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コーチング領域の改善例

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バドミントン

「お陰様で全国大会で優勝しました」2010.11.27

先週末に行われた全日本シニアバトミントン大会の45歳以上の女子シングルスの部に出場。準優勝されたとのことで、わざわざ賞状とメダルを持ってきていただき、一緒に写真も撮らせていただいた。
大会前に来院されたときに、膝と腰痛の治療と、試合に対するコーチングを受けられた。その時に気づかれたことが良かったようで、とても喜んでいただいた。
一般的に本番の試合となると、普段の練習の時よりも緊張する傾向がある。多くの場合、メンタル的に「勝ち」を意識し過ぎて、身体に緊張が生じ、バランスが悪くなり、自分の実力が発揮できなることが多い。
勝負の世界で「勝つ」という意識は当然の意識であるが、その意識の持ち方次第で、心身のパターンに影響を与え、本来の実力が発揮できなることも少なくはない。
前回の検査でも接戦になった時に「勝ちに行く」というスイッチが入って、そのスイッチが緊張につながることに気づかれていた。
試合に対する心構えで、勝ちを意識して試合に臨むと「緊張パターン」になるので、それ以外にどのような意識付けが身体をリラックス状態になるかを検査してみた。
最初にイメージされたのは「試合を楽しむ」とのことだったが、それは自分には合わないらしく、検査では「緊張パターン」になっていた。次のイメージによる検査では「リラックスパターン」になっていたので、どんなイメージでしたかと尋ねると「チャレンジするような・・・」、つまり、「挑戦者」として試合に臨むイメージだったのとこと。
この「挑戦者」というイメージは、比較的「リラックスパターン」になりやすい選手が多いようだ。特に優勝したり、周囲から勝って当然と思われたり選手するような対戦では、「守り」の潜在意識が働いて、「挑戦者」という初心に戻ることが難しくなるようだ。
前回のコーチングワークでは、試合に対するメンタルパターンの気づきが深かったようで、今回のような全国大会では、観客も多く、プレッシャーを受けやすい傾向になる。しかし、今回の大会ではメンタル的な影響はほとんどなく、実力を発揮された様子だった。
今後、バトミントン選手、指導者、母親、妻など様々な役割をバランスよく保ちながら、今回の気づきを活かされて、様々な分野で活躍されているように思う。
喜びを分けていただきありがとうございます。スタッフ一同で喜んでいます。

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「肯定的パターンを未来につなげる」2010.8.21

先日、夏休みで帰省したバトミントンで活躍している高校生の患者さんを診させていただいた。

ニューロパターンセラピーで「緊張パターン」を診させていただくと、いつくかのパターン反応がでていた。その中でも興味深かった反応は、試合中でスマッシュが決まった際の「掛け声」での反応だ。
通常、このような肯定的な「気合い」が身体に影響を及ぼすような「緊張パターン」になるとは思いもよらないが、脳には学習記憶されている反応を示す。
これは、肯定的な声でもあるので、それを抑えるというのも難しい。ではどのようにすれば身体き影響をしないようなパターンに変えることができるかを考えた。
少しそのパターンを深く調べてみると、その掛け声が未来につながっていないというパターが分かったので、掛け声を未来につなげるようにイメージしてもらうと「緊張パターン」反応がなくなった。
この気づきはとても新鮮だったのでとても興味深かった。

