腰痛・肩こり・頭痛・スポーツ障害・アレルギーなど、慢性症状でお悩みの方はご連絡をどうぞ!English abailable(英語可)米国でカイロ専門のドクターオブカイロプラクティックの教育を受けた院長が施術します。

私たちは自然に調和した健康と幸せに貢献します。

ファミリーカイロプラクティックセンター

〒810-0001 福岡市中央区天神3-3-6 天神サンビル7F

その他

「第一段階は認識から・・・」2011.1.21

ニューロパターンセラピーによる施術を通じて、潜在的な感情が、関節の痛みやコリなどに影響を及ぼしているということが分かる。すると、「痛くなったら、すぐに感じ方、考え方を変えれば善くなる」と思われがちになる。
しかし、その感じ方は無意識レベルであり、自律神経系に自動的に誤作動を生じさせるように、スイッチが入っているのであって、痛くなったからといって、意識レベルで感じ方を変えても遅いのである。
症状を引き起こすスイッチが自動的に入っているのを、自分の意識レベルで切り替えるのは難しい。「痛いの痛いの飛んで行け~~」と、暗示効果がある場合もあるかもしれないが、複雑につなげて考えるクセのある大人の脳は、それほど素直ではない。だからニューロパターンセラピーのような、無意識レベルのスイッチを切り替える心身相関的な施術が必要になるのである。
ニューロパターンセラピーによって、感じ方や考え方を変えて、施術を行えば症状がすぐに改善する場合が多い。しかし、その変え方を理屈では分かっていても腑に落ちない場合がある。その場合は、同じ感情パターンが繰り返され、同じ症状がぶり返されるようだ。
また、メンタル面が関係しているのであれば、メンタル面だけを変えればよいと短絡的に思われがちになるが、単にメンタル面の問題ではない。無意識レベルの感情が自律神経系に誤作動を生じさせているのが問題なので、メンタルケアではなく、心身相関的なケアが必要になる。
もちろん、メンタル面だけを変えて、身体面が変わるという例もあるだろう。しかし、心身相関の問題は、やはり、心身相関的に検査して、施術する方が、早期に改善できる。
さらに、心身相関的に身体に影響を与えているのであれば、そのメンタル面の感じ方、考え方が「正しいとか、正しくないとか」、あるいは「良いとか、悪いとか」というような善悪の判断にフォーカスされる傾向がある。
しかし、その感じ方、考え方自体が問題というよりも、自律神経系に誤作動を生じさせているというのが問題なので、まずはその関係性をしっかりと認識することが大切である。
「認識の段階」を経ずに、感じ方を変えることにを急いだり、解決法を探そうとしたりし過ぎると、理詰めになって、マイナスの思考ラインに入ってしまい、本来の自分を押し殺してしまうことにもなりかねないようだ。
ゆっくりと時間を掛けて、自然に変化することを楽しむことも必要なのかもしれない。
最近のニューロパターンセラピーの臨床では、潜在的な感情面が、「特定の症状に影響を及ぼしていた」ということを認識することを「リラックスパターン」として切り替えることが多くなってきているが、全般的にいい結果がでている。
まずは、認識することが第一段階で、第二段階として柔軟な感じ方、考え方が自然に生じてくれば、脳の神経回路も変化し、症状も改善してくるだろう。
認識レベルも人それぞれで、腑に落ちるというレベルになると代わりやすいが、理屈のレベルでは、代わり難い場合も少なくはない。その場合は、施術を通じて、認識することに時間を掛けることも必要になる。
脳は、常に変化する臓器なので、基本的には変わる能力を持ち備えている。まずは、何を変化させるのかを特定することが先決で、そのためにも「認識」することが大切になる。

「施術法の進化」2011.1.19

今年から、少し施術法が変化した。
今回の変化は患者さんにとっても施術が受けやすいようで好評である。実際の施術効果も早く結果がでている。
以前行っていた経絡と感情を組み合わせた手法であるが、その手法を応用してさらにシンプル化させることができた。
また、感情パターンの掘り下げも最小限にとどめ、必要に応じて感情パターンを明確にするようにしている。感情は複雑で変化するので、繰り返される学習記憶が強いと思われる感情パターンを主に施術対象にして、認識してもらい切り替えるようにしている。
感情の認識も抵抗がある患者さんもいらっしゃるので、この手法を使うと患者さんにとっても気楽に楽しく施術を受けて下さっている感じがする。
患者さんによっては、深く思考を深め、内観することがお好きな患者さんもおられるので、その場合は、コーチング的にそのお手伝いもさせていただいている。
患者さんのニーズに応じて、使い分けることができるので、施術者にとっても心地よく施術ができる。
治療が益々楽しくなってきた。

