンを検査する。動作では、特定の作業の動作、パソコンの動作、書く動作、荷物を抱える、着替え、スポーツ関連の動作、話す際のジェスチァーなどが絡む。
動作が絡まずに、単に人関係などのストレスが原因になることもあるので、偏りなく検査分析することも必要になる。 |
| 治療方法 |
保存療法として、薬物療法(消炎鎮痛剤、湿布など 関節内注射)、理学療法(運動療法 入浴、ホットパック、低周波などの温熱療法)などがある。
保存療法で改善がみられない場合や、痛みの部位が特定できた場合は、腱を縫合したり変形したり骨を削ったりする。手術は主に関節鏡下で施され、傷口を小さくし他の組織へのダメージを少なくする。 |
ストレス因子(関係性)が特定された後、クライアントはそのストレス情報をイメージしながら腹式呼吸を行う。施術者は、呼気と吸気の終わりに振動器具、あるいは手技にて、丹田部への振動刺激を加えて、脳・神経系を再起動させる。
この治療によって、特定のストレス因子で条件付けされた「ストレスパターン」が「リラックスパターン」へと切り替えられる。
もしも、ストレス因子が的確に特定され、条件付けが改善されたのであれば、症状の軽減、あるいは消失が即座に表れる。 |