サッカー

「サッカー少年へのコーチングケア」2010.9.2

少年サッカークラブで活躍していた男の子が、やる気が無くなったとのことで来院。

原因を尋ねてみると、試合中に監督からある指示(命令)を受けたことがきっかけだったとのこと。
監督との信頼関係も低くなっているようで、このままサッカーを継続していく気力もない様子。
気力がなくなる原因パターンの質問をしていくと、監督を100%信頼しないといけない。監督の指示通りに行動しないといけない。でも監督の指示には納得ができない。などの矛盾が絡んでいた。
監督から納得のいかない指示を受けたことが、今回の引き金になった様子だが、以前から自分の考える理想のサッカーと監督の考えるサッカーに矛盾があった様子。誠実さを感じさせる素直な少年なので、監督の指示には逆らえないということに悩んでいたようだ。
そこで、「サッカーをこれからも続けるために、100%監督を信頼しなければサッカーが継続できないのですか?」という質問をすると、
「いや、そうではない。」という。
「では、何パーセントぐらい監督さんを信頼すれば、サッカーを今まで通り続けられますか?」と質問すると。
「50%位・・・」とう答えが返ってきた。
「監督を50%信頼するようにすれば、のびのびとサッカーができるようになりますか?」と尋ねると、
何かすっきりした感じで、「・・・できる。」という。
その他にも、将来のことや勉強にことも絡んでおり、コーチング的にプラスのパターンへと導いた。
その後、3週間後に来院され、前回の施術からは、調子が良くなり、試合でも活躍できたとのことだった。
このような、悪循環のパターンを繰り返して、自分の実力が発揮できなくなっている子供たちは多いだろう。
このような場合、単に、指導者の価値観で、「・・・しなさい。」とうい指導や指示だけでは解決しない。
子ども自身が持っている価値観を大切にしながら、自分でその抜け道を見つけ出すように、今まで考えたことのない思考を引き出す価値ある「質問」をしてあげることが大切である。
「答えはすべて子供自身が持っており、指導者の答えを与えるのではない」という基本姿勢が大切だろう。
しかし、低学年では、答えを与えることが必要な場合もある。その場合はいくつかの答えの中から、自分で考えて選択させるということもが大切だろう。
何かうまくいかなければ、未知なる領域に「質問」をして、今まで使っていない脳を活性化させ、新たな答えを導き出す。これがコーチングの基本である。

バレエ

「バレエ少女の足の痛みの本当の原因 その3」2009.4.13

5日目の来院で、前回に引き続いて症状はないとのこと。明日に予定されている合同練習にどうしても参加したいとのことで、その練習に参加することを前提に検査をする。
前回のバーレッスンやフロアーレッスンでの場面での検査では反応が消失。また、聴覚刺激反応のお友達の声をイメージングしても反応が示さなくなっていた。
指導者が指導する声にも反応が示されていたが、自分が注意されるのではなく、二人で踊る場面の相手が注意されることで「緊張パターン」が示された。
そのような状況で「リラックスパターン」に切り開けるのは難しい様子だったが、「自分がリードして上げるから大丈夫」という感じ方でプラスに切り替わった。
他に「緊張パターン」がないかどうかを調べてみると、最初の幕があがるときの静止のつま先立ち姿勢で反応が示された。他の人は動いているが、主役の二人はつま先立ち姿勢で静止状態でなければならないとのこと。
どこの意識を置いていますか?と尋ねるとお腹に意識を置いているとのこと。その意識のパターンでは身体が「緊張パターン」を示すので、天から頭が糸で引っ張られているようなイメージをしてもらうと「リラックスパターン」を示したので、そのパターンで切り換えた。
最初の痛みの原因となる「緊張パターン」がかなり明確になってきたので、パフォーマンスもかなり向上するだろう。