「"義務と権利"と"責任と自由"の関係性」2010 .12.7

先日、症状に関係する「緊張パターン」を検査していたところ、「義務」というキーワードで反応が示されました。お聞きすると、それは「素直でならなければならない」という肯定的な義務感なので、切り替えるのが難しいとのことでした。そこで、「義務と権利」「責任と自由」についてお話しさせていただいたところ、とても勉強になったと喜んでいただいたので、その内容についてご紹介させていただきます。「義務」の反対語は「権利」ですが、この二つの語句には興味深い関係性が含まれています。一般的に仕事や子育て、家事、勉強などを「義務」として捉えることは比較的多いのではないでしょうか。しかしながら、仕事や子育てをしたくてもできない人は、それを「権利」や「特権」として主張するかもしれません。

例えば、発展途上国には勉強したくても学校へ行くお金がなかったり、仕事を強要されたりしている状況におかれている子供たちがいます。その子供たちにとって、勉強することは「特権」になるでしょう。
その一方で、義務教育という制度で学校に行くことが義務になっている先進国の子供たちにとっては、勉強することが「義務」になる傾向にあります。課題の内容は同じでもその人のおかれた環境やその人自身の捉え方次第で、「義務」にもなり「権利」にもなるということです。
例えば、仕事や勉強を実行する際、上司や親からの指示やアドバイスに従って行うと、その人の「義務感」は高まり、選択の「自由度」は低くなる傾向にあります。その一方で、仕事や勉強を自分の選択で主体的に創りだして実行する場合、それは、その人の「権利」となり、それを選択した人の「自由度」は高くなり、「義務感」は低くなる傾向にあります。
次に、「義務と権利」に関係が深い「責任と自由」について考えてみます。もしも、上司などからアドバイスを受けて、それを実行に移して、理想の成果が得られなかった場合、その「責任」の矛先は、当事者である本人にも向けられますが、アドバイスを与えた上司や会社に向かう傾向にあります。その一方で、主体性を発揮して自分の「権利」としてそれを選択し実行に移した場合で、もしも、理想の成果が得られなかった場合、その「責任」の矛先は、当然、当事者自身だけに向かう傾向があります。
つまり、選択の「自由度」と「責任の重さ」は比例します。どちらがいいとか悪いとかの問題ではなく、課題を「義務」として捉える場合は「依存傾向」になり、「特権」として捉えた場合は「自立傾向」にあるという背景を知ることが大切だと思います。
恐らく、「特権」として捉える場合は、自分の責任が重くはなる傾向にありますが、その分の成長の度合いは「義務」として捉える場合よりも大きいでしょう。さて、あなたは、与えられている仕事、家事、子育て、勉強などをどのようにとらえますか?「義務」としてですか?それとも「特権」としてでしょうか?

「日常生活からの適度な刺激が脳と身体を活性化させる」 2010.10.2

先日、通院されている82歳になる患者さんと、とても大切な会話を楽しくさせていただきました。開業当初からファミリーカイロに通院していただいた患者さんで、今回、久しぶりに来院していただきましたが、前とはほとんど変わりなくお元気な様子。その患者さんとの会話から、ときどき杖を持って出かけていることがわかりました。全体のバランスからみても杖など必要ない状態なので、「え、何で杖が必要なのですか?」と尋ねると、「杖を持っていると、周りの人が席を譲ってくれたりして、やさしくしてくれるから・・・」。その漫才のようなユーモアたっぷりなお話しに大笑いをしました。
その患者さんは、現在一人暮らしで、いつまでも自分のことはすべて自分で行うと決めているとのこと。周りの人に慕われて、色々な人の相談事も聞いている様子。老人クラブにも参加されており、そこに来られる高齢者を見ていると、家族と一緒に生活をしている人よりも、一人で生活をしている人の方が、元気があるとのことで、「老人を甘やかしちゃダメよ・・・」と笑いながら言っていました。
私も、その意見にとても共感しましたが、今、世間の風潮が「高齢者にやさしい医療や介護」ということで、バリヤフリーや電動車いす、ロボットに至るまで、高齢者の身体と頭を使わなくてもいい生活空間を創る方向へとどんどん進化しており、そのやさし過ぎる医療や介護に、何か違和感があります。
弱者を大切にするということはとても大切なことです。しかし、そのやさしさが、知らず知らずのうちに過保護にすり替わり、弱者をさらに弱者にしてしまうということもありうるのではないかと感じてしまいます。
例えば、特に多い事例として、永い間、家族のために炊事をしていたお母様が、もう高齢なのだからという理由だけで、そのバトンを娘さんに渡して、炊事には一切かかわらなくなるということは少なくはないのではないでしょうか?それは、今まで苦労してきたのだから、これからは楽をしてもらおうという愛情から生まれた役割交代ですが、その役割交代には様々な危険性をはらんでいるように思います。
炊事にかかわらなくなることで「楽になりたい」「楽をさせてあげたい」という本能的な欲求の裏には、以下のような潜在的なリスクが隠れています。

  • 買い物などの準備、料理、後片付けなどで、身体を使わなくなる。
  • 献立を考える、品ぞろえをする、創り方を工夫するなどで、脳を使わなくなる。
  • 料理を作りながら得られる、五感の味覚(味付け)、臭覚(臭い、香り)、視覚(飾り付け)、聴覚(料理の音)、体感覚(手先の器用さ)への刺激が無くなる。
  • 何を食べさせてあげようか、喜んでもらった喜びや、やりがい等の深い情動刺激が無くなる。

義務感や犠牲感で料理を作ることは、逆にストレスになりますが、炊事から完全に離れるデメリットと比べると、長い目ではそれほどのデメリットではありません。
世間では、「楽をさせる=健康」かのように錯覚をしている風潮がありますが、人間は生きている限り、肉体的にも精神的にも「刺激」を受け続けなければ生きていけない生き物です。「刺激」が強すぎると「ストレス」になり、健康を阻害する原因になりますが、「刺激」が少なすぎることも健康を阻害する大きな原因になるのです。
80歳を過ぎても健康を維持できている方と、不健康な方との違いは何でしょうか?その原因の一つには、先にも述べた「刺激」がなくなるということが大きな原因の一つになります。「刺激」を大きく分けると、「外部からの刺激」と「内部からの刺激」があります。健康上特に大切なのは、内部から生じる刺激です。高齢者の病気の本質的な原因の一つに、「することがない」、「暇」、「生きがいがない」という潜在的な要因が隠れているのです。
人間は、常に適度な「刺激」が必要な生き物です。人間の身体を作るために「栄養素」が必要なように、人間らしく生きるためには、「刺激」という「栄養素」が必要不可欠なのです。過剰な介護、医療への依存は人間の身体の働きと思考を停止状態へと運んでいく恐れがあります。「使い過ぎ」で病気になるのではなく、「使わなさ過ぎ」が病気を創る傾向にあります。
認知症が社会問題になっておりますが、その認知症の原因の一つに脳を使わなくなったことが挙げられます。認知症で施設に入居せざるを得なくなり、徘徊を予防するために、手足をベットに縛り付けられるという話を聞きます。やさしいはずの医療が、悲劇の医療へと変貌する危険性すらはらんでいるのです。手遅れになる前に、身近な日常生活の中から一歩を踏み出して、身体と脳(メンタル)を適度に刺激していきましょう。