「バレエ少女の足の痛みの本当の原因 その2」2009.4.11

前回の「緊張パターン」を再検査すると、全て陰性反応を示す。今度は、最初に踵が痛くなった原因を検査。
片足立ちやジャンプなどの動作をイメージングしてもらうと、聴覚刺激(お友達の声)と連動して緊張パターンを示した。
また、公演の当日のイメージングをしてもらうと人に見られるという「視覚情報」でも「緊張パターン」を示していた。バレエを始めて8年以上経過しているとのことだが、知らず知らずのうちに緊張させる学習が脳にプログラム化されている様子だった。
さらに、「頑張らなければ・・・」「うまく合わせなければ・・・」などの「ねばならないパターン」で身体が「緊張パターン」に学習されていた。おそらくこのような「緊張パターン」が最初の痛みの原因だろう。
このように本質的な原因を早期に改善しなければ、二次的な条件づけが加わり、悪循環を繰り返してさらに症状を長引かせることになるだろう。
二日後の4回目の来院日、症状を尋ねると、痛みはもうないとのことだったが、前回の「緊張パターン」を検査すると、やはり、前回で示されたお友達の声を聴覚の過敏反応が示されている。
この「緊張パターン」反応を解消しなければ、現在は痛くなくても、練習に戻れば痛みがぶり返す恐れがある。
そのお友達のことを尋ねてみると仲が良いお友達らしく、技術面のことでアドバイスしてくれるらしい。
他のお友達から同じようなアドバイスを受けているとのことなので、他のお友達の声のイメージングをしてもらうと、反応を示さない。同じアドバイスの声でも反応を示す声と示さない声があるのには何か原因がありそうだ。
しかし、本人にはその原因が自覚できていないとのこと。もう少し、そのお友達のことを尋ねてみると、反応を示さないお友達は、ご本人よりもバレーがうまいとのことで、反応を示すお友達は、自分と同じぐらいのレベルのうまさらしい。
潜在的にライバル意識があるのかもしれないが、本人はそのようなことは感じてないとのことなので、とりあえず、そのお友達の声を聞きながら緊張状態を再現してもらい、パターンアジャストメントで調整した。
その後、さらにバーレッスンやフロアーレッスンの場面を想像してもらうと、どちらも反応を示す。ニューロパターンの検査では、聴覚刺激で、自分の内なる声に過敏になっていた。
練習中に心の中で何か自分に言い聞かせるようなことはないかを尋ねてみると、よく分らないとのこと。そばでの見ていたお母さまが何か気付いたらしく、尋ねてみると、X脚ぎみなので、お腹を上げないといけないと指導され、いつもそういう意識があるらしい。
そのことをイメージングしてもらうと、「緊張パターン」を示す。指導者の方はうまくなるように指導してくれているのだが、その技術的な言葉のいわゆる「暗示効果」が、身体部分に意識が集中するようになり、全体としてのバランス感覚が「緊張パターン」にプログラム化されている様子だった。
このようなケースはニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)の臨床現場では珍しいことではない。ある程度のレベルに達したアスリートに陥り易い「緊張パターン」のケースである。
テクニカル的な指導は大切なことではあるが、マインドが機械的に身体の解剖学的な部分に集中させるようにプログラム化されると、全体としてのバランスが損なわれる傾向にある。
保井:ちょっと質問させてもらってもいいですか?Aさんは何のためにバレーをしていますか?
患者様:・・・・自分のために
保井:自分の何のために
患者様:・・・・・・・
保井:だいたい喜びとか、感動とかのためにやっている人が多いようですが、どうですか?
患者さんは大きくうなずかれた。
スポーツだけではなく、習い事などは、最初は喜びのために、自分がしたくて好きではじめたはずなのだが、だんだんとねばならない(must)的な義務感などへのパターンに転化してしまい、脳に緊張パターンを作ってしまう傾向は少なくはない。
~ねばならない(must)的な思考パターンを本来の自分らしい、自分が~したい(want)という思考パターンのイメージングに切り替えてもらいパターンアジャストメントを行うと、先ほどのバーレッスンやフロアーレッスンでの反応は消失した。
そして、ジャンプをしてもらっても足の痛みは感じなくなった。つづく