「短気なので腰痛になるという錯覚?」2010.9.4

年に何度か強い腰痛を経験する患者さんで、その時の原因を調べてみると、職場などで「怒り」を感じる時に起こりやすいという。だから、短気は腰に良くないとご自分なりに考えていたらしく、短気を治さないと、腰痛は治らないという結論に至ったのとこと。
長谷川淳史氏の著書「腰痛は怒りである」とうい本の題名からも「怒り」の感情は、腰痛を引き起こす原因にもなる。ただ、「怒り」の感情だけが腰痛の原因ではなく、人によって様々なパターンがあり、多くの場合、複雑な潜在的感情が絡み合って、筋緊張を引き起こすように脳が学習記憶をした結果として生じる。
A(患者)さんは、通常医療が考える構造的な異常=腰痛という考え方をすでに卒業しており、今では潜在的な感情をいかにコントロールして腰痛を予防していくかとういことに意識が転換していることが伺える。医療関係のお仕事のキャリアも長く、ファミリーカイロでも治療経験もあるので、腰痛や頚部痛の痛みが、単に構造的異常や歪みではないということの本質は理解されている。
それゆえに、以前から自覚されているご自分の短気を治さなければ、腰痛は治らないとつなげたようだ。現在、職場には、新人さんの指導も担当されており、怒りを感じることもしばしばだという。
「怒り」=良くないことと思われがちであるが、時には「怒り」が必要なこともある。私自身も、どちらかといえば、よく怒るタイプなのかもしれない。感情的に怒りを感じ、それを表に出した後は、常々反省もするが、その怒りが、自分の私利私欲のため、あるいは自己中心的な怒りなのかを深く客観的に反省するようには心がけている。
無駄なことなのかもしれないが、ついつい相手に大切なことを分かってほしいという思いが強い場合が多い。できることであれば怒りたくはないが、時には愛情を持って、相手のために怒るということは大切なときもあると思う。もちろん感情的にならずに冷静に対応することも大切だが、冷静であるがゆえに伝わらないこともあるだろう。
長い人生の中で、叱られたり、怒ったりすることは誰にでもあり、そのことで、人生の方向修正をした人は少なくはないのではなかろうか?私も両親を初め、学校の先生や部活の監督、先輩、さらには、特に社会に出てからも諸先輩方に叱られながら育てていただいた経験があり、その経験は私の財産でもある。
そういう意味で、怒りには負のエネルギーである一方で、正のエネルギーも含まれており、怒り=良くないことではなく、怒りの背景に深い愛情が隠れている場合が多い。「怒り」の感情をすべて肯定するわけではないが、「怒り」は人間にとって大切な感情であるといえるだろう。
「怒り」を持たない「無」の状態を目指すべきなのかもしれないが、「怒り」の性質によっては、人間成長のためのスパイスになるのかもしれない。

「慣れる力」2010.9.10

ようやく猛暑を脱したかのように感じる今日この頃ですが、皆さまはどのようにお過ごしでしょうか。
ニューロパターンセラピーを行っているファミリーカイロプラクティックセンターでも、暑さに対する過敏反応によって、全身的な疲れ感などを訴える患者さんが居られましたので、暑さに対する「過敏反応」から「適応反応」へ切り替える施術を行い、暑さによって自律神経系に変調を生じさせないお手伝いをさせていただきました。
テレビでは連日のように、熱中症、猛暑の情報が飛び込んできていました。気温や熱中症の話題が毎日のように取り上げられていました。「水分や塩分をこまめに補給して、熱中症を予防しましょう」ということは、多くの人が周知されているのではないでしょうか?恐らく、暑さに対しては、全国的に過敏状態になっていたと思います。
暑さ対策という意味では大切な情報ですが、その情報によって、知らず知らずのうちに、マインドコントロールされ、自律神経系が過敏状態に強化され、脳に学習記憶されて、不健康状態を作り出す場合もあるでしょう。
脳は、そのような「情報」によって、無意識的に過敏状態を学習記憶する傾向にあるので、ファミリーカイロではできるだけ、意識的に「暑さに慣れる」ということをお勧めしております。
「どうすれば暑さに慣れるの?」という疑問を持たれる方も少なくはないかもしれません。人間は本来、環境の変化に慣れるという生理的な機能を持ち備えております。通常、環境が変化する際、最初は慣れずに過敏になる傾向があります。
しかし、時間の経過に伴って、だんだんとその環境に慣れてくるということはほとんどの人が体験済ではないでしょうか?その「慣れの感覚」を意識的に繰り返し学習することで、無意識的にその「慣れの感覚」が身に付いてきます。
人間が生まれながらに持っている生理的機能の一つである「慣れの感覚」を意識的に使おうとするか否かでは、自律神経系のスイッチの入り具合が異なるという訳です。
例えば、Aさんは、「わ~めっちゃ暑い~」、「暑いのは苦手~」、「こんなに暑かったら何か変になりそう~」などのように暑さを強調するような「変化過敏型タイプ」だとします。その一方で、Bさんは、「今日は暑いけど、その内慣れるだろう・・・」、「サウナ代わりに汗かいて、すっきりしよう・・・」などと、暑さの変化に適応しようとする「変化適応型タイプ」だとします。
さて、どちらが健康的でしょうか?いうまでもなく「変化適応型タイプ」ではないでしょうか?もちろん、楽観視し過ぎて、暑さ対策に注意を払わないのは危険です。リスク計算はしっかりとした上で、暑さに適応できるように意識付けしていくことが賢明でしょう。
様々な情報を参考にして、健康対策をすることも大切なことですが、暑さに限らず、様々な環境に適応できる脳を創ることは、未来の健康を維持するために、大切な秘訣になると思われます。
戦時中、過酷な環境下で生き延びてきた人たちは、この「慣れる力」を十二分に発揮してきたのではないでしょうか。ご自分の「慣れる力」の機能にスイッチを入れて、過敏脳から適応脳へと強化していきましょう。暑さに限らず、環境の変化に適応できるご自分の身体に自信を持ってほしいと願います。