「バレエ少女の足の痛みの本当の原因 その1」2009.4.10

中学2年生のバレエを習っている少女のお母さまから、バレエの練習で右足がだんだんと痛くなり、整形外科でレントゲン診断を受け、特に骨の異常はない様子だが、痛みがあるので安静にしましょうということで、シーネ固定してもらったとのことで来院。
日常生活で動かすには痛みはないがつま先立ちをすると痛みがあるという。痛みのある踵骨の外側部を軽く圧すると痛みが強い様子。
アクティベータメソッドにて全体のバランスを検査して矯正すると、特に右の踵に関連する関節に神経機能異常障害の反応が多く示された。治療後には全体的なバランスは取れたようだが、踵の圧痛には変化がない様子だった。
一か月後にあるバレエの公演にはどうしても出なければならないとのこと。しかし、整形外科の先生の診断では、一週間位シーネ固定をして、一か月間安静となると、バレエの公演には参加できないことになる。恐らく、シーネ固定をしたままにすると、脳が足関節固定の学習をしてしまい、筋肉の柔軟性を損ないかねない。
公演までにはどうしても治したいとのことなので、後は患者様の判断に任せて固定を外してもらうことにした。
2回目の施術ではニューロパターンセラピー(心身条件反射療法)にて、圧痛の原因を深く掘り下げてみた。すると、聴覚情報で脳・神経系の過敏反応を示す。家族や友人などを検査しても反応を示さなかった。誰の声に脳が過敏反応を示しているのかしばらく分からなかったが、最初に診察を受けた病院の先生の声を思い浮かべてもらうと反応を示した。
保井:先生の声のイメージで反応を示すようですが、先生は足を触りながら何か言っていませんでしたか?覚えている言葉を適当にイメージしてみてください」
患者様:・・・・・
保井:今のイメージで反応を示しますが、どんな言葉でしたか?
患者様「一週間は休みなさい(安静にしない)・・・」
保井:「なるほど、恐らく一週間安静にしなければならないというネガティブな「暗示」の言葉とこの部位を圧してもらっている感覚が連動して脳に学習、記憶されているようですね・・・」
「そのネガティブな学習・記憶を修正するために、作り話でいいですから、その先生が足を圧しながらすぐに治りますよ・・・などといったようなことにしてくれますか・・・」
患者様:「ハイ・・・・・」
保井:「そのイメージングで「緊張パターン」の反応が示されなくなりますから、そのイメージングで調整(パターンアジャストメント)しますね・・・
その後、圧痛がかなり軽減した様子。患者様も不思議な様子でそばで見ていたお母さまも驚かれていた。その後、さらにつま先立ちをして症状を確認してもらうと、まだ痛みがあるとのこと。原因を調べてみると、先の先生の他の言葉が、他にも条件づけされている様子。
保井:「その先生の言葉で、他に何か気になった言葉はないですか・・・もしあったら、適当に考えてみてください・・」
患者様:「?・・・・」
保井:「今のイメージングで反応を示しているようですが、どんな言葉でした?」
患者様:「一ヶ月間ぐらいは使わない方がいい・・・・」
保井:「なるほど。それでは、さっきの要領で、その先生をご自分の心地よい言葉に変えてみてください。たとえば、すぐに稽古に復帰できるから大丈夫だとか・・・」
患者様:「ハイ・・・・」
保井:「いいですね。そのイメージングで「緊張パターン」の反応がなくなりますから、それで切り替えますね・・・・」
その治療後、つま先立ちをしてもらっても痛みがなくなる。
ご本人は治る可能性を感じてきたようだった。
明日また続けて来てもらうようにした・・・つづく

その他

「痩せたいのに痩せられない。なぜ?なぜ?なぜ?」2010.10.25

最食事制限、運動、様々なことにチャレンジしても痩せない・・・それはなぜだろうか?
多くの人は、自分の意識を自分でコントロールできているかのように思いがちだが、脳科学的に云うと、私たちの行動や思考パターンは無意識の自分にほとんどコントロールされているという。
30年以上前に、ハーバード大卒の教育者でテニスの専門家のティモシー・ガルウェイが、「インナーゲーム」という「二人の自分」という視点にたったコーチング技法を生み出した。
インナーゲームは、自分自身の自分(自我)と、自身(肉体、本能)の存在を認め、受け入れることからスタートする。
そして、自我の部分をセルフ1、本能の部分をセルフ2と名付けた。これは、スポーツ選手の心身のメカニズムを上手に説明しいる。
ティモシー・ガルウェイの言葉をかりて、脳科学的に意識と無意識の分類をすると、大脳皮質領域の意識、理性レベルの脳をセルフ1、そして、大脳辺縁系や脳幹領域の無意識、感性レベルの脳をセルフ2として表現できるだろう。
スポーツのパフォーマンスに限らず、健康やビジネスの世界においても、このセルフ1とセルフ2の存在認め、そして、それらを受け入れることは、心身のバランスを保つ上でとても重要になる。
これは、もう一人の存在、すなわち本能的に感じているセルフ2の存在を認めることが前提で話を進めなくてはならない。
もしも、意識の自分、理性的な自分であるセルフ1と、無意識の自分、本能的な自分であるセルフ2の二人の自分の存在を認め、信じることができなければ、この深い話は理解し難いだろう。
さて、先ほどの「なぜ、痩せないのか?」という本題に話しを戻そう。ここでは、表面的なダイエット方法ではなく、深層心理的に考えて、もう一人の自分(セルフ2)の何が制限させているのだろうか?というところから紐解く必要があるだろう。
このような事例で、関連しやすい情動としては、「信念」などが関連しいることも少なくはない。
「信念」とは、親、メンター、本などの教義的な教えなどから、自分が正しいと信じているような内容で、それがあたかも真理であるかのように思いこんでいる場合が多いようだ。
今回、ダイエットで悩んでおられた患者さんの事例をご紹介させていただく。それは、表面的なものではなく、奥深い「信念」に関係するような思い込み的内容だった。
簡単に言うと、現在の太っている「本音的な気が楽な自分」から、過去の痩せていた「建て前的な自分」へ戻ることに抵抗を感じているセルフ2がいるということ。
さらに、痩せている自分に戻ってしまうと、現在の心地よい気楽な友人関係も失うような錯覚をしていたということだった。
痩せていた時の友人関係を振り返ると、太っていた時の友人関係よりも少し無理をしていた自分が見えてきたらしく、少し太っている自分の方が、無理なくありのままの自分をだしているとのことで、痩せていた時の自分に戻ることで、太っている今の自分のアイデンティティ的なものを失うような錯覚をしているということが明確になった。
痩せることで、自分の容姿が変わり、服装も変わる。そして、本来は、性格までも変える必要がないのに、セルフ2はそれを恐れているのかもしれない。
そのようなことが分かった後は、色々な意味で自分を守ってくれているセルフ2に感謝することが大切だ。
解決策は、そのことをしっかりと認識した後からでも湧き上がってくるだろう。
これは、ほんの一例であるが、痩せたいけども痩せられないという原因が、このような奥深い深層心理に隠れていることも少なくはないだろう。