「手首の違和感」2010.8.20

メンテナンス的に通院されている患者さんが、久しぶりに手首に違和感があるとのことで来院。
検査をしてみると、「聴覚情報」→「ゴルフ関係」→「探究心」とのパターン反応がでた。お聞きしてみると、最近、ゴルフのスクールに通うようになり、技術的に上下の変動や中心軸をぶらさないようにするという意識が強くなっているとのこと。
その意識のイメージで検査をしてみると「緊張パターン」を示す。スポーツ選手によく生じやすい「緊張パターン」で、技術的な技法に意識が向きすごると、神経‐筋肉の関係が不自然になりやすく、それが過度になると「イップス」などの症状につながる恐れもある。
このような反応がある場合、患者さんには「その技術によって得られる結果は何ですか?」という質問をする。多くの患者さんは、その技術の先にある結果につながるイメージができるようになる。
その技術と結果がつながるイメージができると「緊張パターン」は消失する。つまり、結果につながるイメージができると、脳が結果につながる神経回路を創り、その神経回路のプログラムによって無意識に筋肉の働きがパターン化され、目的のためのパフォーマンスを自動的にしてくれる、というわけである。
患者さんは、「これは、スポーツだけでなく、仕事や生活など全てにつながることですね・・・」とその気づきに感動されていた。
そして、症状もその場で改善され、とても納得されていた様子だった。
冷静に頭で考えれば、その結果(目的)のために行っているということは理屈では分かっているが、脳では無意識のうちに、その目的とのつながりが切り離されて、何のために行動、何のために思考なのかが分からなくなり、神経回路のつながりが分離状態になって、結果を得る行動に結びつかなくなってしまった現象である。
これは、スポーツに限らず、今行っている行動や思考は、何のためなのかという「つなぎ」は、意識的にしておく習慣を身につけておかないと、無意識のうちに切り離されてしまい、肉体的にもメンタル的にも誤作動を起こす恐れがあるということである。