「隠れた自虐によるアンバランスパターン」 2010.10.21

最近、感情チャートを取り入れて、客観的に検査を行っていると、「自虐」というキーワードで反応を示す患者さんが、案外多いということが見えてきました。そして、その「自虐」のパターンをしっかりと認識することで、症状の改善や人間関係もうまくいくという効果が得られています。
今まで施術させていただいた患者さんの中で、この「自虐」のパターンが根底にあったからこそ、身体的のみならず、メンタル的な症状の改善が長引いたのだという因果的関係性の線と線が繋がったように感じています。
「自虐」という意味を辞書で調べてみると、「自分で自分を痛めつけること」と説明されています。自虐は、大きく分けると肉体的な自虐と精神的な自虐に分けることができると思います。
肉体的な自虐の最終的な行為は自殺かもしれません。その手前の段階では、リストカットなどの自殺行為も肉体への自虐的行為でしょう。このような行為は分かりやすい自虐ですが、メンタル的な自虐パターンは、自分自身では認識し難いところがあり、よくよく自分の思考パターンを客観的に振り返ってみると、なるほど、そのような一面はあるというような認識に繋がります。
このメンタル的な自虐の思考パターンは、潜在的であるがゆえに、自己矛盾が生じやすいという特長があります。また、「自虐」は、「反省」に類似したところがあり、自己反省が過ぎてしまって、自己を批判することから自己を責めることへと進展して自虐的になるというパターンもあるようです。
この自虐のパターンを認識すると、メンタル的にも肉体的にも楽になるのに、この楽になること自体を自虐のパターンが嫌うので厄介なのです。
「自虐」とは、料理に例えるならば、スパイスのようなもので、スパイス(刺激)のない味付けに満足できないのと同じで、危険を冒しても挑戦する冒険家達は、その人生のスパイス(自虐)を求めて、挑戦しているのかもしれません。
潜在的な「自虐」のパターンの例でこんな例がありました。Aさんは、いつも連絡事項の返事の約束を守らない友人との関係に、いつもイライラ感を募らせていました。
Aさんは、連絡事項などの約束事は、きっちりするタイプで、他人にもそのことを要求してしまい、相手にその行動が伴わないと、気持ちをコントロールしようと思いながらも、ついイライラしてしまいます。
そのような友人との関係を断ち切れば楽になるし、断ち切ったからといって、失うものはそれほど大きなものではないのに、なぜかそのような友人との交際を継続してしまう自分がいるとのことです。相手から連絡が来ないと、自分の存在価値がないのではないかとネガティブに考えてしまう自分もいるようです。
自分がなぜイライラしているのか、その背景は理解していましたが、なぜか同じパターンを繰り返していました。なぜ、そのパターンを繰り返すのかというテーマで、原因を調べてみると、この繰り返されるパターンの奥に、「自虐」が隠れていたようです。
このような潜在的な自虐は認識し難い面もあります。一般的にイライラ感の原因は、他者にあると決めつけてしまう傾向にありますが、「実は、自分自身が、人生のスパイスを求めているため、あえて自分をイライラする立場や非難される環境に置いている」ということを今までの自分の行動パターンや思考パターンに照らし合わせて、客観的に認識すると、症状やメンタル面への影響はかなり少なくなってくるようです。
この「自虐」のパターンは、自分自身の大切な個性であるため、それを無くしてしまうと、幸福感も薄れてしまう恐れもあり、人生の程よいスパイスになっているようです。よって、「自虐」自体を無くしたり、変えたりすることには、かなりの抵抗があるので、せめて身体やメンタル面がアンバランスにならないように、奥にいるもう一人の自分が、好んで自虐的環境を求めているということを認めてあげることが大切なのかもしれません。

「ピーク型(短期的)緊張パターンから波型(長期的)リラックスパターンへ」 2010.9.7

最近、肯定的感情が絡んだ「緊張パターン」を検査するようになってから、「喜び」、「高揚」、「楽しみ」、「愛情」、「安心」、「安全」、「自由」などの感情が高まり過ぎて、身体やメンタル面の症状に影響を及ぼしている患者さんを診ることができるようになりました。感情チャートによる診方の幅が広がったことで、治療効果もさらに上がったように感じます。
一般的に、ネガティブな感情が「ストレス」になるという常識がありますが、たとえ肯定的な感情であっても自律神経系の交感神経系や副交感神経系がアンバランス状態になり、身体に影響を及ぼす「ストレス」になるという事実がよく分かってきました。
では、ストレスの原因となる「緊張パターン」を「リラックスパターン」に切り替えるにはどのようにすればよいのでしょうか?当初は、その肯定的な感情を八分目ぐらいに抑えるという感じ方で施術を行っていました。その手法でも症状の改善は得られますが、肯定的な感情を下げるということ自体が不自然な感じで、違和感がある患者さんもいましたので、何かよい方法はないかと試行錯誤し、何度も検証を重ねてきました。
そして、その結果から理想的なパターンが見えてきました。それは、ピーク型(短期的)緊張パターンから波型(長期的)リラックスパターンへと切り替える手法です。例えば、肯定的感情のキーワードである「楽しみ」で反応が示された場合、一時的に感情が高まり過ぎている場合が多いようです。
その場合、長期的にその「楽しみ」が、山あり谷ありのように繰り返されるイメージに切り替えてもらいます。すると、原因パターンとなる肯定的感情を抑えたり、下げたりせずに、「緊張パターン」を「リラックスパターン」へと切り替えることができるということが分かってきました。
やはり、何事も、機械的な直線型、一点集中型ではなく、有機的な波型、循環型の思考パターンの方が脳にとっては受け入れやすく、健全なバランスパターンを創りやすいようです。
論語の中の有名な言葉で、「過ぎたるは及ばざるが如し」という箇所がありますが、喜び過ぎて、短期、集中型でハイテンションになり過ぎると、たとえ肯定的な感情であっても、身体バランスを損ねる原因になるということが、ニューロパターンセラピーの臨床現場では良く分かります。
この「過ぎたるは及ばざるが如し」は、様々な解釈があると思います。受け止め方によっては、意欲的に頑張り過ぎるのも良くないかのように聞こえるでしょう。だから、少しぐらいは手を抜いたほうが良いと、都合よく受け止められがちです。
実際に、意欲的に頑張り過ぎて、「緊張パターン」を示す患者さんも少なくはありません。その場合、頑張る度合いを下げるというよりも、「遊び」や「ゆとり」のある感覚に切り替えてもらうようにアドバイスさせてもらいます。例えば、普通の乗用車のハンドルと、レーシングカーのハンドルとでは、ハンドルの遊び部分の感覚がかなり異なります。
レーシングカーは、乗用車に比べて遊びの部分がほとんどありません。よって、少しのハンドル操作で大きな影響を与えます。もしも、レーシングカーで公道を長距離走ると、神経が過敏になり過ぎて疲れるのではないでしょうか?それに比べ、乗用車は遊びの部分が多く、多少のミスは修正できるので、長距離を走っていても、疲れにくいという効果があるでしょう。このように多少の遊び感覚を残した努力は、長期的にバランスを維持しやすいといえます。
「過ぎたるは及ばざるが如し」という意味は、努力することや、頑張る意欲をほどほどに下げるという意味ではなく、遊びの部分、ゆとりの部分を残しつつ、最大限に努力し、頑張るという意味のことではないでしょうか。
人は、生きている以上、自分の能力よりも少しハードルを高くして、挑戦し、努力し続けることに価値が生まれるのではないかと思います。人間という生き物は、「甘え」の構造が備えられており、油断をすると、「甘え」のパターンに入り、ぬるま湯につかった状態になり、頭も身体も使わなくなって、知らず知らずのうちに、不健康な状態に陥ってしまいがちです。
一時的なピーク型ではなく、循環的な波型で、遊び感覚を保ちながら、挑戦し続ける姿勢こそが、「過ぎたるは及ばざるが如し」をバランスよく実践することではないでしょうか?そして、そのバランス感覚こそが、メンタル的にも身体的にも健康を維持する最大の秘訣になるかもしれません。