「ガンと診断されたらあなたはどうされますか」 2010.8.9

先日、肩や首の痛みで通院されていた患者さんが、深刻な顔をされて、「実は、病院の方ではっきりとガンと診断されて、・・・・・・」と、かなり落ち込んで来院された。
患者さんによると、もしかすると「自分にガンがあるのではないか?」と疑っていたが、実際に検査を受けてみるとやはり、医師に「ガンです」と明確に診断されたという。
その後、セカンドオピニオンのために他の病院を受診。2か所ほどの統合医療の病院も受診。医師から勧められたサプリメントを試みたり、免疫療法なども考えたりしたとのこと。
ファミリーカイロで、お勧めしている「ガンの患者学研究所」の冊子や、その研究所で進めているセミナーにも参加。様々な癌の患者さんからの情報もたくさん得て、何が本当にいいのか分からなくなりそうだったが、最終的には外科的な処置や化学療法を行わずに、自然治癒力、すなわち自分の力で治すことを決意されたとのこと。
一般的には、病院で外科的療法、化学療法などが施される。その施術で改善される人もいれば、改善されない人もいる。また、通常医療とは異なる代替医療で改善される人がいるのも事実である。
癌は、自然発生的に生じる病気で、多くの人で、目には見えないレベルで自然発生的に発症し、自然退縮を何度も繰り返しているといわれている。病院の検査で分かるようなレベルになるまでには9年位かかるという専門家の意見もある。
「本質的な病気の改善には、何が大切なのだろうか?」と、常々多くの患者さんを診させていただいて深く考える。すべてのことが分かっている訳ではないが、大切なのは患者さん自身が本来もち備えている自分の治癒力を心から信じ、その治癒力を引き出すために、自分に合う適切な施術を自分で選択し、自らが望んで積極的に治そうとしているかどうかが肝心だと思う。
このようなことも含めて、もしも、「癌を治すことができますか?」と尋ねられたら、治っている人がたくさんいるという事実も含めて、「治すことができると思います。でも、治すのは患者さん自身ですよ。」と答えるだろう。
「医師や治療家が病気を治す」のではなく、「患者さん自身が病気を治す」ということが基本でなければ、通常医療であれ、代替医療であれ、自然治癒力は引き出せないように思う。
ファミリーカイロで診させていただく癌の患者さんは、通常医療をすでに受診されている患者さんが多い。通常医療を受診せずに癌を直接的に治してほしいという患者さんが来院されることはほとんどないが、ファミリーカイロの治療目的が生命エネルギーブロックの解放、すなわち、自然治癒力を引き出すお手伝いであることを前提に、通常医療と併用して、癌に関係するエネルギーブロックの解放治療を施させていただく場合が多い。
ニューロパターンセラピーでは、様々な症状や病気につながる生命エネルギーブロックの部位を特定し、それを解放させる施術を行っている。癌の患者さんも腰痛や肩こりの患者さんと同様に、癌の患部に生命エネルギーブロックの反応があれば、それを解放させる施術を行う。
たとえ癌細胞が存在してもその生命エネルギーブロックの反応がある場合とない場合がある。この反応をどのように考えるかというと、生命エネルギーブロックの反応がない場合は、癌細胞の増殖(悪化)はなく、自然退縮の可能性があると考え、生命エネルギーブロックの反応がある場合は、癌細胞の増殖が進行する可能性があると考える。
この法則が、科学的に証明されている訳ではないが、臨床的に、経過が良くない患者さんに共通する点は、生命エネルギーブロックの反応が、同じ原因パターンで繰り返されることが多い点である。
また、経過が良くない患者さんに共通しているのは、医師や治療家にすべてお任せするという傾向が強く、積極的に自分で治療法を選択するということはなく、自分自身の治癒力で治す、治るのだということが信じられていない方が多い。
重度の病気になればなるほど、一般的に誰かに治してもらうという傾向があるが、通常医療であれ、代替医療であれ、自分自身の治癒力を引き出すために、医師や治療家を利用するという考え方が大切だと思う。
今回、ご紹介させていただいた患者さんは、できるだけ多くの情報を集め、実際に通常医療や統合医療の病院を受診して、ご家族にも相談されたが、結果的にファミリーカイロでの施術がとてもすっきりするので、治療はここだけにして、後は、「ガンの患者学研究所」で教えていただいた自己療法を行っていくとのこと。
決してファミリーカイロに依存している訳ではなく、自分で積極的に様々な情報を集めて、専門家の意見にも耳を傾けた上での判断である。癌と診断された直後はとても落ち込まれていたが、原因の一つと思われる、永年義務的にお勤めされていた仕事も退職され、心機一転、未来がとても明るいように感じる。
恐らく良い方向へと向かうと確信しているが、このような良い方向へと向うためには、まず、自分自身の身体に治る力があるとういことを信じることである。信じるためにまずは、自分で積極的に治そうとする行動をとることである。
今回、癌と診断されて、ニューロパターンセラピーにて10回ほど施術をさせていただいたが、施術の回数を重ねるごとに、徐々に原因パターンが明確になり、点と点が線でつながり、線と線がつながって面となり、面と面がつながって立体となって、病気のパターンとなる全体像が見えてきたように感じる。そのような段階を経て、自分自身の身体の治癒力に確信が持てるようになることが大切である。
以前からファミリーカイロを利用して下さり、信用していただいているということも根底にあるが、今回の病気のことで、真剣に人生に向き合い、複雑に絡み合う潜在的な感情パターンが上手に整理できているように感じる。今後も患者さんが継続して治療を受けていただく限り最善を尽くして、自然治癒力を引き出すお手伝いをさせていただく。
施術法を選択するのも患者さん、治療者を利用するのも患者さん、そして、治すのも患者さんである。これは、治るための最低限の基本条件のように思う。