「脳の交通整理ができずに集中力が低下」2009.10.13

仕事の肝心な時に頭が働かない、集中力が出ないという症状を訴えて来院。

エネルギーブロックの検査をしてみると頭と喉の部位にエネルギーブロックの反応が示される。
頭のブロックの原因パターンを心身条件反射療法(ニューロパターンセラピー)で検査を試みた。
まずは、頭がよく働いて、集中力がある理想の自分になっている状態を想像してもらい検査をすると身体は「緊張パターン」を示す。これは、頭では望んでいても身体はその状態に抵抗している反応。すなわち、顕在意識でその理想を望んでも、潜在意識では抵抗している状態。
そこで、潜在意識では何が抵抗しているのかを検査した。
すると、頭がよく働くようになると→重い仕事が来る→楽でいられなくなる→勉強などの努力しなければならない→成長しなくてはならない。というようなパターンが背後になった。
頭では成長したいと望みつつも、成長すると重い負担がのしかかるという錯覚が生じて、理想の状態にブレーキをかけていた。
その錯覚をニューロパターンアジャストメントで切り換えて、次に喉の周辺のエネルギーブロックの原因パターンを検査した。
喉のエネルギーブロックの原因パターンは、姿勢→デスクワーク→お客さんに質問されたらどうしようという不安→必ず答えなければならないとうい思い込み→組織内で一目置かれたいという評価→評価は自分の人生にとって大切なもの。というようなパターンが明確になった。
頭と喉のエネルギーブロックを総合的にみると、一人の自分は成長すると重い仕事が課せられて負担になるという自分、そして、もう一人の自分は組織内では評価を得たいという自分がぶつかり合っているということがみえてきた。
自分が成長しなければ評価を得られないのだが、そこに脳の錯覚が生じて悪循環を繰り返している様子。
脳の奥の方では、このような矛盾がうまく交通整理ができずに、停滞状態なっているのだろう。これでは、頭が働くなり、集中力がでないのもよくわかる。
恐らくこの交通渋滞(自己矛盾)がうまく整えば、本来の集中力も出てくるだろう。
とても優秀な方なので、このような錯覚でご自分の実力が発揮できなのは残念なことだと思う。
この錯覚を修正して、ご自分が望まれる自分になれることを期待したい。

「存在価値という緊張パターン」2009.9.8

ある患者さんで、後頭部あたりの「緊張パターン」の原因を検査してみると、「存在価値」というテーマにたどり着いた。
自分が「私がいなくても世界が回る、自分はいなくてもいいのではないか・・」という感じが「緊張パターン」になっている様子。
このようなテーマで「緊張パターン」になる患者さんは、世間一般的には比較的に大切な社会的ポジションで働いている方が多い。
しかし、ご本人にとっては、いてもなくてもいい存在だと感じている様子。
そこで、「存在価値のある人とは、具体的にどんな人のことですか。」と質問させていただくと。
「亡くなった時に多くの人に惜しまれるような人・・・・?」というような答えが返ってきた。
「例えば、有名人見たいな人ですか?」と、少し皮肉っぽく尋ねてみると・・
患者さんは「いえいえ、そんな有名人のような人でなくてもいいのですけれども・・・」
「存在価値という言葉は、難しい言葉ですが、存在価値という言葉を小学生レベルでも分かるような言葉に置き換えるとどんな表現になるでしょうか?」
「・・・・・」
「よく目立つ人気者の子供という感じかもしれませんね・・・」
そこで、患者さんに笑いがでてきて、何かに気付かれた様子。
「平たくいうと、私は目立ちたいんですよね・・・」(笑い)
そこで、「緊張パターン」が明確になった後でニューロパターンセラピーの施術で緊張がほぐれ、症状が改善した。
施術後、「今日の気づきは目から鱗でした。」と喜んでいただいた。
自分は、いてもいなくもいいのではないかと錯覚されている患者さんの傾向として、その背景には「存在価値」があり、その「存在価値」を平たく言えば、「もっと目立つ存在になりたい」、「注目されたい」という願望が背景にあることが多い。
「存在価値」という難しい言葉よりも、「目立ちたい自分がいる」という認識の方が分かり易く、シンプルに認識され易く、深刻にならなくていいようだ。
日本人の美徳として、控えめや謙虚さを大切にするという教育を受けているがゆえに、「あまり、目立ちたくない・・・」という意識も大切にしたいというケースが多く、潜在意識の「目立ちたい」という葛藤で、様々な「緊張パターン」が生じるケースも少なくはない。
そのようなケースで「リラックスパターン」を作るためには、「控えめな自分」と「目立ちたい自分」の両方を大切にすることが大切になる。

院長プロフィール

保井 志之
(やすい ゆきのぶ)D.C.
米国政府公認ドクターオブ
カイロプラクティック

心身のバランスの調和が健康につながります。困った症状があるときは、お気軽にご相談ください。

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ニューロパターンセラピー
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◎昭和通り『天神3丁目』バス停前
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