「未来への質問」2010.6.3

体に影響を及ぼす、学習パターンの一つに、「未来への不安」があります。その潜在的な未来の不安は、慢性的な咳や不眠、肩こり、腰痛など様々な症状に関係していることが多いようです。
もしも、その不安が、漠然とした遠い未来の不安である場合、唐突な質問に聞こえるかもしれませんが、あえて、「何歳ぐらいで亡くなりたいですか?」というようなダイレクトな質問をさせてもらうことがあります。
「死」に対して、話したり、考えたりすることがない患者さんにとって、突然の質問になるかもしれません。ある40代の患者さんは、「60歳ぐらいでいいかな・・・」と答えていました。70代後半の元気な患者さんは、「80歳ぐらいですかね・・・」などと答えていました。
多くの患者さんの答えは、平均年齢よりも下回っていることが多く。その年齢で亡くなるためには早く病気を創らなければ死ねないような年齢であることが多いようです。
そのような場合、冗談交じりに「そうすると病気か事故でないと死ねないですね・・・」と言うと、患者さんは笑いながら「まあ、そうですね・・・」と答えてくれます。
また、亡くなる希望年齢が平均寿命よりも上である場合、患者さんに「どのように亡くなりたいですか?」という質問をさせてもらいます。
「苦しまないでコロッと死にたい・・・」とういう答えが多いようですが、その場合、「脳梗塞などの循環器系の病気か、即死に近い大きな事故になりますね・・・」と冗談交じりに話をします。
そこで、「実際に、眠るように亡くなるおじいさんやおばあさんもいらっしゃるようですけど…」というようなお話をさせてもらうと、多くの患者さんは眠るように亡くなるという選択肢を選らばれます。
現在の情報化社会では、テレビ番組やニュース、インターネットを通じて、様々なネガティブな病気に関する情報が溢れ、意識的にも無意識的にもその情報が脳にインプットされます。
そして、知らず知らずのうちにサブリミナル効果によって、マインドコントロールされ、老後は病気になることが当たり前かのように錯覚して、脳は、病気になるようにプログラム化され、身体は自動操縦のように病気への道をたどっているようです。
このように多くの患者さんの潜在的なパターンを診させていただくと、人ごとのように知らず知らずに入ってくる一般情報は、本当は恐ろしく悪影響を及ぼしているだろうと感じさせられます。
基本的にこのようなネガティブな情報が溢れている社会においては、「明るい未来」を作らなければ、知らず知らずのうちに「暗い未来」になります。
「明るい未来」を作るということは、想像力を働かせるということなのですが、その想像力が簡単に働く人がいる一方で、苦手な人もいます。
本来は、想像することで、失うものや、制限されるものはなく、作り話のように自由に作ることはできるはずなのに、明るい未来を想像すること自体が抵抗をある人も少なくはありません。
その抵抗にはそれぞれにそれなりの理由、動機づけがあるようです。その抵抗を紐解いていくと未来の想像を徐々に明るくすることができます。
暗闇の中のジェットコースターやウォータースライダーに乗ったことがありますか?先が見えていても怖いの乗り物ですが、暗闇になるとその怖さは倍増します。
先が見えないということはとても怖いものです。先のことは誰も分からないということは一般的な認識ですが、だからといって先のことを想像しないでいると暗闇のジェットコースターやウォータースライダーのようにさらに怖くなります。
想像はいわゆる作り話です。その作り話を想像するだけで、脳には新しい柔軟な神経回路が構築され、未来への感じ方を変えることができるのです。
また、一度作った想像は、いつでも書き換え可能です。暗い未来を想像するのも、明るい未来を想像するのもあなた次第です。
ゲーム感覚のように明るい未来の想像を作って楽しんでみましょう。

「恋愛観と結婚観」2010.5.26

最近、ある症状に絡んだアンバランスパターン(緊張パターン)を検査していると、自己否定から評価、そして、恋愛観や結婚観に関連する価値観に行き着いた。
恋愛観や結婚観に関してもとても大切な「気づき」になったのでご紹介したい。
「あなたは何のために恋愛しますか?」、あるいは「何のために恋愛をしていますか?」、または「あなたは何のために結婚しますか?」あるいは、「何のために結婚しましたか?」という質問に対して、あなたはどのように答えるだろうか?
その患者さんは、「自分自身を認めてもらうために・・・」「包容力で包み込んでもらうため・・・」というように答えていた。しかし、神経反射検査ではアンバランスな反応が示されていた。つまり、自己矛盾があるのでしっくりこない状態。
他に何かしっくりくる回答は無いかどうかを尋ねてみると、患者さんから助言を求められたので、あえて感想と意見を言わせてもらった。
「『恋愛』や『結婚』によって何かを『得たい』というように聞こえましたがどうですか?」
その感想にすぐに気付かれたようで、笑いながら、
「そうですね・・・『得る』ものばかりを求めていますね・・・」
恐らく、お互いに「得る」ことばかりを期待して、恋愛や結婚をすると、その期待に反してしまえば恐らくうまくいかないだろう。また、最初はその期待に相手が答えてくれたとしても、そのことに慣れてしまうと、そのことが当たり前になってしまい、「有難い」とか「感謝」ということを忘れてしまうのが人間の弱点でもある。
また、最初は相手に満足してもらうために、お互いに相手の期待の沿うような行動をとる傾向にあるが、「得る」ことばかりが優先し過ぎると、損得勘定がうまくかみ合わなくなり関係性が悪くなるとう例も少なくはないだろう。
恋愛や結婚の基本は、何かを互いに「与え合う」いうことが前提条件にないと、互いが何かを「得る」ということばかりが優先し過ぎると破綻してしまうだろう。
恋愛や結婚が末永くうまくいく例は、見返りを求めず、互いに「与え合う」ことに喜びを感じられるカップルではないだろうか?
「与える」ということは、モノやお金がなくても、言葉や笑顔でも与えることができる誰にでもできる行為である。
その患者さんは笑いながら、「マザーテレサ」のようにならなくてはならないですね・・・といっていたが、マザーテレサにとって「与えること」自体が最大の喜びだと思う。
人間は、本来、「与えること」に喜びを感じる生き物である。そして、その「与えること」で直接相手から「見返りを得る」というスイッチではなく、自分が活かされるという「天からの見返りを得る」というようなスイッチを入れることで、好循環を生み出すことができるのではなかろうか?
「無償の愛」という言葉があるが、無償とまで言わなくても、与え続けることで天からの見返りは、求めてもいいような気がする・・・
「無償の愛」ということに、軸足を置いて生きていくことの方が、楽に、豊かに生きていけるということが、頭では理解できても実際にどのような行動をすればよいのだろうかとうことは、それぞれに異なるだろう。
まずは、いつもそばにいる身近な人から与える習慣を身につけていくことが大切だろう。

院長プロフィール

保井 志之
(やすい ゆきのぶ)D.C.
米国政府公認ドクターオブ
カイロプラクティック

心身のバランスの調和が健康につながります。困った症状があるときは、お気軽にご相談ください。

絵本

アクティベータ絵本

ボディー&マインド絵本

ニューロパターンセラピー
ガイドブック

アクセス・地図

092-761-0081

住所

〒810-0001
福岡市中央区天神3丁目3-6 天神サンビル7F

◎天神地下街 西1出口より 徒歩1分
◎昭和通り『天神3丁目』バス停前
◎地下鉄『天神』駅より 徒歩4分

受付時間について

受付時間

午前 09001230
午後 14:301900
土曜・祝日は17:00まで
・水曜は12:30まで

セミナー開催などで、臨時にお休みさせていただくことがございます。詳しくはカレンダーやお電話でご確認ください。

092-761-0081